蟹の味噌汁が臭い!カニの臭みを抑える下処理方法･おすすめの材料を紹介します! |

毎日食べているお味噌汁だとしても、カニのお味噌汁って聞くと凄く豪華な気分になりますよね。温泉旅館やインスタントの蟹のお味噌汁は臭みが無く程よく蟹の風味が合わさってとても美味しいのですが、生のカニを自分で買ってきてお味噌汁を作るとすると臭みがすごく気になってしまうんですよね。

そこで今回は蟹のお味噌汁の美味しい作り方や、臭いの出ない方法をご紹介します。

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1 カニの臭み取り
- 1.1 具体的な臭みの取り方
2 カニの臭みをとってくれる具材
3 美味しい蟹の味噌汁レシピ！
- 3.1 かにの殻からダシを取ったお味噌汁
- 3.2 捨ててしまうのはもったいない！カニの爪を使ったお味噌汁
4 まとめ

カニの臭み取り

具体的な臭みの取り方

カニは死んでしまうとすぐに臭いが出てしまいます。なのでスーパーで売っているカニも買ってきたらすぐに下処理をしなければいけません。

＜カニの臭みの取り方＞

方法1：ボウルにたっぷりの水を入れ、カニを5分程度浸す。
方法2：沸騰した鍋の中にカニを入れて湯がく
方法3：水と白だしと生姜を混ぜて沸騰させカニを湯がく
方法4：鍋に水と酒とカニを入れて加熱していく

＜カニの茹でる時間＞

生きているカニなら3〜5分
冷凍のカニなら10分

この四つの方法でカニの臭みを取ることができるといわれています。加熱処理をしたほうがカニの臭みは消えると言われており、方法1のやり方が一番簡単ですが、方法2〜4のやり方の方がしっかりカニの臭みを取ることができます。

魚介類の生臭みの原因ってなに？

魚介類の生臭さの原因成分は「トリメチルアミン」というアルカリ性の揮発しやすい物質です。これは有機化合物の一種になります。魚介類の水揚げ後、時間の経過と共に旨味成分の一つであるトリメチルアミン-N-オキシドが徐々に分解されることによって生じた物といわれています。トリメチルアミンの性質として水に溶けやすく、低濃度では魚臭さ、高濃度になるとアンモニア臭を放ちます。

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カニの臭みをとってくれる具材

上記の方法でカニの臭みを取ったあとは、臭みを抜いてくれる食材と一緒に調理することが望ましいです。蟹のお味噌汁と相性のいい食材ばかりなのでぜひ参考にしてみてください！

大根,かいわれ大根

大根やかいわれ大根は臭気成分が多く含まれているので、カニの嫌な臭いをマスキングしてくれます。大根は薄く細切れにすることで短時間でもしっかり味が染み込み、お味噌汁との相性が抜群に良いんですよー！

かいわれ大根を使用する場合は、お味噌汁の完成間近に入れてさっとゆでる程度にしておくと食感やかいわれ大根の風味が残り美味しく食べることができますよ！

ネギ

ネギには硫化アリルという臭み消しの効果が高い成分が豊富に含まれています。よくネギの青い部分だけ臭み消しに使うパターンは多いですが、硫化アリルは青い部分と白い部分の両方に含まれているのでどちらを使っても構いません。ネギの青い部分を臭み消しに使うのは、あまり好きではない方が多いからという理由からだそうです。

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セロリ

ネギや大根がない場合はセロリを代用品として使うことができます。セロリも臭気成分を多く含んだ食材ですので、カニの臭みを消してセロリの爽やかな風味を上書きしてくれます。

生姜

生姜は様々な料理の臭み消しに使われていますよね。生姜の消臭効果はジンゲロン、ショウガオールなどによるもので匂い成分を上からかき消してくれる効果があります。特に魚介類や肉類の強い臭み消しに使われることが多いです。

必ず生の生姜を切って使わなければいけないというわけではなく、おろし生姜のチューブでももちろんOKです！

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