トマトをお酢ベースの液に漬けた「トマトのピクルス」は、お酢の効果が健康にとても良く、長期保存も効くのでオススメの食べ方です。そのまま食べられるので、ちょっとした副菜として便利ですよ。そんなトマトのピクルスは、どのくらい日持ちするのでしょうか?今回は、
- トマトのピクルスの日持ち
- トマトの栄養と効能
- トマトのピクルスは腐るとどうなる?
- トマトのピクルスの保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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トマトのピクルスとは?
“トマトのピクルス”とは、生のトマトをお酢や香辛料をベースとした液に漬け込んだもの料理を指します。ピクルスは、一定期間日持ちさせることを目的としています。
“最近はミツカンから“カンタン酢”という商品が販売されていて、何も加えずそのまま漬けるだけの簡単なお酢として人気があります。カンタン酢には、お酢の他、砂糖や塩が加えられており、まろやかでツンとしない味わいとなっています。
ピクルスにはトマト以外でも、人参やきゅうり・パプリカなど好みの野菜を漬けることができるのが魅力です。 生の野菜を食べられるので、栄養価を損なわず効果的に摂る こともできます。
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丸ごと漬ける!
トマトのピクルスは、基本的に丸ごと漬けます。カットしてしまうと種が出てしまい、ピクルス液と混ざってしまうので、小ぶりなトマトやミニトマトを使って漬け込みましょう。
トマトの皮は湯むきしないと味が染み込まない!
トマトには皮がありますが、つるんとしていてそのまま漬けると味が染み込みません。トマトをピクルスにする時は、皮を湯むきする下処理が必要になります。
湯むきしないのは?
湯むきの下処理には少々手間がかかりますが、湯むきしないとピクルス液の味が染み込まず、何日漬けても味が入らないのでNGです。
- 皮に少し切れ込みを入れる
- 沸騰したお湯に5秒→氷水に入れる
→つるんと剥くことができる
甘酢・リンゴ酢・米酢でも◎
トマトのピクルスを作る時は、お酢やカンタン酢だけではなく、甘みのある甘酢やリンゴ酢や、米酢を使っても美味しく作ることができます。お酢のツンとした味わいが苦手な方は、これらのお酢を使って作ってみるのもオススメですよ。
トマトの栄養
トマトの赤い色は色素成分リコピンによるもので、強い抗酸化作用を持つのでアンチエイジングに効果があります。老化を抑制するビタミンEや、美肌効果と風邪予防に効果的なビタミンCも含んでいるので、美容と健康の強い味方です。
- リコピン:リコピンは、トマトやスイカに含まれている赤色の色素です。強力な抗酸化力で美肌効果があるだけではなくて、主に悪玉コレステロールの数値を下げる作用があります。また、アンチエイジング効果やがん予防も期待されているビタミンです。
- クエン酸:クエン酸は人間のエネルギー代謝でクエン酸が作られる過程があります。そのため、エネルギーを作り出す材料になり、疲労解消効果があります。血流を改善させ、冷え性の解消効果や体の不調の原因になる体のHpを戻す働きも持っている栄養素です。
- ルチン:ルチンは、毛細血管の強くして弾力性を上げることが知られています。毛細血管が強くなり、弾力が上がることで、血行が良くなる結果代謝がアップ冷え性の解消を言った不調を改善することができます。加えてビタミンCの吸収や脳細胞を助ける働きがあります。
- カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
- ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
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トマトのピクルスの日持ち
トマトのピクルスは、どのくらい日持ちするのでしょうか?暑い夏の時期は特にさっぱりとした酢漬けが美味しくなりますが、手作りピクルスはどの程度日持ちするのでしょう?
トマトのピクルスの日持ちは、約2週間!
お酢には 殺菌作用 があるため、長期間保存していてもカビ菌などが発生しにくく、長期的に保存することができます。季節限定の野菜などを美味しく保存したい時にもオススメです。
トマトのピクルスは腐るとどうなる?
トマトのピクルスは、腐ってしまうとどんな風に変化するのでしょうか?傷んだり腐ってしまったり、劣化したピクルスの特徴を解説します。
- お酢が濁っている
- 容器や液体にカビが生えている
- トマトが黒く変色している
- トマトが溶けてどろっとしている
トマトのピクルスが腐ってしまった場合、ピクルス液やトマト自体にこのような変化がみられます。トマトを傷ますことなく長持ちさせるには、漬ける前にトマトの水分をしっかり拭き取ることが大切です。
余分は水分は雑菌が繁殖する原因となるので注意!
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トマトのピクルスの保存方法
トマトのピクルスを手作りしたら、正しい保存方法で保存しましょう。上手く保存できれば約2週間日持ちするので、作り置き・常備菜として非常に重宝します。ピクルスを保存するコツはこちらです。
- 密閉できる容器に入れる
- トマトを取り出す時は綺麗な箸を使う
- プラスチック製よりもガラス製がオススメ
- 必ず冷蔵庫で保存する
空気中の菌が中に入らないように、使用する容器はしっかり密閉できるものがオススメです。また、プラスチック製の容器は容器の内側に細かな傷が付きやすく、その隙間で雑菌が繁殖することも。ガラス製であれば煮沸消毒もできるので衛生的です◎
冷凍保存はできる?
食べ物を長期保存する時は冷凍保存がオススメですが、残念ながらピクルスは冷凍向きではありません。冷凍することでトマトの細胞が壊れ、 解凍した時にかなり柔らかくなっしてしまいます 。
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まとめ
この記事をまとめると
- トマトのピクルスの日持ちは、冷蔵庫で約2週間!
- ピクルスは長期保存を目的とした料理なので作り置き向き◎
トマトは夏を旬とする野菜ですが、通年購入することができるので是非試してみてくださいね♩
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