皆さんはさつまいもは好きですか?種類によってはハチミツのような甘さを持ったさつまいもが出てきて、大人から子供まで大人気の食べ物ですよね!そのまま食べても美味しいですし、料理やお菓子などに入れても美味しいので様々な場所で活躍している食品です。そんなさつまいもですが、いざ食べようと思って電子レンジに入れたはいいものの何だかパサパサで食べづらくなって経験はありませんか?今回の記事では電子レンジで美味しくさつまいもを温める方法をお伝えします!
スポンサードリンク
目次
|
|
さつまいもの栄養は?
さつまいも100gに含まれる主要な栄養素は以下の通りです。
- エネルギー 134kcal
- たんぱく質 1.2g
- 脂質 0.2g
- 炭水化物 31.9g
- 食物繊維 2.2g
- カルシウム 36mg
- リン 47mg
- マグネシウム 24mg
- カリウム 480mg
- ビタミンC 29mg
栄養成分がバランスよく含まれているのがわかりますね!若干糖質が高いイメージがありますが、それ以外にもカルシウム、リン、マグネシウム、カリウムなどのミネラル分も多く含まれているのが良いポイントですね!さらにさつまいもには私たちの味方のビタミンCがふくまれていますね!しかもさつまいものビタミンCはデンプンに包まれているので、加熱しても壊れないといった特徴があります!
さつまいもに含まれるヤラピンがおなかによい!
さつまいもには上記の栄養成分のほかに「ヤラピン」という樹脂の一種を含みます。ヤラピンとはさつまいもを切ったときに出てくる白い液のことで、摂取すると腸の蠕動運動を促してくれたり、腸内の環境を整えてくれる作用があります。
さつまいもの品種
さつまいもには、数多くの品種が存在します。ほくほく系やねっとり系など、食感や甘さの異なる22種のさつまいもを紹介しています。あわせてチェックしてみてください。
さつまいもの品種まとめ
スポンサードリンク
電子レンジだとぱさぱさになる原因は?
水分が飛んでしまうから
さつまいもにはたくさんの水分が含まれており、それがあの美味しいホクホク感を作り出しています。なので美味しいホクホクなさつまいもにとって水分は必要不可欠な成分なのです。
本来のさつまいもは蒸して作る
通常のさつまいもは蒸し器などの高湿度の状態で加熱します。なので必要以上に水分が飛ぶことがないので、ホクホク感を保っていられるのです。一方で電子レンジの場合は湿度に関係なく高温にしてしまい、水分がさつまいもから離れてしまう状況を作り出します。これがパサパサになってしまう原因なのです。
電子レンジでもホクホクなさつまいもは作れる!
キッチンペーパーを使おう
電子レンジでホクホクのさつまいもを作るときは「キッチンペーパー」を使います!水洗いしたさつまいもをキッチンペーパーで巻き、その上から十分に水をかけます。その状態のままラップにくるみ電子レンジに入れましょう。空気の抜ける穴を作らないようにラップで包んでくださいね!キッチンペーパーを使うことで、ラップの中の湿度が保たれて疑似的に蒸し器のような温め方ができるというわけです!
温めたさつまいもはしばらく寝かせよう!
ここでもっと美味しくなるポイントを教えますね!電子レンジであたためたさつまいもは、さつまいもの内部に含まれる糖分が十分に溶けだしていない可能性があります。なので温め終わってからも少しだけ電子レンジの中で寝かせておいてください!そうするとさつまいもの中に入った甘み成分のデンプンが溶けだして、さらに甘くホクホクとした食感に変わりますよ!
スポンサードリンク
すでにパサパサになったさつまいもは?
すでにパサパサになってしまったさつまいもは、上記の方法で温めることでもう一度ホクホク感を取り戻すことができるかもしれません。この場合は少し水分量を多めにしてチャレンジしてみてください。これでもパサパサが残ってしまった場合は、一口大に切ってバターやハチミツをかけて温めると美味しく食べることができますよ!
腐るとどうなる?
さつまいもが腐ると、このように変化します。
- 糸を引く
- 黒く変色する
- カビが生える
腐るとカビや変色・ねばり気がみられますが、中には“腐っていない変色”もあります。さつまいもは変色しやすい野菜なので、食べられるけれど色が変わってしまうことがあるのです。
詳しくはこの記事をチェック!
変色したさつまいもは食べられる?
さつまいもは黒や緑色に変色することがあり、ねばり気やカビなど腐っている状態が見られないのであれば食べることができます。
変色する原因はさつまいもに含まれる天然色素のポリフェノールによるもので、 空気と結合することにより黒や茶色・緑色に変色 します。ポリフェノールは食べても問題のない成分なので、腐敗ではない変色であれば食べることができます◎
腐ったさつまいもは食中毒に?
食中毒を引き起こす細菌は量が少ないと、胃酸で殺菌されるので食中毒の症状が出ない場合があります。食べ物を腐っているなと感じた時に食べるのをやめれば、そこまで大量に食べることはないと思いますので、あまり心配し過ぎなくても良いかもしれません。
詳しくはこの記事をチェック!
スポンサードリンク
まとめ
この記事をまとめると
- 電子レンジはパサパサのさつまいもを作ってしまいがち!
- 十分に濡らしたキッチンペーパーで包んでから加熱することで、蒸し器のように加熱ができる!
- パサパサが戻らなければ、バターやハチミツをかけて食べよう!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
スポンサードリンク