バナナでむくみ解消!即効性はある?食べる時間&朝バナナ・夜バナナの効能は?

「バナナを食べるとむくみが解消できる」と聞いたことはありますか?バナナに含まれるある栄養素がカギとなっているのですが、何によるものなのでしょうか?

また、バナナにはむくみ解消以外にも生活習慣病予防など嬉しい健康効果が沢山あります。朝バナナ・夜バナナ、食べる時間帯によってどんな効能が得られるのかもまとめてみました。今回は、

  • バナナでむくみは解消できる?即効性は?
  • バナナはいつ食べるのが効果的?
  • バナナの栄養と効能いろいろ
  • バナナを使ったむくみ撃退レシピ

これらのテーマについて紹介いたします。

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バナナでむくみは解消できるの?

「バナナを食べると本当にむくみが解消できるの?」と半信半疑かもしれませんが、「バナナはむくみ解消に効果的」です!なぜバナナでむくみが解消できるのかというと、バナナに含まれる「カリウム」の働きが関係しています。

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カリウムの効果

カリウムには、 体内の余分な塩分量を調整して体外に排出させる働き があります。むくみというのは体の塩分量が多い時、それを緩和させるために体が水分を蓄えることによって起こります。

カリウムには塩分量を調整する働きがあるため、体内の塩分を減らし利尿作用が起こることによって、むくみが解消されるのです。また、カリウムを摂ることによって、むくみを予防することも可能です。

むくみに即効性はある?

カリウムのむくみへの効果ですが、食べてすぐ効果が現れる即効性があるわけではありません。血液を巡る塩分量を調整するため、多少の時間はかかります。しかし、カリウムが豊富に含まれるバナナを1日1本食べる習慣があれば、むくみにくい体にすることは可能です◎

むくみに効くバナナを食べる時間は?

むくみに効くバナナを食べる時間ですが、特段これといった時間指定はありません。しかし、朝はエネルギー消費率が高いため、朝→昼→夕がオススメの食べる時間帯です。むくみ以外の効能については時間によって差がありますので、次で詳しくご紹介したいと思います。

バナナの栄養&むくみ解消以外の効能

バナナに含まれるカリウム以外の栄養素や、それによる体への効能には何があるのでしょうか?手軽に手に入るバナナですが、その栄養価が非常に高く、健康効果や美容効果もたくさんあります。バナナの栄養と、生活習慣病予防にもなる効能について見ていきましょう。

バナナの栄養

バナナの食物繊維は100gあたり26g含まれており、お通じに効果的です。また、マグネシウムは果物の中でもトップクラスの含有量で、体の代謝作用全般で大きな役割を持っています。

  • 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
  • ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • ナイアシン:ナイアシンは、糖代謝、脂質代謝の補酵素としての働きで、エネルギー生成のサポートします。ナイアシン一つで複数の代謝工程をサポートするのが大きな特徴です。他にも肝臓におけるアルコール代謝の二日酔いの原因になるアセトアルデヒドの分解を助けます。
  • マグネシウム:マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。
  • オリゴ糖:オリゴ糖は、複数のブドウ糖、果糖といった単糖類が結合して鎖になった状態のものです。体内に入ってから酵素で分解されるため、血糖値の急激な上昇を抑えることが知られています。虫歯にもなりにくく、腸内環境を整える働きも持っています。

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血圧を下げる

バナナに含まれるカリウムには、血圧の上昇を緩和する働きがあるため、 高血圧の改善 にも良いとされています。普段から高血圧気味の方は、バナナを食事に取り入れると血圧を下げることがでます。

血糖値の上昇を防ぐ

バナナは甘く糖質が含まれていますが、食べることで 血糖値の上昇を防ぐ効果 もあります。食事の30分前にバナナを1本食べることで血糖値の上昇を予防できるので、糖尿病にも効果的です。

POINT

日常的にバナナを食べることで生活習慣病予防にも効果が期待できる!

朝バナナと夜バナナの効能

朝バナナと夜バナナ、どちらの方がいいの?」という声を聞きますが、どちらの時間に食べても体に嬉しい効能は様々あります。朝バナナの効能夜バナナの効能、それぞれを見てみましょう。

朝バナナの効能

バナナを朝ごはんに食べることで腸内を刺激し、排出を促す効果があります。また、バナナは30分でエネルギーになるほど体への吸収が早いので、時間のない朝にもオススメです。朝ごはんに1本取り入れることで、バナナの糖分によって頭もハッキリし、エネルギー源となってくれます。

また、バナナに含まれるカリウムには血圧の上昇を緩和する働きがあるため、 高血圧の改善 にも良いとされています。

夜バナナの効能

寝ている間も腸は活動しているため、夜バナナを食べると翌朝スッキリ出やすい効果があります。食べるタイミングとしては夕食の30分前がオススメで、翌朝のお通じの良さを実感した方が多いようです。

また、バナナにはアミノ酸の一つである「トリプトファン」という成分が含まれ、脳内ホルモンの「セロトニン」を分泌させる働きがあります。これによってリラックス効果も期待できるので、寝つきの悪い夜にもオススメです。

  • トリプトファン:トリプトファンは、脳内物質メラトニン、セロトニンの材料です。メラトニンは人間の睡眠の質に関わる物質で、セロトニンは脳内を穏やかにする働きがあります。不足すると睡眠の質が低下やいつもイライラすると言った症状が現れます。摂取することで冷静で穏やかな思考を保ちます。

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バナナと相性抜群のフルーツはこれ!

みかん

便秘の予防と解消には、みかんと一緒に食べるのがおすすめです。みかんには、ペクチンが豊富に含まれています。ペクチンは水に溶けるとゼリー状にかたまるため、便秘の時は水分のなくなった便を軟らかくして排便を促進したり、反対に下痢の時にはゼリー状の膜になって腸壁を守ります。

また、腸の中でドロドロとしたゲル状になることで、腸内をお掃除しながら排便を助ける働きがあります。

バナナを使ったむくみ撃退レシピ

最後に、「バナナを使ったむくみ撃退レシピ」をご紹介します。バナナにある食材をプラスすることで、より一層むくみへの効果がアップするので是非お試しください!

アボカドバナナジュース

バナナと牛乳または豆乳を混ぜたバナナジュースに、アボカドをプラスすることでむくみ撃退度がアップします。アボカドにもカリウムが豊富に含まれているため、体内の余分な塩分を排出してくれる作用が高いです。

むくみ撃退レシピ
  • バナナ1本
  • 牛乳または豆乳150ml
  • アボカド半分

これらの材料をミキサーに入れて回すだけ!簡単であっという間にできてしまいます。アボカドには甘みがないので、甘いバナナジュースにしたい方は完熟したバナナを使ってみましょう。

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まとめ

バナナはむくみに効果的?」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • バナナに含まれるカリウムの塩分調整作用によって、むくみ解消/予防効果がある!
  • 食べてすぐの即効性はないが、1日1本食べ続けることで様々な健康効果がある!

バナナはすぐにエネルギー源となるので、時間のない朝ごはんにもオススメの果物です。むくみ解消だけではなく、便秘解消や血圧を下げる効果・血糖値の上昇を防ぐ効果など、生活習慣病にも効果があるので是非食事に取り入れてみましょう。

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