皆さんは料理にサラダ油を使っていますか?スーパーに行くと必ずと言っていいほどたくさんの種類のサラダ油が並んでいます。それくらいに私たちの食事において切り離せないものですよね。 ですがとっても身近な存在であるサラダ油は様々な場所で危険な食品だという風に言われています。今回の記事ではサラダ油の危険性について紹介していきたいと思います。
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目次
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そもそもサラダ油って何?
サラダ油って?
サラダ油と言われて一度は「どうしてサラダという名前がついているの?」と疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。オリーブオイルやごま油は使っている原材料の名前がそのまま使われているのに、サラダ油だけサラダと言う名前を使っているのでしょうか。
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サラダ油の原材料って?
サラダ油の原料はこのようになっています。
- アブラナ
- ひまわり
- とうもろこし
- ごま
- 綿実
- 米
- サンフラワー(紅花)
- 大豆
このうちのどれか一つでも原料として使用されている場合はサラダ油という名前で販売することができます。ということはアブラナとトウモロコシの組み合わせ、という場合もあるということです。サラダ油は植物から抽出した油の総称ということなんですね。植物油は動物の油と成分が異なります。植物由来の脂肪酸を不飽和脂肪酸と言い、オリーブオイルに代表的なオレイン酸などが含まれます。一方で動物由来の脂肪酸は飽和脂肪酸と言います。飽和脂肪酸よりも植物由来の脂肪酸である不飽和脂肪酸の方が、健康面では優秀と言われています。
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サラダ油を抽出する過程で危険な物質が生じる!?
サラダ油を抽出する過程で石油製品が使用される?
サラダ油は植物の種を原料として使います。圧搾製法という方法を使い圧力をかけて種から油を抽出する方法が主流ですが、圧搾製法だけだと10%から20%ほど原材料が残ってしまうと言われています。この残った原材料からさらに油を取る方法として、石油製品のヘキサンという溶剤を使います。
ヘキサンが危険!
石油製品であるヘキサンは「皮膚や呼吸器への刺激性や生殖器や胎児への悪影響、生命の危険の恐れがある」と指摘されているほど毒性の強い物質です。サラダ油を製造するにあたってヘキサンは完全に取り除かれるという風に言われていますが、完全に除去されていることを証明する方法がないのです。
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サラダ油を製造する時にトランス脂肪酸も生じる?
サラダ油を高温にするとトランス脂肪酸が生まれる
サラダ油は生成される時に高温で処理しなければなりません。植物油は熱を加えるとトランス脂肪酸という有害な脂肪酸に変化してしまうという特性を持ちます。トランス脂肪酸は悪玉コレステロールの増加や心疾患などを引き起こすと言われているほど危険であり、アメリカでは使用が禁止されているほどなんです。
ヘキサンよりもトランス脂肪酸の健康被害が大きい
先ほど石油溶剤のヘキサンとトランス脂肪酸の健康被害について説明してきました。この中で健康被害が大きいのはやはりトランス脂肪酸の方でしょう。ヘキサンの場合、完全に除去されているかは不明ですが少なからず除去処理をしているので、すぐさま体に影響が出るとは考えにくいです。しかしトランス脂肪酸の場合は、サラダ油を精製する時に必ず生じるものです。しかもトランス脂肪酸に関しては除去処理などは行いません。
ここから考えてもトランス脂肪酸の影響は知らないうちに受けていてもおかしくないということです。
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サラダ油を使うなら、代わりにこの油を使おう!
サラダ油が危険だということが分かったところで、調理するときに使わなければならないのは変わりません。なのでサラダ油の代わりに使うと良い健康的な植物油を紹介します。
<安全性の高い植物油>
- 圧搾製法を使用したエクストラバージンオリーブオイルを使う
- 圧搾製法を使用したごま油を使う
- 国産の圧搾製法を使用した菜種油を使う
上記の三つの油に関しては非常に安全性が確認されている油です。加熱処理してもトランス脂肪酸が生じることはなく、高い品質を保ったまま口にできるものを選びました。サラダ油は価格が非常に安いので、これら三つの油は少し高く感じるかもしれませんが長い目で見れば健康を維持してくれるので元が取れると思います!
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まとめ
この記事をまとめると
- サラダ油はヘキサンを使用した抽出方法や高温の加熱処理どうしてしまうと有害な物質が生じる!
- サラダ油を使うよりもオリーブオイルやごま油、なたね油を使おう!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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