皆さんは柿の消費に困ったことありませんか?柿を友人や親戚からたくさん送ってもらったものの、食べきれずそのまま腐らせてしまったり、そもそもあまり柿の渋い味が好きではなかったりなど柿の消費に困ってしまう時ってありますよね。大量消費しようとして柿のジャムを作ろうとしたら何故か渋さが戻ってしまったというケースもあるようです。
今回の記事では、柿はどのくらい日持ちするのか?柿はジャムに適さない果物なのか?について紹介するとともにおすすめの大量消費方法を紹介します!
スポンサードリンク
目次
|
|
柿の日持ちはどれくらい?
最大で10日ほど!
柿は涼しくて直射日光の当たらないところで保存をしっかりすれば1週間から10日ほど保存ができると言われています。おすすめの場所は冷蔵庫です。
ちなみに冷蔵庫に入れる際に水を含んだキッチンペーパーもしくはティッシュを使って柿のヘタを湿らせておくことで、柿のみずみずしさを保つことができます!
スポンサードリンク
冷凍保存も可能!
あまり知られていませんが夏季は冷蔵保存だけではなく冷凍保存もできます。若干手間ではありますが、皮を剥いて櫛状にカットしフリーザーパックなどに密封して入れましょう。冷凍保存することで1ヶ月ほど風味をキープすることができます。
柿をジャムにしようとしたら渋さが出てきた!
柿は加熱処理に向かない食品
他の果物ならジャムを作る時に足が大きく変わったりしませんが、柿の場合必ずしも美味しいジャムができるとは限らないのです。しっかり砂糖は入れて加熱しても、なぜか渋みが戻ってきてしまうことがあります。これは柿の渋さの原因になる「タンニン」が影響していると言われています。
柿は完熟すると内部にあるタンニンが抜けていきますが、熱を加えることでタンニンが溶け出し渋さと黒さが戻ってきてしまうのです。これが柿をジャムにするのが向かない理由です。
スポンサードリンク
どうしても柿をジャムにしたい!
- 「そんなこと言っても大量にある柿をどうやって消費すればいいの!?」
- 「生のまま柿を食べるのが苦手なのでのでなんとしてでもジャムにしたい!」
このような方も中にはいますよね!もちろんあるひと工夫をすれば柿ジャムを渋くなく美味しく作ることができます!
ひと工夫というのは、柿ジャムを作る際にタンニンの動きを抑える作用を持つ「レモン汁」や「クエン酸」を加えること!こうすることでタンニンの渋さや黒さが戻るのを抑えることができますよ。
渋くなってしまった柿ジャムを美味しく食べる方法!
ここからは渋さが戻ってしまった柿のジャムをおいしく食べることができる方法を紹介していきます!
ヨーグルトと合わせて食べよう!
タンニンは動物性のタンパク質と合わせることで渋みが減少するといった特徴を持ちます。なのでヨーグルトに入れてよく混ぜることで渋くなってしまった柿ジャムでも、おいしく食べることができますよ!
牛乳と食べて食べよう!
ヨーグルトの他にも牛乳に混ぜてスムージーなどを作ると、渋くなってしまった柿ジャムを食べることができますよ!一緒にミキサーに入れるだけなのでとても簡単に作ることができます!
肉料理に使うとコクが出て美味しい!
柿ジャムを肉料理や煮込み料理などに入れて料理すると、味に深みやコクがでると言われています。動物性のタンパク質と混ぜることでタンニンの渋みも抑えられるのでおすすめの方法です!
スポンサードリンク
まとめ
いかがだったでしょうか?柿のタンニンは非常に健康に良い成分ではありますが、食べづらさを作り出してしまう原因になってしまうことがわかりましたね。動物性のたんぱく質と一緒に食べるなどの工夫をすることで柿ジャムをおいしく食べることができます!
この記事をまとめると
- 柿はそもそも加熱調理に向かない食品!
- 加熱すると柿の中にあるタンニンが溶け出して渋くなってしまう!
- 動物性のたんぱく質と一緒に食べると柿ジャムを美味しく食べられる!
このように食材についての幅広い知識を掲載しております。他にもたくさんの記事を掲載していますのでご興味のある方は是非ご覧ください。
スポンサードリンク