皆様は紅花油という油を使ったことありますか?別名サフラワー油という名前を持っています。様々調べてみると紅バラ油は危険と訴えている情報がたくさん見つかりました。今回の記事では紅花油がどのように危険なのかについて紹介していきます。
スポンサードリンク
目次
|
|
紅花油はなぜ危険といわれているの?
リノール酸の含有量の多さが原因
ベニバナ油の危険性についてはリノール酸と呼ばれる成分の含有量の多さから過剰摂取が心配されて危険と呼ばれるようになりました。 リノール酸とは植物油に多く含まれている不飽和脂肪酸でオメガ6系脂肪酸に属します。人間の体内で作ることができないので食物から取る必要があり、体の組織が正常に機能する上で欠かせない必須脂肪酸と呼ばれています。
スポンサードリンク
リノール酸を摂ると何が起こるの?
このような健康効果を持つリノール酸ですが現代の食生活では、リノール酸の過剰な摂取が問題視されています。そもそも必要な栄養素だったのですが、様々な食品に使われるようになって自然に摂取量が増えてしまったので危険な成分といわれるようになりました。リノール酸を摂りすぎると免疫機能を落としてしまいアトピーや花粉症、他にも動脈硬化や心臓の病気を引き起こすリスクが高くなると言われています。
トランス脂肪酸が製造過程で生成される
ベニバナ油の危険性はリノール酸のほかに紅花の種から油を搾油する方法が心配されています。紅花油の製造法は紅花の種に薬剤を使用して油を取り出す方法と紅花の種に圧力はかけて油を抽出する方法があります。この薬剤を使用した方法の場合が少し危険で、体に悪影響を及ぼす「トランス脂肪酸」を発生させるとともに栄養素を破壊したり油が酸化してしまう危険性があるのです。
トランス脂肪酸の発生を抑えた油とは?
トランス脂肪酸の発生を抑えて栄養素を破壊させない方法が低温圧搾製法(コールドプレス)です。この方法で作られた油は危険性が非常に少ないと言われています。様々な植物油があるのですが注意して観察すると圧搾方法が記載されているので、低温圧搾製法を使用して油を抽出した植物はブラを購入するようにしましょうね!
スポンサードリンク
ハイオレイックタイプの紅花油とは?
ベニバナ油の品種改良を行いリノール酸をなるべく減らしその代わりに「抗酸化作用の強いオレイン酸」を豊富に含有したタイプをハイオレイックタイプと呼びます。オレイン酸を豊富に含む紅花油の効果は、腸内環境を整え便秘の改善に効果が期待されています。また血液をサラサラにしたり動脈硬化の防止に効果があったりととても健康に良い油に変化したのです。紅花油にもともと含まれているビタミンEとオレイン酸が組み合わさることにより冷え症やシミシワなどの肌トラブルも改善できることで話題になっています。
スポンサードリンク
紅花油はしっかり調べてから購入しよう!
これまでお伝えした通り紅花油には様々な種類があります。そして健康効果が強いものと健康被害が出ているものの差が非常に大きいので、購入する際は必ず食品表示を見てなるべくハイオレイックタイプの紅花油を購入するようにしましょう。ハイオレイックタイプの油がなければコールドプレスで圧搾した紅花油であれば安心して食べることができますよ!
スポンサードリンク
まとめ
この記事をまとめると
- ベニバナ油はリノール酸の含有量の多さから危険な油と呼ばれるようになっていた
- 現在は品種改良が進められ、より体に優しい油に変身した!
- ベニバナ油を選ぶならハイオレイックタイプのものか、コールドプレスで抽出したものにしよう!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
スポンサードリンク