コリコリとした食感が癖になる茎わかめ。皆さんはお好きですか?最近ではコンビニやスーパーなどのお菓子コーナーやおつまみコーナーにも並ぶようになって、ひそかにファンが増えてきている気がします。ですが茎わかめは「自宅で作ろうとすると手間がかかって大変」といわれているんです。その手間というのは「塩抜き」。
今回は茎わかめの「塩抜き」が簡単に短い時間でできる方法をお伝えします!
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目次
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茎わかめの塩抜きって?
茎わかめは茎が厚いため、たくさんの塩分が詰まっています。これをしっかり抜いてあげないと味がしみこまずに美味しい茎わかめに仕上がらないのです。
茎わかめの一般的な塩抜き手順
- 茎わかめを細かく切る
- 茎わかめを水に浸す
- 2時間浸して待つ
- 30分おきに水を入れ替える
これが一般的な茎わかめの塩抜き方法です。2時間も下処理に時間がかかる時点で、すでに大変なイメージがありますよね。
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茎わかめの時短塩抜きテクニック
簡単塩抜き
先ほどは水を使って塩抜きをしましたが、時短テクニックでは「熱湯」を使います。
- 茎わかめを細かく切る
- お湯を沸かし、沸騰したら茎わかめを入れる
- 火を止め10~15分浸けおきする
この方法だと、水で塩抜きするよりも柔らかめな食感になってしまいますが、しっかり塩を抜くことができます。味はほとんど変わらないので、料理の材料として使用したり時間がないときにはおすすめの方法ですよ!
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茎わかめの栄養価がすごい!
葉わかめよりも茎わかめの方が栄養満点!
茎わかめは、私たちが普段食べている葉わかめよりと比較すると、ものすごい栄養価が高いんです!茎わかめと葉わかめの塩蔵品同士を比較した場合、茎わかめ100gあたりのカルシウム量は86mgで、葉わかめの約2倍量を含んでいることがわかりました。このほかにも、茎わかめのマグネシウム量は葉わかめの4倍弱で、食物繊維は2倍弱に相当します。同じわかめでも、部位によって成分量が違い、茎わかめは葉わかめに比べても相当栄養価が高いことがわかりましたね!
フコイダンという栄養素がかなり優秀!
水に浸したワカメに触ると、表面がヌルヌルしていますよね。このヌルヌルの正体が「フコイダン」と呼ばれる成分です。フコイダンとは茶褐色の海藻のみに含まれる特有のヌメリ成分で、水溶性の食物繊維です。なんとこのフコイダンには「がんを抑制する効果」があるとして、最近かなり注目を集めているのです。
がんに対する代表的な作用として以下のような働きがあるとされています。
- アポトーシス誘導作用:がんを自滅させる方向へ誘導する作用
- 免疫力強化作用:がんに対する体の免疫機能をパワーアップさせ、がんに打ち勝ちやすい体を作る
- 血管新生抑制作用:がんは自分が成長する際に人間の血管から栄養を補給しようとしますが、血管を広げられないようにする働き
このような作用がフコイダンには含まれているんです。自滅を強制させられるなんて、がんからしたらたまったもんじゃないですよね。直接的な治療をしなくても、がんが自らいなくなってくれる効果を持っているということが素晴らしく、この作用をうまく使うことでもっとがん治療の負担が減るのではないかと医療業界でされている成分なのです。
茎わかめおすすめレシピ
茎わかめのきんぴら
コリコリとした食感が楽しい茎わかめはきんぴらのような甘辛い味との相性がとても良いといわれています。しっかり塩抜きして、甘じょっぱく味をつけるだけなのでとても簡単に作ることができますよ!
茎わかめスープ
茎わかめはスープにして食べてもとても美味しいのでおすすめです!牛肉をじっくりコトコト煮込んだスープに茎わかめを刻んで入れると、さわやかな風味や触感が楽しめます!
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まとめ
この記事をまとめると
- 茎わかめは塩抜きをしないと味がしみこまない!
- 時間がないときは熱湯で塩抜きしよう!
- きんぴらにしたり、スープにしたりなど様々なバリエーションがある!
このように食品についての幅広い知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方はぜひご覧になってください。
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