紫とうがらしの特徴・旬の時期まとめ|辛くない甘みのある唐辛子

唐辛子は赤色のものが一般的ですが、中には紫色をした「紫唐辛子」という品種があることをご存知ですか?意外ですが、唐辛子にはカラフルなものがいくつかあります。一体どんな唐辛子なのでしょうか?今回は、

  • 紫とうがらしの特徴まとめ
  • 紫とうがらしの旬の時期と生産地
  • 紫とうがらしのスーパー価格とネット価格比較
  • 紫とうがらしのオススメの食べ方

について紹介いたします。

画像引用:農Pro

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紫とうがらしってどんな唐辛子?


画像引用:タイキネット

読み方 むらさきとうがらし
旬の時期 6月中旬〜10月下旬
主な生産地 奈良県
辛さレベル

読み方  

「紫とうがらし」は、「むらさきとうがらし」と読みます。

特徴

紫とうがらしは、名前の通り紫色をした唐辛子の品種です。古くから奈良県で栽培されてきた野菜で、「大和の伝統野菜」にも認定されています。

伝統野菜とは?

各地で古くから栽培・利用されてきた在来種の野菜のこと

紫とうがらしは完熟すると真っ赤に色づきますが、そこまで熟さずナスのような紫色の時点で収穫されます。

長さと太さは?
  • 長さ……5〜6cm
  • 太さ……2cm弱

大きさや形はししとうによく似ており、 唐辛子と言っても辛味はほとんどない ので、天ぷらや佃煮など色々な料理にアレンジすることが可能です。完熟して赤色になると甘いが出るといった特徴もあります。

注意

紫色のものは加熱すると緑色に変色してしまう!完熟した赤色のものは、赤色のまま◎

紫とうがらしは、その色が一番の特徴ですが、加熱すると緑色に変色してしまいます。せっかく綺麗な紫色なのですが、そこが残念なポイントです。

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紫とうがらしの旬の時期と主な生産地  

では、紫とうがらしの「旬の時期」と「主な生産地」について見てみましょう。

旬の時期はいつ?  

 紫とうがらしの旬の時期は、6月中旬〜10月下旬の霜が下りる時期 となっています。

主な生産地はどこ? 

紫とうがらしは、主に奈良県で栽培されています。

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紫とうがらしの価格相場ってどのくらい?

紫とうがらしは、どのくらいの価格帯で買うことができるのでしょうか?最近はスーパーだけではなく、野菜のネット販売が盛んになっているので、ネット価格とスーパー価格をそれぞれ比較してみました。

スーパーだと  

紫とうがらしは、生産地のスーパーでは1袋10個入りが300円ほどで販売されています。生産地である奈良県ではよく見かける野菜ですが、生産量が少ないため他の地域で直接購入するのは難しいかもしれません。

ネット通販だと

最近は野菜もネット通販でお取り寄せできる時代となりましたが、調査時期が旬の時期以外ということもあり紫唐辛子を取り扱うサイトを見つけることはできませんでした。

旬の時期である7〜9月にはネット販売される可能性もありますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

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紫とうがらしのおすすめの食べ方

紫とうがらしを使ったおすすめのレシピをいくつか集めてみました。時短で簡単に作れる料理なので、是非実践してみましょう♩

ふりかけ・フレーク

唐辛子は細かく刻んでふりかけとして使うのもオススメです。組み合わせのバリエーションは多様で、

  • 青菜×唐辛子
  • じゃこ×唐辛子
  • 昆布×唐辛子

など様々なのでお好みの具材と合わせて使ってみましょう。

POINT

フライパンで炒ることで唐辛子の香りが引き立つ

漬物(酢・醤油・味噌・油)

唐辛子の酢漬けは「エスニック風」な味わいが特徴の漬物です。冷蔵庫で2ヶ月ほど日持ちするので、大量消費もできますよ。

材料と作り方
  • 殺菌した瓶の中に洗った唐辛子を入れる
  • 唐辛子が浸るほどのお酢と塩をひとつまみ入れる
  • 1週間ほど待てば完成

塩の量はお好みで調整してみましょう。少なければ優しい味わいに、たくさん入れればしょっぱい酢漬けになります。

下記の記事内では、「唐辛子の漬け方レシピ」をご紹介していますので是非チェックしてみましょう。

ピクルス

ピクルスは酢漬けとよく似ています。お酢×塩×砂糖の3点で作ることができるので、とても簡単です◎また、瓶詰めすることで未開封であれば長期保存も可能です。

パプリカなどお好みの野菜と合わせて入れることで全体がピリ辛味になり、お酒やご飯がすすむ副菜になります。

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まとめ

唐辛子の品種の一つ「紫とうがらし」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

紫とうがらしの特徴まとめ

  • ナスのように紫色をした唐辛子で「大和の伝統野菜」に認定されている
  • 辛みがほとんどなく、加熱すると緑色に変色してしまう

唐辛子といっても辛味のない紫唐辛子は、ししとうを食べる感覚でいただくことができるので非常に食べやすい品種です。天ぷらや佃煮などアレンジも豊富なので、是非手に入れる機会があれば試してみてくださいね。

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