皆さんは「さやいんげん」は好きですか?さやいんげんはシャキシャキとした食感がいろいろな料理に合うので、とても使いやすい野菜ですよね!そんなさやいんげんですが、生で食べると体に悪いってご存知でしたか?今回の記事ではさやいんげんの特徴や生で食べると体に悪い原因を紹介していきます。
目次
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さやいんげんとは?
さやいんげんはどんな野菜?
科名属名 | マメ科インゲン属 |
原産地 | 南米 |
主な品種 | どじょういんげん、サーベルいんげん、ひらさやいんげん |
旬 | 6~9月 |
さやいんげんは通年を通してスーパーに並んでいるのであまり臭を感じないかもしれませんが、夏になるとさやいんげんの種類や彩りが増えていくのを感じられると思います。
栄養価や効能は?
さやいんげんには「カリウム」と「ベータカロテン」「ミネラル」が豊富に含まれています。カリウムは塩分を排泄する役割があり高血圧を予防してくれる効果をもちます。ベータカロテンは癌を予防したり免疫力を高めてくれる作用を持ちます。さやいんげんには緑黄色野菜の中でも特にベータカロテンが豊富といわれています。
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さやいんげんは生で食べると体に悪いの?
レクチンという成分が危険
さやいんげんに含まれるレクチンと呼ばれる成分は糖とくっつくタンパク質の総称なのですが、これが少し厄介な成分なのです。レクチンは生の状態だと人体に悪影響を与えることが報告されており、レクチンが腸の膜にくっつくと下痢や吐き気・嘔吐などの症状を引き起こすと言われています。
しっかり火を通さないとダメ!
あるテレビ番組で白いんげんを使ったダイエット方法が紹介されました。この時紹介された食べ方がさやいんげんを3分間煮てから食べる方法だったのですが、加熱時間が足りなかったためにレクチンに火が通らず健康被害が増加してしまったと言うケースがあったのです。何でも情報を鵜呑みにするのではなく、自分の口に入れるものはしっかり調べてから食べるようにする癖をつけたいですね。
どれくらい火を通す必要がある?
レクチンは75℃以上で5~10分加熱すれば毒性がなくなると言われています。厚生労働省の発表によると「沸騰状態で柔らかくなるまで十分に煮ることで、食品安全上の問題は全くなくなる」と言われています。
さやいんげんを食べるなら火を通す料理にしよう
さやいんげんは茹でると鮮やかな緑になります。繊維がしっかりしているので熱を通してもあまりしんなりしないのが特徴です。炒め物や煮物、肉料理や魚料理の付け合せに使うと加熱時間が長くなるのでより安心して食べることができますよ!
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まとめ
この記事をまとめると
- さやいんげんは生で食べると危険!
- レクチンという成分が腸の中にくっつくと悪さを起こす!
- 炒め物や煮物につかうと安心して食べることができる!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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