ほうれん草はお弁当おかずや常備菜など「作り置き」に便利な野菜ですが、ほうれん草の作り置きおかずは作ってからどのくらいの日数美味しく食べられるのでしょうか?今回は、
- ほうれん草の作り置きの日持ち
- ほうれん草の栄養と効果・効能
- ほうれん草の作り置きは腐るとどうなる?
- ほうれん草の作り置きの保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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ほうれん草の作り置きとは?
ほうれん草とはどんな野菜?
ほうれん草の原産地は中央アジア〜西アジアの地域やカスピ海南西部と言われています。日本には江戸時代に東洋種が伝来しました。
その後、江戸時代後期には西洋種も伝来しましたが、アクが強くあまり美味しくないため普及しませんでした。現在では世界のほうれん草の90%が中国で生産されています。
ほうれん草の作り置きには何がある?
“ほうれん草の作り置き”は、「ほうれん草の胡麻和え」や「ほうれん草のおひたし」「ほうれん草のナムル」などが定番で、お弁当のおかずや常備菜として重宝します。
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ほうれん草の栄養と効果
栄養
ほうれん草には、鉄分・βカロテン・ビタミンB2・ビタミンC・ビタミンKなど栄養成分がバランスよく豊富に含まれています。
- 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
- β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。
- ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
効果・効能
ほうれん草に含まれる栄養成分により、このような効果を期待することができます。
- 貧血予防
- 美肌効果
- アンチエイジング効果
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ほうれん草の作り置きの日持ち
ほうれん草の作り置きの日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 冷蔵保存…約2日
- 冷凍保存…約1週間
ほうれん草の作り置きは、冷蔵で約2日、冷凍で約1ヶ月日持ちします。常温保存は傷みやすいのでNGです。冷凍しておくとお弁当のおかずや、調理時間がない時の常備菜としても重宝します。
調味料を加えているため、茹でたほうれん草よリは日持ちしません。3日以上冷蔵庫に入れたままにすると腐ることもあるので注意しましょう。
ほうれん草の作り置きは腐るとどうなる?
ほうれん草の作り置きは腐るとどうなるのでしょうか?作り置きとして冷蔵保存していると、腐ってしまうこともあります。腐ったほうれん草の作り置きの特徴を確認してみましょう。
- 水気が出てべちゃっとする
- 糸を引いている
- ほうれん草が黒っぽく変色する
- 腐敗臭や酸っぱい臭いがする
ほうれん草の作り置きは、冷蔵保存していても3日以上経つとこのような状態になることがあります。味をつけた野菜からは水分が出やすく、その水分が腐敗の原因となります。すぐに消費しない時は、作ってすぐ冷凍するのがオススメです。
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ほうれん草の作り置きを長持ちさせる保存方法
ほうれん草の作り置きの保存方法は、冷蔵・冷凍それぞれ下記になります。常温保存だとすぐに傷んでしまうので、冷蔵か冷凍で保存しましょう。
冷蔵保存
ほうれん草の作り置きは、冷蔵保存で2日ほど日持ちします。できるだけ状態よく保存する際のポイントはこちらです。
- ほうれん草を加熱した後、ペーパーでしっかり水気を切る
- 乾燥しないようラップをかけたり密閉できる容器に入れる
- ほうれん草を取り出す時は清潔で乾いた箸を使う
作る時のポイントとして、「ほうれん草の水分をしっかり切る」のが重要となります。水気は腐敗の原因となる他、味が薄くなってしまうのでキッチンペーパーなどでしっかり水気を切りましょう。
また、冷蔵庫内は乾燥しやすいので、密閉できる容器に入れたりラップをかけて乾燥対策をしましょう。
冷凍保存
ほうれん草の作り置きは、冷凍することで約1ヶ月日持ちします。小分けにしておけばそのままお弁当に入れることができるので、非常にベ便利です。
- 小分けにしてラップに包む
- 密閉袋に入れて冷凍庫へ入れる
冷凍保存も乾燥しないようラップで包むのが吉です。お弁当用のカップに入れた場合は、まとめて密閉できるタッパーなどに入れましょう。
解凍方法
冷凍したほうれん草の作り置きは、自然解凍か電子レンジの解凍機能で解凍します。
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まとめ
この記事をまとめると
- ほうれん草の作り置きの日持ち日数は、冷蔵:約2日
- 冷凍:約1ヶ月
- 長持ちさせるコツは、ほうれん草の水気をしっかり切ること!
ほうれん草の作り置きは常備菜として非常に重宝するので、ぜひ作り置きの一品に加えてみてくださいね。
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