枝豆を食べ過ぎると太る?枝豆ダイエットのデメリット|カロリー・糖質は?

枝豆」はビールのおつまみとして人気の野菜ですが、食べ過ぎると健康に害はあるのでしょうか?「畑の肉」と言われるほど栄養価が高いですが、カロリーや糖質について着目してみました。今回は、

  • 枝豆を食べ過ぎると太る?
  • 枝豆のカロリーと糖質
  • 枝豆の栄養や効果効能
  • 枝豆ダイエットのデメリットは?
  • 1日の摂取目安量

これらのテーマについて紹介いたします。

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枝豆を食べ過ぎると太る?

枝豆はお酒のおつまみや、晩ご飯のちょっとした副菜、お弁当のおかずなど色々な場面で活躍している野菜ですが、食べると塩気と豆の旨味でやみつきになりますよね。

そんな枝豆を食べ過ぎると、太る原因となってしまうのでしょうか?枝豆は体に良さそうなイメージがありますが、カロリーや糖質など、ダイエット中に気になる数値について見てみましょう。

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枝豆のカロリー

枝豆のカロリーは、100gあたり134kcalとなっています。これはさやを抜いた中身100gあたりのカロリーです。3粒入っている1房は約2kaclなので、10房食べても20kcal、20房食べても40kcalと、あまり高くない数値となっています。

枝豆の糖質

枝豆に含まれる糖質量は、100gあたり4.3gとなっています。同じ豆類の中でも枝豆と同じようにビールのおつまみとして好まれるそら豆は、100gあたりの糖質量が12.9gです。比較すると枝豆の糖質量は低いことがわかります。

ちなみに、糖質量の1日の目安はコチラです。目安量とそら豆の数値を比較してみても、そら豆を数粒食べても摂取する糖質量は少ないことがわかります。

  • 女性……270g
  • 男性……330g

そもそも「糖質」って何?と思う方もいるかもしれません。「糖質ゼロ」や「糖質オフ」という言葉は、ビールのCMで耳にしたことが多いのではないかと思います。

糖質とは?

糖質とは=炭水化物から食物繊維を抜いたもの。体内で余った糖質→中性脂肪に変換→内臓脂肪として蓄えられるため、肥満の原因となる

枝豆の栄養や効果効能は?

枝豆は「畑の肉」と言われるほど栄養価が高いとされています。どんな栄養が含まれ、それによってどんな効果があるのか見てみましょう。普段何気なくおつまみなどで食べている枝豆ですが、このような栄養効能があるのです。

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栄養

えだまめには豊富なタンパク質や、大豆にはないビタミンCビタミンB1鉄分カリウムなどのミネラル類がぎっしりつまっているので、栄養価の高い野菜です。

タンパク質の中にはメチオニンという、 ビタミンB1・ビタミンCと一緒にアルコールの分解を促進し、肝臓機能を助ける働きがある成分 が含まれています。「ビールに枝豆」という組み合わせは、理にかなっているのですね。

  • ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
  • ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
  • たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
  • メチオニン:メチオニンは、硫黄を含む結合を持つアミノ酸です。加えてどの様なたんぱく質の合成にも必ず最初にメチオニンから他のアミノ酸が結合して組織が作られます。体のかゆみの原因になるヒスタミンの分泌を抑制し、抗うつ効果も注目されているアミノ酸です。
  • 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
  • カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。

効果効能

枝豆に含まれるビタミン類やミネラル類・メチオニンや、有効成分であるイソフラボン・サポニンなどによって様々な効果を期待することができます。お酒を飲む方にとって一番嬉しいのは、アルコール分解効果による二日酔い予防なのではないでしょうか?

  • 肝臓機能を助ける
  • アルコール分解→二日酔い予防
  • コレステロールの上昇抑制
  • 貧血予防・改善
  • 更年期症状の改善
  • 肝臓疾患予防

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枝豆ダイエットとは?

枝豆をダイエット中に食べる「枝豆ダイエット」というものがあるようです。ダイエット中はできるだけカロリー・糖質量が少なく、かつ栄養価の高い食べ物が必要です。

枝豆にはタンパク質が豊富に含まれているので、ダイエット中の食材としてオススメです。食物繊維も含まれているので、腸内掃除にもなります。そんな枝豆ダイエットによるデメリットや、1日の摂取目安量を見てみましょう。

枝豆ダイエットのデメリット

枝豆ダイエットは低カロリー高タンパクで効果的ですが、塩分の取りすぎになる可能性があります。生の枝豆を購入して家庭で茹でる場合、枝豆にかける塩分量は調整できますが、手軽な冷凍枝豆には塩が振りかけられています

その塩気が美味しくてクセになるものですが、ダイエットとして食べ過ぎると塩分過多になるので気をつけましょう。塩分の取りすぎは高血圧や血液をドロドロにするといった影響があり、ダイエット目的で食べていても健康を害すことになってしまいます。

1日の摂取目安量は?

ダイエット中に枝豆を食べる時の、1日の摂取目安量をご紹介します。ダイエット目的で食べていても、カロリーは少なからずありますので量に気をつけましょう。

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枝豆は1日にどのくらい?

枝豆は1日50gほどがオススメ(さやを除く)

枝豆をダイエットとして頻繁に食べる際は、1日あたり50gほどがオススメです。これはさやを除いた量なので、房にするとだいたい30〜40房程度となります。食べ過ぎないように気をつけながら、上手くダイエット中の食材として取り入れましょう。

まとめ

枝豆を食べ過ぎるとどうなる?カロリーや糖質」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 枝豆は「畑の肉」と言われるほど栄養価が高く、ダイエットにも向いている
  • 食べ過ぎると塩の取りすぎになるので注意!(冷凍枝豆の場合)

枝豆は低カロリーで高タンパクなので、ダイエット中の食材として向いています。食物繊維が豊富で便通もよくなるので、ぜひ普段の食事に取り入れてみてくださいね。

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