プラムは日本では「すもも」という名称で昔から食べられている果物です。ほのかな甘みと酸味がクセになる味わいですよね。食べ応えがあるサイズ感ですが、美味しいとつい2個、3個と食べてしまうこともあるのではないでしょうか?果たして食べ過ぎても大丈夫なのでしょうか?今回はそんな「プラム」について以下の内容に沿ってご紹介していきます。
- プラムとプルーンの違い
- 栄養・効能
- 食べ過ぎ注意?
- ドライフルーツについて
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目次
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プラム・プルーンとは
- プラムは 日本すもも
- プルーンは西洋すもも
正確には同じ仲間なので、大きな違いはないのですが、上記のように呼び分けられているようですね。プルーンは便秘に効くということで流行った時期があったため、現在でも人気があり、日本でも消費量が多いです。
栄養
プラムには以下3点の成分が非常に多く含まれています。
- 食物繊維:ペクチンが多く含まれています。整腸作用があるため、便秘や下痢の解消に効果的です。血糖値を抑えるはたらきもあり、生活習慣病予防にも良いとされています。
- ソルビトール:天然の甘味成分のことで、保水力に優れています。効果としては便の水分量を増やし、便通を良くする働きがあります。
- ビタミンE: 強い抗酸化作用を持ち、老化や生活習慣病などの原因とされている活性酸素を抑えます。若返りのビタミンと呼ばれていますよ!
葉酸が妊婦初期の方に良い
水溶性のビタミンの一種である葉酸は妊娠中の女性にもおススメです。DNAの合成を行う役割があるため、女性特有の貧血の予防に役立ちます。赤ちゃんが健康に成長するためには欠かせない栄養素が取れますよ!
ダイエット効果も
カリウムが多く含まれているため、余分な塩分を排出する働きをしてくれます。むくみやすい妊娠中などにも良いとされていますよ。ナトリウムとカリウムをバランスよくとると、筋肉の働きを正常に保つ働きがあると言われているのでダイエット効果も期待できます。
美味しい食べ方
プラムは皮が薄いので皮ごと食べられます。皮には栄養が豊富に含まれているため、「皮ごと食べる」方法が一番すももの美味しさを引き出せますよ。酸味が苦手な方は、コンポート・ゼリーに加工しても美味しいく食べられます。
糖分に注意
実はプラムには100gあたり約10gの糖質が含まれています。そこまで多くは含まれてはいませんが、たくさん食べすぎてしまうと糖分の過剰摂取となり、中性脂肪の増加や肥満の原因となってしまう可能性があります。血糖値が上がると太りやすくなるため、1度にとりすぎないように注意しましょう。
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食べ過ぎるとどうなる?副作用は?
プラムを食べすぎてしまうと身体に不調がでる場合がありますので注意が必要ですよ。
下痢
プラム・プルーンには腸を刺激し、緩下作用のある物質が含まれるため、便秘の予防や治療用として用いられています。プルーンをたくさん食べてしまうと、下痢症状を引き起こすことがあります。しかし摂取量の基準は、明確にはなっていません。目安として1日1個程度にしておけば問題はないでしょう。
ソルビトールの過剰摂取
ソルビトールなどの糖アルコールは、血液中には完全に吸収されません。血糖値の上昇は小さいですが、小腸で吸収されないため、過剰に摂取すると消化不良を起こし、下痢を引き起こす可能性があります。
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ドライプラム・ドライプルーンとは
画像引用:小島屋
砂糖不使用でも甘くて美味しいドライフルーツが女性を中心に流行っていますよね。特にドライプルーンは便秘・整腸作用に良いと評判で多くの女性がおやつに取り入れています。
ドライプラム
ドライプルーンは聞いたことがある方が多いと思いますが、ドライプラムはあまり聞きなれないかもしれません。ドライプルーンは甘みが特徴ですが、ドライプラムは甘酸っぱいすももをそのまま食べているような不思議な味わいになっています。値段もプルーンよりも少し高値で取引されています。食感も良く、腹持ちも良いのでダイエット中のおやつにもおススメできます。美味しいすももを手軽に摂取できるなんて魅力的ですよね!食べたことがない方は一度は試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
この記事をまとめると
- プラムは日本すもも、プルーンは西洋すもも
- 妊娠中の方に良い栄養素が豊富
- 丸ごと食べると良い
- ドライプラムは酸味があるさっぱりとした味わい
いかがだったでしょうか。プラムとプルーンは同じ「すもも」に分類されるんですね!同じ種類でもドライフルーツにすると大きく味わいが変わるようです。店舗ではドライプラムは、販売されているところが少ないですが、ネット通販や専門店では多数販売されていますのでドライフルーツ好きの方やダイエット中の方は是非試してみて下さいね!
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