しじみは冷蔵庫に入れると死ぬ?冷蔵庫保存の期限は何日?時短で砂抜き!

しじみを冷蔵庫に入れておいたら動かない…!死んでるの?」という経験をしたことはありませんか?購入後冷蔵庫で保存していると、しじみが口を開けたまま動かなかったり、動きが止まっていることがあります。しじみは冷蔵庫に入れておいても大丈夫なのでしょうか?今回は、

  • しじみは冷蔵庫に入れると死ぬの?
  • 冷蔵保存は何日できる?
  • 死んでるしじみの見分け方
  • しじみの砂抜き方法2種!
  • オルニチンが二日酔いに効果的!

これらのテーマについて紹介いたします。

スポンサードリンク

しじみは冷蔵庫に入れると死ぬ?

「しじみは冷蔵庫に入れておくと死ぬの?」と疑問に思う方がいるようですが、「しじみは冷蔵庫に入れたからといって死ぬことはありません」!スーパーでも、しじみは冷蔵ケースに入れられて販売されているかと思います。

しじみは20度くらいの水の中に生息しているため、 5〜6度の冷蔵庫では寒すぎるため、しじみの動きが止まっていたり口が開いたままになっていることがある のです。そのため、砂抜きする時は水温を20度くらいにすると活発に動くようになり、効果的に砂を吐き出させることができます。

スポンサードリンク

死んでるしじみの見分け方

冷たすぎたことが原因で動かないしじみは生きているので食べることができますが、中には腐っているしじみが混ざっていることもあります。腐ったしじみの見分け方を紹介しますので、しじみを見分ける時の参考にしてみてください。

腐ったしじみの見分け方
  • カビ臭い
  • 大きく開いている
  • 加熱しても開かない

死んでいるしじみはその貝を開くことができません。また、腐っているしじみがいるとその水が白く濁るので確認するようにしましょう。死んでしまっているしじみはいくらつついても反応がありません。怪しげなあさりを見つけたら、生死確認のためにつついてみましょう。腐っていると菌の繁殖速度が早いため、強い腐敗臭がするので臭いにも注意です。

しじみは冷蔵で何日保存できる?

しじみは冷蔵庫で保存ができますが、早めに砂抜きしておくことで傷みにくくなります。冷蔵庫での保存期間・冷凍庫での保存期間をそれぞれ見てみましょう。

スポンサードリンク

冷蔵保存の期限は?

しじみを冷蔵保存する場合の保存期間では、3日が目安となっています。

冷凍保存期限

冷凍しじみの保存期限で驚きなのが、「しじみは冷凍することで最長1年保存することができる」のです!冷凍前に砂抜きをして、冷凍庫に入れておくことで長期的に保存することが可能です。購入してもすぐに使わない場合や、大量購入した時にとても便利な保存方法です◎

しじみの砂抜き方法は?

しじみは泥の中に生息しているため、調理前には必ず砂抜きが必要になります。時間をかけてじっくり砂抜きする方法と、時短で砂抜きする2つの方法をご紹介いたします。

一晩で砂抜き

しじみの砂抜きには一晩かかると言われることもありますが、3時間も浸けておけばしっかり砂を抜くことができます。失敗しない砂抜きのコツには4つのポイントがあります。

失敗しない砂抜きのコツ
  • 塩分濃度は0.3%
  • 水温は20度
  • 暗い場所で放置する
  • 3時間ほどかける

できるだけしじみが住んでいた環境に合わせることで、綺麗に砂抜きすることができます。3時間以上浸けておくとしじみが弱ってしまうこともあるので、一晩かけた砂抜きは本来不要なのです。

時短で砂抜き

次は、3時間かけずに砂抜きできる時短テクニックをご紹介します。とは言っても、じっくり3時間かける方法と比べると、砂が多少残ってしまうこともあるので、どうしても時間のない時に試してみてください◎

時短砂抜きに必要なもの
  • 40〜50度のお湯
  • 平たいバット
  • しじみ

浸けるのは水ではなく40〜50度に温めたお湯なのです。先ほど砂抜きの適温は20度とお話したばかりですが、時短バージョンでは温かいお湯を使用します。

時短砂抜きの方法
  1. 平たいバットにしじみを重ならないように並べる
  2. 40〜50度に温めたお湯をひたひたになるまで注ぐ
  3. 20分ほど待ってよく洗えば完了!

なんということでしょう?この方法だと本来3時間かかる砂抜きが、20分で完了してしまうのです。ポイントは、 しじみを重ならないようにバットに並べること 重なっていると上のしじみが吐き出した砂を下のしじみが吸ってしまうという悪循環が生まれます。

スポンサードリンク

しじみの味噌汁は二日酔いにも!

しじみのエキスがたっぷり出たしじみの味噌汁は、二日酔いに効果的です。みなさんもそのイメージは強いかと思いますが、一番の決め手となっているのは「オルニチン」という成分です。

オルニチン 

しじみに含まれる「オルニチン」は、アルコールの毒素である 「アセトアルデヒド」を分解する働き があります。アセトアルデヒドが体内に残っていることで二日酔いとなり、頭痛やだるさ・気持ち悪さといった症状が現れます。

アセトアルデヒドを分解するのは肝臓の仕事なのですが、オルニチンがその働きを助けることによって治りが早くなったり、血中に残っている毒素を分解して体を楽にしてくれるのです。

まとめ

しじみは冷蔵庫に入れると死ぬの?」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • しじみは冷蔵庫に入れることで死ぬことはない!
  • 冷蔵庫内がしじみにとって寒いため、動きが鈍っているのが原因
  • 冷蔵保存は3日が目安、冷凍であれば1年保存が可能

しじみを購入後冷蔵庫に入れておくことで、死んでしまったの?食べられない?と思うこともあるかもしれませんが、常温の水に入れておくことで動きが活発になるので、そのまま料理に使ってみてくださいね。

スポンサードリンク