うにが苦いのには訳があった!?苦味が苦手な人にこそ読んでほしい食べ方と選び方のコツとは!

甘くて口の中でとろける感じが最高な「うに」ですが、実はうにが苦手な人って結構多いんです!苦手な人はうにの「苦み」がダメとのこと。そもそも「あれ?うにって苦くないよね?」と思う方は、もしかしたら海の近くに住んでいる方だけかもしれません。

そこで今回は、うにの「苦み」の原因「苦くないうにの選び方」「自宅で苦みを取る方法」をお伝えします!

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うにが苦いのはなぜ?

うにの苦味の原因とは?

うにが苦くなってしまうのは、「ミョウバン」という添加物に原因があります。うにはとても繊細な生き物で、水揚げされるとすぐに鮮度が落ちていきます。しかも鮮度が落ちるだけでなく、どろどろに溶けてしまうのもうにの特徴。鮮度を落とさずに食卓に運ぶためには、うにの鮮度を守る「ミョウバン」を使用する必要があるのです。

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ミョウバンの苦味=うにの苦味

ミョウバンには鮮度を保つ効果と防腐効果があります。海で獲れたうにを私たちに届けるために、ミョウバンはなくてはならないものなのですが実はこのミョウバンが「苦い」原因になってしまっているのです。海の近くに住む人は、ミョウバンをそこまで使用していない新鮮なうにを食べることができるので、うにが「苦い」という事に「?」と思うみたいです。

海鮮市場の新鮮なうには最高

食べたことがある人なら理解していただけると思いますが、新鮮なうには「最高」です。上記で説明した通り、海鮮市場や漁港などで食べるうにには添加物のミョウバンが入っていません。なのでうに本来の甘いとろける味を食べることができるのです。

ウニの栄養素

ウニには、抗酸化作用が強いビタミンEが豊富に含まれているため、体の老化防止やアンチエイジングにも効果的です。また、動脈硬化や心臓病などの生活習慣病予防にも効果のある栄養素となっています。



また、野菜や果物から摂ることができないビタミンB12やその他のビタミン類も含んでいるので、高栄養な食材と言えます。

  • ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
  • ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
  • ビタミンB12:ビタミンB12には、細胞分裂に関わり、特に乳児や人間の血球の文化には不可欠な栄養素です。細胞分裂の際の、DNAの複製に関わるため、不足すると正常な組織が作られず体の機能維持に影響が出ます。神経伝達や脂質代謝にも関わる酵素です。

苦味のない美味しいうにの選び方

苦味の原因が「ミョウバン」にあることは理解していただけたと思います。なので海から遠い場所に住んでいる人は「残念ながら、美味しいうにを食べるのは諦めたほうが良いですね。」

いやいや!冗談です!諦める必要はありません!実は選び方を知っていればどこでも美味しいうにが食べられるのです!

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スーパーで「塩水うに」を選ぶ

スーパーには「塩水うに」と呼ばれるうにがあります。こちらは鮮度を保つためにミョウバンの代わりに「塩水」につけて鮮度をキープしています。ミョウバンを使用していないので、当然「苦み」は少ないです!しかしミョウバンを使用しているものよりも、型崩れをしやすく少し見た目が悪いというデメリットもあります。

「板うに」は苦味が強い

スーパーで売られているのは「塩水うに」の他に「板うに」というものがあります。これは板の上にうにがきれいに整頓されて乗せて売られているものです。板うにはミョウバンを使用していることから、色や見た目が非常に美しい反面、苦みが強いのです。

ミョウバン不使用のうにを選ぶ

  • 塩水うに」→見た目と塩気が若干気になるが、うにの苦みがほとんどない
  • 板うに」→見た目は新鮮そのもの!だけど、ミョウバンの苦みがつよい

 

販売されているうにには、このようなメリット・デメリットがあるということを覚えておくと良いでしょう。うにの味を追求したいならミョウバン不使用の「塩水うに」がおすすめです。

「塩水うに」は手に入りにくい・・・

先ほど「塩水うに」がおすすめです!といいましたが、実は「塩水」は鮮度をキープする力が強いわけではないので、都会や海から遠い街のスーパーで売られているのはほとんどが「板うに」。「塩水うに」は手に入りにくいようです。

スーパーの板うにを美味しくする方法

ではやはり、都会や海から遠い街に住んでいる人は美味しいうには諦めた方がいいの?

実は「板うに」はあるひと工夫で「苦みのない美味しいうに」へ変身させることが出来るんです!

「ミョウバン抜き」で自宅でもおいしいうにを!

板うにのようなミョウバンをしっかり使って鮮度を保ったうにには、身の中の方までミョウバンが染み込んでいます。なのでここで塩を使った「ミョウバンを抜く」方法をお伝えします!

 

  • ①海水濃度の同じ濃度の塩水を作る(約3%)300mlの水に10g(大さじ1/2)の塩を入れ、混ぜる。
  • ②板うにをつくった塩水の中に30分以上浸す。
  • ③うにが塩水を吸収しミョウバンを排出する事で苦みが消える。塩味が気になるなら軽く水ですすぐ。

この方法で実は簡単にミョウバンだけを抜くことが出来ます!びっくりするほど簡単ですよね?

まとめ

美味しいうにを食べた事がない人が多いのはもったいない!ということで、今回は美味しいうにの選び方と苦みを抜く方法をお伝えしました。

この記事をまとめると

  • 「板うに」よりも「塩水うに」の方が苦みが少ない
  • 板うにも「ミョウバン抜き」をすれば「塩水うに」と同じ美味しさで食べられる!

 

実はうにの本当の美味しさを知らない人は多いのです!簡単なひと工夫で「うに」の本当の美味しさを楽しんでくださいね!

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