もずくは健康に良い海藻類の一つですが、冷蔵・冷凍それぞれの日持ち日数を知っていますか?長期保存したい時は、冷凍することもできるんです。今回は、
- もずくの日持ち
- もずくの栄養と効果・効能
- もずくは腐るとどうなる?
- もずくの保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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もずくとは?
英名 | Mozuku |
別名・和名 | 水雲 |
エネルギー(100gあたり) | 4kcal |
糖質量(100gあたり)
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0g |
もずくは、熱帯から温帯の温かく浅い海に生息している海藻の仲間です。糸状で他の海藻にも付着することから「藻付く」と言われたことが「もずく」という名前の由来です。
生の状態では褐色をしているもずくですが、加熱するとワカメのように緑色に変化します。日本で消費されているもずくの95%以上が沖縄県産となっています。
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もずくの栄養と効果
栄養
もずくはよく「もずく酢」として販売されていますが、もずくは高栄養でとにかく体に良い食材です。海中で太陽光を浴びながら育つためミネラル類が豊富で、肌をツヤツヤにしてくれます。
- フコイダン:フコイダンは、褐藻類に含まれる多糖類で、海藻の中でもぬめりがある成分です。このぬめりは、海藻が傷をついた時の怪我や身を守るための防御成分です。免疫力の向上や抗アレルギー作用、ウイルス・細菌の増殖予防と言った働きや胃粘膜の保護に向いている栄養素です。
- 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
- カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
- ナトリウム:ナトリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分保持に欠かせないミネラルです。人間の体内の水分を留める働きを持ち、普段は細胞外液に多く存在しています。ナトリウムとカリウムはセットで働き体内の水分調節とともに、老廃物の排出や栄養の取り込み、血圧に関わるミネラルです。
- リン:リンはカルシウムと結合し、リン酸化カルシウムとなり骨と歯の材料になります。そのため、カルシウムとセットで摂ることが大事です。また、細胞の遺伝子情報の核酸に不可欠なミネラルです。加えて三大栄養素から分解したエネルギーを蓄える最終形態ののアデノシン三リン酸の材料にも必要です。
- マグネシウム:マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。
効果・効能
もずくに含まれるミネラル類によって得られる効果はこちらです。美容に効果があるので必見です!
- 美肌効果
- アンチエイジング効果
- 抗アレルギー効果
- 風邪予防
- 胃腸の働きを整える
- 冷え性改善
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もずくの日持ち
もずくの日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 冷蔵保存…約3日
- 冷凍保存…約1ヶ月
もずくは生物なので常温保存はできません。冷蔵で3日ほど日持ちしますが、それ以上保存したい場合は冷凍保存も可能です◎
もずくは腐るとどうなる?
もずくは腐るとどうなるのでしょうか?腐ったもずくの特徴・まだ食べられるもずくの特徴を、それぞれ確認してみましょう。
- 黒っぽく・茶色く変色している
- ドロドロ溶けて柔らかくなっている
- ぬるぬるとヌメリが強い
- 生臭いにおいがする
もずくは本来、緑色と茶色の間くらいの色をしているのが通常ですが、傷み始めると 茶色や黒っぽく変色 していきます。そして徐々に どろどろと溶けてしまい、柔らかく なります。
また、 ぬるぬるとヌメリが強くなったり 、 生臭いにおい を発することもあります。
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もずくが腐る原因
もずくが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。
❶ 常温で保存してしまった
❷ 購入から数日経っている
❸ 見切り品を購入した
もずくはあまり日持ちしないので、購入してからすぐに消費するのがオススメです。安いからと言って見切り品を買うと、家庭で早めに消費しなければならなくなるので注意しましょう。
もずくの保存方法
もずくの冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。
冷蔵保存
もずくは傷みが早いので、賞味期限は3日ほどです。パックの中に入っている場合は、そのまま冷蔵庫に入れて保存します。パック詰め以外のもずくは、乾燥しないようにしっかりラップをしてください。
冷凍保存
すぐに使わない場合は、冷凍保存で約1ヶ月日持ちが可能です。パックを開封せずそのまま冷凍庫へ入れます。
解凍する際は自然解凍でOKです。味噌汁などの汁物に使う場合は、凍ったまま使えます◎
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まとめ
この記事をまとめると
- もずくの日持ち日数は、常温:NG!
- 冷蔵:約3日
- 冷凍:約1ヶ月
- もずくを3日以上保存したい場合は冷凍保存もOK!
もずくは生ものなので日持ちしない食材ですが、冷凍保存もできるのですぐに消費できない時は是非試してみてくださいね!
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