ドキドキのマタニティーライフが始まった妊婦さんは、少しずつ変化する体型・安定しにくい繊細な体調・精神面での変化などもある上に、食べても良いもの・控える必要のある食材などと気をつけないといけないことが増えますよね。
可愛い赤ちゃんがしっかりと育つようにと、色々と勉強されるママもいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、栄養豊富な食材で知られる山芋を妊娠中に食べても良いか・食べる際に気をつけなければいけない事などについて詳しく見ていきます。是非、参考にしてママも赤ちゃんも元気に過ごしてくださいね。
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目次
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妊娠中にやまいもを食べても大丈夫!
ここからは、妊婦さんが山芋に食べても良い理由について詳しく見ていきます。妊娠中に山芋は食べても心配ない食材ですが、おススメする2つの理由があります。酷い悪阻などで食欲不振な方や、お腹が大きくなるにつれ苦しく感じやすい妊娠後期などに起こりやすくなる胸焼けのような時にも、是非山芋を使ってみてくださいね。
必要な栄養素が多い
山芋には妊娠中に必要な多くの栄養素が含まれているので、是非積極的に食べてもらいたいです。山芋に含まれている代表的な栄養素をお伝えします。
- ビタミンB1
- ビタミンB6
- ビタミンC
- ミネラル類(カリウム・マグネシウム)
- 食物繊維
- 鉄分
- ムチン(とろろ芋)
特に山芋をすりおろしたとろろ芋にすると、ネバネバとした粘り気にムチンという成分が含まれており、体内のたんぱく質を効率よく吸収し糖質吸収を遅らせる作用があります。食物繊維やミネラル類も豊富に含まれているので、妊娠特有の便秘の際にもおススメですよ。納豆にとろろ芋をかけて食べてみてくださいね。
山芋の中でも特に自然薯には少量ではありますが葉酸も含まれていますよ。
つわりで食欲がなくても食べやすい
酷いつわりの際も、山芋は冷たくしてとろろ芋にするなどの調理法で食べやすくすることができます。お料理の匂いで気分が悪くなる方は、是非冷たいお蕎麦・おうどんに冷やしたとろろ芋をのせて食べてみてください。
つわりで嘔吐をしてしまう方も、山芋にはミネラル類・ビタミンB6が含まれているので吐き気の軽減効果が期待できます。冷たくしたとろろ芋・冷やした山芋を短冊切りにして食べてみてくださいね。
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妊婦さんがやまいもを食べる時の注意点
ここからは、妊婦さんが山芋を食べる時に注意したいことをお知らせします。山芋は土の中で育つイモ類なため、食べる前の下処理は大切です。スーパーなどで販売されている山芋は調理しやすいように洗浄・カットなどがされていますが、妊婦さんの体は繊細なため調理の際はしっかりと下処理をしましょう。
トキソプラズマ菌に注意
近年指摘されることの多くなったトキソプラズマ症は、正しい知識があればそれほど怖い病気ではありません。よく知られていることとしては、お肉はよく加熱をする・野菜や果物はよく洗う・ガーデニングや砂遊び後は手をよく洗う・猫ちゃんなどを飼っている場合は排泄物に触れないように注意するなどがあります。
感染していた場合も健康であれば無症状の場合もありますが、まれにリンパ腺の腫れ・発熱・頭痛などの症状が見られます。治療薬はあるので妊娠中も治療は可能ですが、お腹の赤ちゃんに母子感染する可能性もありますので注意することがとても大切です。
周りの土にトキソプラズマ菌が潜んでいるかも
山芋は土の中で育つ食物のため、トキソプラズマの卵が土や砂の中に混じっている可能性があります。この卵は1年以上の感染力を持ち続けるため、特に自家栽培されている方などは土・砂を触った後はしっかりと石鹸で手洗いするようにしましょう。
食べる前にしっかり洗おう
山芋を食べる際も、山芋の皮の周りに残っている土をしっかりと洗い落としてから食べるようにしましょう。山芋に限らず、食物は自然の中で栽培されているので調理前にしっかりと水洗いすることが大切です。トキソプラズマ症の心配だけでなく、妊娠中の体は通常時に比べて繊細なため食中毒などへの注意も必要となります。
しっかりと食物の水洗い・ご自身の手洗いを徹底しましょうね。
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まとめ
ここまで、山芋を妊娠中に食べても良いか・食べる際に気をつけなければいけない事などについて詳しく見ていきました。
山芋は妊娠中に食べても安心な食材の1つで、食物繊維・ミネラル類(カリウム・マグネシウム)・ビタミンB6・ビタミンC・鉄分・ムチンなどの栄養素が豊富なため、妊娠中に多い便秘・胸焼けのような気分の悪さ・匂いからのつわり・吐き気や嘔吐を伴うつわりなどの軽減にも効果が期待できます。
しかし山芋は土の中で育つイモ類なため、山芋の皮などに残った土や家庭菜園などの際の手に残った土などからトキソプラズマ症に罹る可能性も考えられます。正しい知識があればそれほど怖い病気ではありませんが、食べる際は山芋をしっかりと洗う・ガーデニングや砂を触った後は手を石鹸でよく洗うなどを徹底しましょう。
可愛い赤ちゃんにご対面前の貴重なマタニティーライフは嬉しさや不安など気持ちに加え、日々変わる繊細な体調・変化する体型などで、ママは赤ちゃんに会えるまでドキドキの毎日でしょうが、楽しい毎日をお過ごしくださいね。無事安産でありますようにお祈りしております。
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