皆さんはミントと言うとどのようなイメージを思い浮かべますか?繁殖力が強い?いい匂いのする草?様々な考えが思いつくと思います。今回紹介するのはペニーロイヤルミントといい、少し特徴のあるミントです。あまりホームセンターなどで売っているのを見ることがないミントなのですが、このペニーロイヤルミントは使い方次第では毒にも薬にもなる面白い特性を持ったミントです。
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目次
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ミントには食べられない種類がある?
ペニーロイヤルミントとは
ペニーロイヤルミントとはヨーロッパや中央アジアを原産とする、シソ科ハッカ属のハーブです。ものすごい繁殖力を持っており、踏みつけなどのストレスにも非常に強いことからグランドカバーとして人気を集めているとのこと。ミントを育て始めたらあっという間に広がってしまい、お隣さんの家まで広がってしまった!というケースもありますので、安易に育て始めるのはちょっと危険です。
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ペニーロイヤルミントの毒成分、ミントとの違いは?
ペニーロイヤルミントのミントの方法は通常のミントの「カルボン」という成分ではなく、「dープレゴン」というもので毒性があると言われています。 ですので、他のミントの使い方のようなハーブティーや料理などの食用には向きません。
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ペニーロイヤルミント食べるとどうなる?
ペニーロイヤルミントを誤って食べてしまうと様々な症状をきたしてしまうという風に言われています。
<ペニーロイヤルミントを食べた時の症状>
- 嘔吐
- 発熱
- 頭痛
- 麻痺
- 子宮収縮作用
古代では中絶薬として使用されていたという歴史があります。しかし少量のペニーロイヤルミントでは中絶効果ははっきりしていないようで、相当量(致死量に近い)を摂取しなければならないとされています。
このような強い作用を持つペニーロイヤルミントですが、触れただけでも悪いことが起きるの?と思ってしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、よほど肌が過敏である人でない限り触れた程度では問題が起きないと言われています。ですが傷だらけの手で触ったりすると、もしかしたら症状が出てしまうかもしれないので注意しましょう。
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ペニーロイヤルミントの使い道は?
グランドカバー
ペニーロイヤルミントの使い道はやはりグランドカバーが一般的のようです。繁殖力が強く温度や湿度にも強いということから、たくさんの場所で有効活用されています。
虫除け
ペニーロイヤルミントには防虫効果があります。特にアリ、ノミ、カメムシなどを寄せ付けないと言われており、ペニーロイヤルミントのドライハーブを使用した虫除けグッズがたくさんあります。特にペット用のノミ駆除薬品にペニーロイヤルミントのドライハーブがよく使われています。
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まとめ
この記事をまとめると
- ペニーロイヤルミントは食べられないハーブ!
- ペニーロイヤルミントを摂取してしまうと様々な症状をきたしてしまうリスクがある!
- 繁殖力が強く防虫効果も高いため、グランドカバーや虫除けなどに使用されるのが一般的
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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