「生姜の皮」、みなさんは料理に使っていますか?生姜の皮は少し厚いので、丸ごと料理に使うか皮を剥くか、どっちがいいの?と考える方も多いのではないでしょうか?皮に農薬が付いていないか心配だったり、皮ごと食べた方が栄養的には良さそうだったり…など考えてしまいますよね。そこで、生姜の皮の扱い方に着目してみました。今回は、
- 生姜は皮つきで食べられる?
- 生姜の皮の栄養と効能
- 生姜の皮に農薬は?
- 皮つき冷凍生姜の使い方・デメリット
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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生姜って皮付きでも食べられる?
まず、 「生姜は皮付きでも食べることができます」 !生姜の皮はそのままでも、料理に使ってOKです。
皮ごとすりおろしもOK
生姜には輪切り・千切り・すりおろしなど、いくつかの切り方がありますが、皮ごとすりおろして使っても問題ありません。生姜の皮はやや厚いですが、すりおろし器でもしっかりすりおろすことができます。皮が口の中に残ってしまうのが苦手な方もいるかもしれませんが、生姜の皮にも栄養が豊富に含まれているのです。
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生姜の皮の栄養と効能
生姜の皮には、生姜の辛味成分であるジンゲロールや、強い抗酸化作用を持つポリフェノールが豊富に含まれています。ジンゲロールは体内でショウガオールという成分に変わり、血流を良くして体を温める効果があります。生姜の効能を効果的に摂るには、皮ごと調理がオススメです。
- ショウガオール:ショウガオールはしょうがが持つ独特の辛味成分で、加熱しても壊れることがなくよりその健康効果を得ることができます。発汗作用を持ち血行を促進させる他、胃酸の分泌を促進させてくれる。
- ポリフェノール:ポリフェノールは、植物に含まれている成分で苦味や色素の成分で、5000種類ほど存在していると言われており、その種類ごとに特徴ある健康効果を持つ栄養素です。共通点はとても強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の除去や体の酸化による老化に関わる病気の予防に役立つ栄養素です。
これらん栄養素に加え、生姜にはビタミンB1・B2・ナイアシン・葉酸といった成分も含まれています。それらの栄養素は、このような効果が期待できます。
- 血圧を下げる
- 肝臓機能の向上
- 美肌効果
- 生活習慣病予防
生姜の皮に農薬はない?
「生姜を皮ごと食べるのは、農薬が心配…」そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?野菜や果物には少なからず農薬が使われていて、皮などの表面に付着していることがあります。すぐに体の影響が出るわけではありませんが、チリも積もればで体内に農薬の物質が溜まっていると考えると、できるだけ摂りたくないものですよね。
生姜の皮の農薬は、生産方法によっても異なりますが、残念ながら「生姜の皮には農薬が付いています」。対策としては、①無農薬の有機生姜を購入する ②専用の洗剤で洗う この2つがあります。最近は有機野菜も増えているので、皮の農薬が心配な方は探してみてくださいね。
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生姜の皮むき方法
生姜の皮にはジンゲロールやポリフェノールなどの栄養が豊富に含まれていますが、農薬が心配な場合や、口当たりを気にする場合は皮むきしてから料理に使いましょう。
生姜の形は凸凹しているので、ピーラーよりも包丁がオススメ◎
他の野菜の皮むきにはピーラーを使うと便利ですが、生姜の場合は表面の凹凸が大きいので、包丁の方が綺麗に剥けます。
皮付き丸ごと冷凍生姜のデメリット
生姜は丸ごと冷凍すると1〜2ヶ月日持ちしますが、解凍した時のデメリットもあるので要注意です。
ぶよぶよ・ふにゃふにゃ
生姜は冷凍すると細胞が壊れるので、 解凍した時にぶよぶよ・ふにゃふにゃに柔らかくなってしまいます 。本来は繊維質が強く、シャキシャキしているのが生姜ですが、冷凍すると食感も落ちてしまいます。料理によってはその食感を感じさせない使い方もあるので、冷凍生姜を使う時は合うメニューを考えましょう。
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皮付き冷凍生姜の使い方
皮つき冷凍生姜の使い方としてオススメの切り方をご紹介します。ぶよぶよしたりふにゃふにゃしたりしてしまう冷凍生姜を、できるだけ美味しく食べる方法です。
すりおろし
生姜は冷凍してもすりおろしてしまえば、柔らかくなった食感を気にせず食べることができます。すりおろし生姜はスープや餃子の餡・生姜焼など色々な場面で使える食材です。
完全に解凍してからだとすりおろしにくいので、半解凍くらいの状態ですりおろすのがオススメ
詳しくはこの記事をチェック!
千切り
冷凍生姜は千切りにして料理に加えても美味しく食べることができます。皮に含まれるポリフェノールには抗酸化作用があり、免疫力をあげたり生活習慣病の予防にも繋がるので、是非皮ごと千切りしましょう。
しょうがは生で食べるといいの?
生姜を生で食べた時の、効果は以下のような事です。
- 殺菌効果が期待できる
- 体温を下げる効果が期待できる
生姜を生で食べると、体の中の細菌を殺す効果が期待できるでしょう。なので、風邪の引き始めなどに食べると風邪を未然に防ぐことも出来ます。また、体を冷やす効果も期待できるので、暑い夏などに食べるとさっぱりして美味しいでしょう。
詳しくはこの記事をチェック!
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まとめ
「生姜は皮ごと食べられる?栄養と効能」というテーマについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 生姜の皮にはジンゲロールやポリフェノールなどの栄養成分が豊富
- 皮には農薬が付着している可能性があるので、心配な方は無農薬の有機生姜がオススメ
- 生姜は皮ごと冷凍できるが、解凍した際にぶよぶよ・ふにゃふにゃになるデメリットも
生姜の皮にも栄養が含まれているので、よく洗ってから料理に活用してみてくださいね。
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