牡蠣は旬の時期になると生牡蠣がスーパーにも出回りますが、食べきれない時は冷凍保存もおすすめです。冷凍方法や賞味期限についてまとめてみました。今回は、
- 牡蠣の冷凍保存期間 / 冷凍方法
- 解凍後の賞味期限
- 冷凍牡蠣にあたることはある?
- 冷凍牡蠣は期限切れでも食べられる?
これらのテーマについて紹介いたします。
スポンサードリンク
目次
|
|
牡蠣の冷凍保存期間は?
冷凍した牡蠣の保存期間はどのくらいなのでしょうか?殻付き牡蠣・殻無し牡蠣それぞれの状態で販売されていますが、冷凍した場合の日持ちについて確認してみましょう。
殻付き牡蠣
殻付き牡蠣を冷凍した場合の賞味期限は、約1ヶ月となっています。
殻なし牡蠣
殻なし牡蠣を冷凍した場合の賞味期限も、約1ヶ月となっています。
殻付き牡蠣も殻無しのむき身の牡蠣も、冷凍保存期限は約1ヶ月!
スポンサードリンク
冷凍牡蠣は生で食べられる?
牡蠣には加熱用と生食用が販売されていますが、生食用の牡蠣は加工工程で身の中の菌を殺菌し除去されています。それに対し加熱用にはそのような工程はなく出荷されているので、加熱用を生食するのは絶対にNGとなっています!
生食用の牡蠣を一度冷凍した場合、解凍後に生で食べることはできるのでしょうか?
生食できるが、生で食べる美味しさは失われている…!
生食用の牡蠣を冷凍した場合、解凍後に生で食べることは可能です。しかし、牡蠣に含まれる水分量は約85%と多く、凍らせることで細胞が壊れるので旨味や味が落ちてしまいます。また、解凍後に水気が出てしまうので、せっかくの牡蠣エキスも十分に摂ることができません。
市販されている冷凍モノの生食用牡蠣であれば美味しいものもありますが、家庭で冷凍した牡蠣の生食はあまりおすすめできません。
牡蠣の冷凍方法・解凍方法
味や旨味は生の状態に比べ落ちてしまうものの、すぐに食べない場合や大量に購入・もらった時などは冷凍が便利です。家庭で牡蠣を冷凍する際の方法や解凍方法、解凍後の賞味期限について確認してみましょう。
冷凍方法
牡蠣の冷凍方法の手順は下記になります。
- [牡蠣の下処理]…牡蠣に片栗粉をまぶして混ぜ、塩水につけて汚れを落とす
- ペーパーで水分をよく拭き取る
- 金属バットに並べて冷凍庫へ入れる
- 凍ったら密閉袋に入れて保存する
牡蠣のヌメリには雑菌や臭いが付着しているため、片栗粉と塩水で洗うことでそれらを取り除くことができます。また、金属バットにそのまま並べることでできるだけスピーディーに冷凍することができるので、鮮度や味のキープに繋がります。保存する際は冷凍焼けしないよう、密閉袋に入れましょう。
スポンサードリンク
解凍方法
冷凍牡蠣を解凍する場合は、冷蔵庫に移して自然解凍するか常温での自然解凍がおすすめです。電子レンジの解凍も便利ですが、解凍にムラが出るので時間がない時のみ使いたい方法です。
牡蠣の解凍後の賞味期限
一度解凍した牡蠣の賞味期限は、解凍したその日中となっています!もう一度冷凍したり、冷蔵庫に入れたまま数日経ってしまうのはNGです…!味や旨味が落ちる問題もありますが、牡蠣が傷んで食あたりを起こす危険性もあります。
冷凍牡蠣にあたることはある?
牡蠣による食中毒には、ノロウイルス・貝毒・腸炎ビブリオなどがありますが、冷凍後もあたる可能性はあるのでしょうか?
冷凍すると菌類は死滅するイメージがありますが、牡蠣には冷凍→解凍→加熱をしても食あたりになることがあります!ノロウイルスなどの食中毒菌は加熱することで死滅しますが、生焼けや調理器具の殺菌不足などにより食中毒になる可能性は十分にあります。家庭で冷凍した牡蠣を食べる際は、入念に加熱してから食べるようにしましょう!
冷凍牡蠣は賞味期限切れでも食べられる?
冷凍牡蠣の賞味期限・日持ちは約1ヶ月ですが、その期間を多少すぎてしまっても食べることはできます。冷凍保存中に溶けたり、冷凍焼けを起こして乾燥している場合は質が落ちているので食べない方が安全です。
スポンサードリンク
まとめ
「冷凍牡蠣の賞味期限や保存方法」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 冷凍牡蠣の賞味期限は約1ヶ月!保存する際は下処理してからがGOOD!
- 冷凍牡蠣の解凍後の賞味期限は1日!その日のうちに食べきること
冷凍牡蠣は市販もありますが、家庭で冷凍する時は特に食中毒に気をつけてください。加熱しても体調や体質によっては腹痛や下痢を起こすこともあるので、十分加熱してから食べてくださいね。
スポンサードリンク