皆さんはレバーはお好きですか?レバーと一口に言いましても、鶏や豚・牛など様々な種類がありますよね。レバーは栄養満点の食材でしかもカロリーが低いので、健康志向の方に親しまれています。ですがそんなレバーでも食べ過ぎるといろいろな悪い症状が出てしまうことがわかっているのです。今回の記事ではレバーを食べ過ぎるとどうなるのかについて解説していきますね。
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目次
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レバーの栄養
高たんぱく低糖質なヘルシー食材
レバーは高たんぱくで低糖質な食材です。そのうえミネラルやビタミンがバランスよく含まれている素晴らしい食品なのです。特にビタミンAや鉄分が豊富で、貧血気味の方などにぜひとも食べてほしい食品の一つです。
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食べ過ぎ注意!
ビタミンAの過剰摂取は危険!
先ほどレバーにはビタミンAが豊富に含まれているという話をしましたが、実はビタミンAの摂りすぎはかえって健康に悪影響を及ぼす可能性があるといわれています。
<ビタミンAの過剰摂取による症状>
- 脳圧亢進症(頭痛、嘔吐)
- 皮膚や粘膜の剥離
- 筋肉痛
- 疲労
- 骨障害
実は緑黄色野菜から摂取されるビタミンA(βカロテン)では、過剰症になることはありません。動物性のビタミンAだけ要注意なのです。
妊娠中は特に注意が必要
レバーの食べ過ぎは妊娠中の場合は普段よりも気を付けなくてはなりません。ビタミンAの過剰摂取による胎児の奇形が生じたケースもあるのです。
プリン体も多いので注意
レバーには痛風の原因となるプリン体も多く含まれていることがわかっています。プリン体はレバーだけでなく様々な食品に含まれていますので、レバーだけではなくて食べ合わせによっても過剰摂取になるケースもあるのです。
鶏レバーは食中毒にも注意!
鶏レバーは食中毒を引き起こす菌であるカンピロバクターという細菌が高確率で付着しています。なので生で鶏レバーを食べるのは絶対にやめましょう。
カンピロバクター食中毒の発生原因
カンピロバクターによる食中毒は生の鶏肉や加熱不十分の鶏肉料理(鶏肉の刺身、鶏のlレバーなど)が多いです。焼肉やバーベキューでの加熱不十分というケースもあります。直接生肉を食べなくても、生の鶏肉を触った箸や手にカンピロバクターが付着することで、どこかのタイミングで口に入って食中毒を引き起こすケースもあります。
鶏レバーは高確率でカンピロバクターに汚染されていますので、他の部位よりもさらに気を付けて加熱調理することが大事です。覚えておきましょう。
カンピロバクターの特徴
カンピロバクターは家畜の消化管によくいる「常在菌」の一つです。食肉処理後の鶏肉には高確率でカンピロバクターが潜んでいることがわかっています。カンピロバクターは恐ろしいことに「少数の菌だけで食中毒を引き起こせる」ほど増殖力が強いのです。
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結局誰が気を付けるべき?
今までのことを振り返るとレバーの摂取を気を付けた方が良い人
- 痛風の人、もしくは痛風になったことがある人
- 尿酸値が高めと診断されている人
- 妊娠中の方
- バーベキューなどで生の鶏レバーを焼くとき
これに当てはまる方々は気を付けてレバーを食べることをおすすめします。
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まとめ
この記事をまとめると
- レバーは高たんぱく低糖質のヘルシー健康食材
- ビタミンAやプリン体の過剰摂取に注意!
- 尿酸値が高い人や妊娠乳の人は食べるときに注意しよう!
このように食材についての幅広い知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方はぜひご覧になってくださいね!
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