「唐辛子」と「ししとう」はナス科トウガラシ属に分類される同じ仲間の野菜ですが、花や葉っぱなどその他の部位を見たことはありますか?スーパーで売られている部分とは別に、いくつかの部位があります。今回は、
- ししとう・唐辛子の部位
- ししとう・唐辛子の花言葉
この2つのテーマに沿ってご紹介いたします。
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唐辛子・ししとうの部位
では、唐辛子とししとうの部位をそれぞれ見ていきたいと思います。私たちが普段食べている「実」をはじめ、葉っぱ・花・根などを見てみましょう。
葉っぱ
唐辛子 | ししとう |
唐辛子とししとう、それぞれの葉はこのような形をしています。唐辛子は品種によっても葉の形が異なりますが、細くてシュッとしたシルエットが特徴的です。それに対しししとうの葉には丸みがあり、葉が大きいといった特徴があります。
花
唐辛子 | ししとう |
花はどちらも白くて小さなものを咲かせます。同じ科・同じ属に属している植物は似たような花を咲かせるものですが、唐辛子・ししとう共にナス科トウガラシ属の仲間なので、同じような見た目の花が付きます。
花弁は6枚あり、小さな水仙の花のような形をしているのが特徴です。この花から激辛の唐辛子ができるとなると、とても意外ですよね。
実
唐辛子 | ししとう |
実はみなさんもご存知の通り、普段私たちの食事に使われているこちらです。ししとうは緑色をしていますが、収穫せずに熟させれば唐辛子のような赤色に色づきます。また、唐辛子も熟す前はししとうのような緑色をしています。
太さは:唐辛子<ししとうですが、唐辛子の品種によってはししとうのように太いものもあります。「万願寺とうがらし」がその例です。
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種
唐辛子の種・ししとうの種はよく似ていますが、含まれている成分に大きな違いがあります。
- 唐辛子の種……カプサイシンが含まれていて辛い
- ししとうの種…カプサイシンは含まれておらず辛味がない
みなさんもご存知かと思いますが、唐辛子の種には辛味があります。そのため、唐辛子を使う時は中の種を取り出して調理することがありますよね。
これに対し、ししとうの種にはほとんど辛味が含まれていないため、丸ごと食べることができます◎
唐辛子・ししとうの花言葉
それでは「唐辛子・ししとうの花言葉」について見てみましょう。花言葉は、19世紀に西欧で流行したことがきっけとなり広まりました。日本には行ってきたのは明治時代初期とされています。
当時は入ってきた花言葉をそのまま使っていましたが、その後、日本独自の花言葉も提案されるようになったそうです。驚きなのが、花を付ける植物以外にもキノコや草、樹木にも花言葉が付けられているということです。
では、唐辛子とししとうの花に付けられている6つの花言葉をご紹介します。
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旧友
唐辛子は昔から世界で栽培され、料理に活用されてきた歴史の長い調味料のため「旧友」という花言葉がつけられたと言われています。
嫉妬
また、唐辛子は緑色→赤色へと熟すにつれて色が変化していく姿が怒りに燃えているように見えることから「嫉妬」という花言葉も付いています。
辛辣
そして、一番の特徴といえばその辛さにあります。ピリリと優しい辛さのものから激辛のものまで、「辛辣」な辛さを持つ唐辛子の代表的な特徴を花言葉にしたものがこちらです。
生命力
昔から栽培されてきた歴史などを踏まえ、「生命力」という花言葉も付けられています。
雅味
優雅な味わいを意味する「雅味(がみ)」も、辛味の中に旨味や風味を持つ唐辛子らしい花言葉ですね。
悪夢が覚めた
こちらに関しての由来は不明ですが、「悪魔が覚めた」という花言葉も付けられています。他の花言葉とは異なり、長めの花言葉となっています。なぜこのような花言葉がつけられたのか、想像してみてくださいね。
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まとめ
「唐辛子・ししとうの部位と花言葉」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
私たちが普段食べている「実」部分以外の葉・花などをご紹介いたしました。どんな植物にも花言葉は付けられているので、是非興味のある花言葉を調べてみてくださいね。
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