かぼすは柑橘類の一つですが、どのくらい日持ちするか知っていますか?常温・冷蔵・冷凍それぞれの日持ちについて着目しました。今回は、
- かぼすの日持ち
- かぼすの栄養と効果・効能
- かぼすは腐るとどうなる?
- かぼすの保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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かぼすとは?
かぼすの原産地はヒマラヤ地方とされ、柚子の枝変わりとして生まれたと言われています。かぼすと良くにた「すだち」は日本が原産ですが、かぼすは外国産なのです。日本には江戸時代初期に中国から伝来し、医療用として用いられていました。
かぼすの栄養と効果
栄養
かぼすにはビタミンCがあり、クエン酸やグリコール酸・リンゴ酸など酸味ある成分も豊富に含んでいます。果肉を食べることは少なく、爽やかで酸っぱい果汁が料理に用いられます。
- ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
- クエン酸:クエン酸は人間のエネルギー代謝でクエン酸が作られる過程があります。そのため、エネルギーを作り出す材料になり、疲労解消効果があります。血流を改善させ、冷え性の解消効果や体の不調の原因になる体のHpを戻す働きも持っている栄養素です。
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効果・効能
かぼすは疲労時の回復を高め、免疫力をアップさせてくれます。肌荒れ対策や風邪予防にも効果的です。
- 老化の抑制
- 美肌効果
- 疲労回復
かぼすの日持ちはどのくらい?
かぼすの日持ち日数の目安は、常温・冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 常温保存…約2週間
- 冷蔵保存…約1ヶ月
- 冷凍保存…約3ヶ月
かぼすは常温保存でも2週間ほど日持ちさせることができます。皮が厚めですが、乾燥に気をつけることで長期保存させることができますよ。更に長期保存したい場合は冷凍保存もオススメです。
かぼすは腐るとどうなる?
かぼすは腐るとどうなるのでしょうか?腐ったかぼすの特徴・まだ食べられるかぼすの特徴を、それぞれ確認してみましょう。
- 皮の表面が白く変色している
- 果肉がどろどろ溶けている
- 皮や果肉がぶよぶよ柔らかい
- 腐敗臭がする
- 汁気が出て水っぽい
かぼすの皮は濃い緑色をしていますが、傷み始めると 皮の表面が白く変色 していきます。そして皮や果肉を触ると ぶよぶよと柔らかい感触 なり、更に腐敗が進むと 果肉がどろど溶ける こともあります。
また、 汁気が出て水っぽくなったり、腐敗臭がする ようになります。
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まだ食べられるかぼすの見分け方
かぼすが腐っているのかどうなのか、わかりにくいかぼすを見分けるポイントを見てみましょう。
❶ 乾燥して皮がカチカチになっている
❷ 使いかけの断面が変色している
❸ 萎んで小さくなっている
❹ 皮が黄色く変色している
かぼすは乾燥に弱いので、 時間が経つと皮がしわしわになり固く なっていきます。カチカチになっていきますが、臭いやカビなどがなければ果肉はまだ使えることが多いです。この場合は皮は使わず、果汁だけ絞って使いましょう。乾燥して小さく縮んでいる場合も同じです。
また、使いかけのかぼすの断面が変色することがありますが、その部分だけカットすれば使えることもあります。腐敗が進んでいなければ問題ありません◎
皮が黄色く変色することもありますが、これはかぼすが熟したことによるものです。風味は多少変わりますが問題なく食べることができますよ。
かぼすが腐る原因
かぼすが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。
❶ 乾燥した場所で保存している
❷ 長期間保存し過ぎている
❸断面をラップなどで覆っていない
かぼすは乾燥した場所で保存していると、皮からどんどん乾燥が始まり固くなっていきます。常温で2週間ほど保存がききますが、それ以上置いておくと腐敗が始まりますよ。
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かぼすの保存方法
かぼすの常温保存・冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。
常温保存
かぼすを常温保存する際は、乾燥から守るために紙に包むと良いです◎特に冬場は乾燥しやすいので、むき出しで置いておくと乾いて萎んでしまうので注意です。
冷蔵保存
冷蔵する場合も紙に包み、更に密閉袋に入れるとより長持ちします。使いかけのかぼすは断面にぴったりラップをかけ、2〜3日で使いきりましょう。
冷凍保存
かぼすを冷凍する場合もラップ+密閉袋の方法で冷凍しましょう。使う時は自然解凍で時間をかけて解凍します。
まとめ
この記事をまとめると
- かぼすの日持ち日数は、常温:約2週間
- 冷蔵:約1ヶ月
- 冷凍:約3ヶ月
- かぼすは常温でも保存できるが乾燥に注意して!
かぼすは魚料理との相性が良いほか、ジュースやスイーツなどに果汁として加えても美味しい果実です。長く日持ちするので、いろいろな料理にアレンジしてみてくださいね。
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