玉ねぎを切ったら乳白色の汁がじゅわっと出てきたことはありませんか?この汁の正体は何なのでしょうか?今回は、
- 玉ねぎの白い汁って何?
- 玉ねぎは腐るとどうなる?
- 腐るまでの期間 / 日持ちさせる保存方法
- 大量消費できるオススメレシピ
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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玉ねぎから出る白い汁・液体は何?
玉ねぎを調理しようと切ってみたら、中から白っぽい汁がじゅわっと出てきたことはありませんか?買ったばかりの玉ねぎなのに、もう腐ったの?と思う方も多いかもしれません。玉ねぎから出る白い汁・白い液体の正体は一体なんなのでしょうか?
白い汁の原因
玉ねぎから出る白い汁の原因は、“硫化アリル”と呼ばれる成分で食べても全く問題のないものです!硫化アリルは玉ねぎ以外にもネギやニンニクなどのネギ類に含まれており、ツンとした特有の匂いの元でもあります。
硫化アリルの汁が出てくる玉ねぎは新鮮な証拠で、豊富な栄養成分が含まれています。硫化アリルの含有量が多いほど玉ねぎの辛味は強いですが、硫化アリルはがん予防などの健康効果が期待できる成分です。
強い抗菌作用も持ち、体内に入った細菌の駆除効果だけではなく血中のコレステロールの低下や肝臓の解毒補助を担う!
食べられる?
白い汁はもちろん一緒に食べることができます◎ 強い抗酸化作用によりがん細胞を抑制したり、体の老化を防止するアンチエイジング効果もあるので体にうれしい成分です。
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玉ねぎは腐るどうなる?見分け方
玉ねぎが腐った時には、中が黒く変色するだけではなく色々な変化が見られます。その特徴を詳しく解説いたします。
- 感触:ぬるぬるして滑り気がある
- 臭い:腐敗臭がする
- 見た目:黒い斑点がある(→黒カビ)
たまねぎは、傷み始めると 茶色や黒に変色 していきます。そして徐々に ぶよぶよと柔らかく なります。
また、水気が出てびちゃびちゃになり、酷い場合には中に 黒いカビ が生えることもあります
腐敗臭のような変な臭いを発していたらアウト です。残念ですが腐った葉たまねぎは食べられませんので、廃棄するようにしましょう。
内側が腐ったものは食べられる?
玉ねぎの内側だけ腐ったものは、変色箇所が小さい場合はそこを取り除いて食べることができます。ドロドロに溶けていたり、異臭を放っている場合は腐敗が進行しすぎているのでNGですが、多少の変色だけなら食べても問題ありません◎
玉ねぎが腐るまでの期間は?
玉ねぎが腐るまでの期間は保存状態によって異なりますが、正しい保存状態であれば1ヶ月日持ちさせることも可能です。玉ねぎは高湿度に弱いため、ジメジメしている場所で保存すると早く腐ってしまいます。
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玉ねぎを日持ちさせる保存方法・賞味期限
玉ねぎを日持ちさせるには、湿度から守ることです。特に夏場は湿度と温度が高くなるので、保存には注意しましょう。常温と冷蔵それぞれの保存方法はこちらです。
常温保存
たまねぎの保存は、常温保存が基本です。高湿度に弱いので紙袋や新聞紙などに包み、冷暗所で保存します。夏など室内が暑くなる場合は冷蔵庫に入れた方が安全です。
冷蔵保存
たまねぎは冷蔵保存で約1週間日持ちします。保存方法としては常温の時と同じで、紙袋など通気性の良いもので包みます。リンゴから出る”エチレンガス”には食材を成熟させる働きがあるため、一緒に保存するのは控えましょう。
玉ねぎを大量消費できるレシピ
玉ねぎをたくさん購入したから消費したい!そろそろ傷みそうだから消費したい!、そんな時にオススメの消費レシピをご紹介いたします。
スープ
玉ねぎに含まれる栄養成分は水に溶け出してしまうものも多いのですが、スープにすることで溶け出した栄養分まで摂取することができるので効率良く栄養補給できますよ。
酢漬け
引用:エピレシピ
玉ねぎは酢漬けにしてさっぱりと食べるのも美味しいです◎ 生のまま食べるので栄養を余すことなく摂ることもできます。辛味が気になる方は、下処理として塩もみしたり水にさらすことで緩和することができますよ。
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まとめ
「玉ねぎから出る白い汁の正体」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 玉ねぎの白い汁は、硫化アリルという成分!新鮮なものほど多く、がん予防などに効果がある
- 腐った玉ねぎは、茶色や黒に変色する・カビが生える・異臭がする
玉ねぎを切った時にじゅわっと出てくる白い汁、これは抗酸化作用を持つ玉ねぎ特有の成分によるものでした。がん予防やアンチエイジングにも効果のあるものなので、食べても全く問題ありません!傷んだ玉ねぎとは違いますので、安心してくださいね◎
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