皆さんはミラクルフルーツという果物を食べたことはありますか?おそらく名前は聞いたことがあるけど、実際に食べたことがないという人がほとんどだと思います。今回の記事ではミラクルフルーツとはどんなものなのかについて紹介していきたいと思います。
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目次
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ミラクルフルーツとは?
原産国
科名属名 | アカテツ科フルクリコ属 |
特徴的な成分 | ミラクリン |
原産国 | アフリカ西部 |
別名 | ミラクルベリー |
ミラクルフルーツは西アフリカを原産とする果物です。樹高は野生のものだと6mもの高い木になります。栽培した場合では1.5m前後にまでしか成長しないようです。かなり長い期間を経て(約5年)白い小さな花をつけたあと、画像のような直径2~3㎝程度の赤い実をつけます。ミラクルフルーツは、そのもの自体は甘くありませんが次に食べたものを甘く感じさせる特徴をもつのでまさにミラクルというところから、名前が付けられています。
栄養成分
ミラクルフルーツは酸味を感じにくくするミラクリンという成分の他にも、ビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCは美肌効果や免疫力を上げてくれる効果があるので積極的に摂りたい栄養素です。
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ミラクルフルーツはどんな味?
ミラクルフルーツ自体は甘くない
ミラクルフルーツはミラクリンという舌の味を感じる細胞の味蕾に働きかける成分が特徴的ですが、ミラクルフルーツ自体はほとんど味がありません。しいて言うならば「ライチ」に似ているという感想が多いですね。
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ミラクルフルーツで酸味が甘味に変わる原理
ミラクリン
ミラクルフルーツの代表的なミラクリンという成分は、酸味と結びつくことで甘みを感じる神経を刺激します。実際は果物自体の酸味は変化していないのに、脳には甘みとして情報が伝達されているということです。いわゆる脳を騙しているだけなのですが、この作用を使って糖質を制限する方法も使われています。
効かない人もいる?
たいていの人はミラクルフルーツのミラクリンをしっかり舌に触れさせることで、酸味を甘みに変えることができますが、「ごくまれに聞かない人もいる」らしいです。おそらくそれは、ミラクリンを舌にちゃんと付着させられなかったことによるものだと思いますが、もしかしたら効かない体質の人(酸味に超敏感な人?)もいるのかもしれませんね。
持続時間はどのくらい?
ミラクルフルーツの効果時間は30分~2時間程度と言われています。
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ミラクルフルーツの食べ方は?
皮と種は食べられない
ミラクルフルーツの食べ方はいたってシンプルで、皮と種を取った状態でころころと転がすように舐めるだけです。3分くらい舐めることで効果を実感できるみたいですね。この時に舌にしっかりミラクリンをくっつけないと効果が薄まってしまうので、ミラクルフルーツを食べるときはした全体にミラクルフルーツをこすりつけるようにくっつけましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- ミラクルフルーツは西アフリカの果物、別名ミラクルベリーともいう!
- 酸味を甘みだと脳に勘違いさせる成分「ミラクリン」が特徴的で、生まれつきの糖尿病で甘いものが食べられない子供たちにミラクルフルーツを使って甘みを感じてもらう活動をしている活動団体もいる!
- ごくまれにミラクルフルーツが効かない人もいるらしい!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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