玉ねぎを食べ過ぎるとおならが出るって本当?原因は?食べ過ぎるとどうなる?

「玉ねぎを食べ過ぎるとおならがでる」と聞いたことはありますか?野菜でおならがでるもののイメージと言えば、サツマイモなど芋類ですが、玉ねぎにもその作用があるのでしょうか?今回は、

  • 玉ねぎでおならが出る?原因は?
  • 玉ねぎによるおなら対策
  • 食べ過ぎる副作用は何?
  • 1日の摂取目安量は?

これらのテーマについて紹介いたします。

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玉ねぎでおならが出るって本当?

「玉ねぎでおならが出る」と言われることがありますが、実はこれは事実です…!それには玉ねぎに含まれる、とある成分が関係しています。そして、その臭いも特徴的なのです。

おならが出る原因

玉ねぎを食べることでおならが出るのは、玉ねぎに含まれている「ラフィノース」という成分によるものです。ラフィノースはオリゴ糖の一種で、消化されないまま大腸まで運ばれると腐ったような臭いを発生させます。

この時すでにお腹の中でガスが発生しており、それが排出されることで臭いおならの原因となるのです。本来ラフィノースは消化されるものですが、たくさん食べることによって消化しきれず、おならの原因となるのです。

おならは玉ねぎが腐った臭い?

おならの原因であるラフィノースは、腐敗臭を放っています。それゆえ、玉ねぎを食べ過ぎた後のおならは臭いがキツく、玉ねぎが腐ったようないたたまれない臭いとなります。

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玉ねぎによるおなら対策には何がある?

玉雌木によるおなら対策としては、1日の摂取目安量を越えず食べ過ぎないことです。通常量であれば臭いの原因となるラフィノースを消化できるのですが、食べ過ぎることで消化不良が起こります。

玉ねぎは食べ過ぎるとどうなる?

玉ねぎの食べ過ぎはおなら以外にも、いくつか症状がでることがあります。そのほとんどの原因は、玉ねぎに含まれる辛味成分の”硫化アリル”です。

硫化アリルには強い抗酸化作用血液凝固抑制作用があり、 血液をサラサラにして動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞などの生活習慣病を防いだり、がん細胞を抑制してがん予防の働きをしたり、体の老化の原因となる活性酸素と戦いアンチエイジング効果 をもたらすなど、様々な体に嬉しい効果を持っています。

しかし、食べ過ぎると下記の症状がでることがあるので注意しましょう。

口臭

硫化アリルはツンのした香りの元にもなっている成分で、体内に入ると血液の中を巡り、やがて肺に到達します。肺にたどり着いた硫化アリルは息の中に排出されるため、口臭が強くなります。

腹痛・下痢

硫化アリルには強い抗酸化作用の他に、強い殺菌作用を持っています。適量であれば食中毒を予防したり、体内の菌を殺菌する効果などがありますが、過剰摂取すると刺激となってしまい、腹痛や下痢を起こすこともあります。

吐き気

硫化アリルの強い刺激によって胃の粘膜が攻撃されることで、吐き気をもよおしたり嘔吐するといった症状がでることがあります、硫化アリルは特に生玉ねぎに多く含まれるため、玉ねぎサラダとして食べる時は摂取量に気をつけましょう。胃がムカムカしたり胸焼けすることもあります。

頭痛

意外ですが、硫化アリルによって頭痛を引き起こすこともあります。

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玉ねぎの1日の摂取目安量は?

玉ねぎによるおならや、口臭・腹痛・下痢・吐き気などの副作用には、1日の摂取目安量を越えて食べないことが一番の対法となります。玉ねぎの1日の目安量は約50gで、大きな玉ねぎならば1/4個分、小ぶりなら1/3個分ほどの量です。

また、上記のような症状は玉ねぎを生食した時に多く、加熱した玉ねぎではあまり発症しません。というのも、硫化アリルは熱に弱く、加熱することで威力が弱くなるからです。玉ねぎサラダなど、玉ねぎを生で食べる時には注意してください。

まとめ

「玉ねぎを食べ過ぎるとおならがでる?」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 玉ねぎの食べ過ぎはおならの原因に!ラフィノースという成分が原因
  • ラフィノースが大腸で消化不良を起こすことでガスが発生→腐敗臭の原因に

玉ねぎでおならが出るというのは意外でしたか?それ以外にも、食べ過ぎると腹痛や下痢といった症状を起こすことがあるので注意しましょう。

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