小さな粒の梅の品種に「小梅」とういものがあります。みなさん一度は聞いたことのある言葉なのではないでしょうか?小梅は果肉が少ないと思われがちですが、梅干しや梅酒作りにも向いている梅の種類です。今回は、
- 小梅の特徴まとめ
- 小梅の旬の時期と生産地
- 小梅のスーパー価格とネット価格比較
- 小梅のオススメの食べ方
について紹介いたします。
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目次
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小梅ってどんな梅?
引用:梅食堂
読み方 | こうめ |
旬の時期 | 6月 |
主な生産地 | 山梨県 |
粒サイズ | 小粒 |
読み方
「小梅」は「こうめ」と読みます。
特徴
小梅はその名の通り「小さな梅の品種」です。一般的な梅よりも2まわりほど小さく、コロコロとしています。
小さいので梅酒や梅シロップにしようとすると、抽出できるエキスの量も少量となります。小梅は抽出系の加工は向いていないので、カリカリ梅への加工用として使われることが多いですよ。
日本で一番の小梅の生産地として有名なのは山梨県です。「甲州小梅」と呼ばれ、種が小さく果肉が厚いのが特徴です。山梨県特有の盆地が、小梅の栽培に最適と言われています。
小梅には他にも、長野県産の「竜峡小梅」、愛媛県の「七折小梅」、和歌山県産の「パープルクイーン」という品種もあります。
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小梅の旬の時期と主な生産地
では、小梅の「旬の時期」と「主な生産地」について見てみましょう。
旬の時期はいつ?
小梅は、6月中旬〜下旬にかけた梅雨の時期に旬を迎えます。梅全体としても6月を旬としていますよね。小梅は地域によっては5月下旬から収穫できる場合もあります。
主な生産地はどこ?
小梅の生産量全国NO.1は山梨県です。梅と言えば和歌山県なので、意外ではないでしょうか?「甲州小梅」と呼ばれ、山梨県の盆地特有の気候が小梅の栽培に適していると言われています。
山梨県の他には、長野県・愛媛県・和歌山県でも小梅の栽培が行われています。
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小梅の価格相場ってどのくらい?
小梅は、どのくらいの価格帯で買うことができるのでしょうか?最近はスーパーだけではなく、野菜のネット販売が盛んになっているので、ネット価格とスーパー価格をそれぞれ比較してみました。
スーパーだと
小梅は5月下旬〜6月下旬からにかけた時期にスーパーに並びますが、1kg1,000円ほどで出回ります。
ネット通販だと
旬の時期に小梅は、ネット通販でお取り寄せも可能です。送料は別になりますが、1kg1,000円で販売されます。6月をメインにお取り寄せが始まるので、年に1度しかないチャンスです。
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小梅のおすすめの食べ方
小梅を使ったおすすめのレシピをいくつか集めてみました。どれも美味しい梅レシピなので、是非実践してみましょう♩
梅干し
塩漬けで作る梅干しは、一番ポピュラーな作り方です。材料と作り方はコチラです▼
- 梅……1kg
- 塩……180g (梅の18%)
梅に対して塩は18%程度がベストです。梅の量に合わせて調整しましょう。
- 梅をよく洗いヘタを竹串などで取る
- 一晩梅を水に漬けてアク抜きをする
- 水を切り、塩・砂糖・シソと一緒に容器に入れる
- 重しをして2週間待つ
カリカリ漬け
みなさんもご存知のカリカリ梅、こちらは小梅がよく合うアレンジ方法です。カリカリ梅で使われている梅は少し小さなサイズのものになりますよね。カリカリ梅と小梅は相性が良いのです。
梅酒
梅酒は定番のオススメレシピですが、いろいろなお酒を使って作ることができます。一般的なホワイトリカー以外に、ブランデーやラム酒などでも可能なので自分好みにアレンジしてみてくださいね。
ジャム
続いて梅ジャムです。もちろん大きな粒の梅にもオススメなのですが、ジャムは形を崩してしまうので小粒や傷のある梅がある時にオススメです。
- 一つ一つ種を取り除く
※果肉の食感を残したいので、種と分かれたら潰しすぎない - 果肉の60〜70%の分量の砂糖を鍋に入れたらぐつぐつと火にかける
- 殺菌した容器に入れて冷蔵庫で保存する
ジャムには形が崩れるので、傷モノの梅や少し傷んだ梅の消費に向いています。加熱することで色も変わるので、多少の変色であればそのまま使ってもOKです◎
ゼリー
引用:cookpad
夏にはクリーム系よりさっぱり系のお菓子が食べたくなりませんか?小梅の旬の時期は5〜6月ですので、梅シロップは暑い時期に完成します。そんな時にオススメなのが梅ゼリーです。爽やかな酸味と梅の甘みをぷるぷるのゼリーの中に閉じ込めます。
柔らかめか固めか、自分の好みに合わせて寒天の量を調整してみてください。中に梅の実を沈めれば見た目も綺麗なゼリーの完成です。
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おすすめの漬け方
ジップロックで
しっかりとした容器ではなくジップロックの中で作る方法もあります。こちらは少量作る時にオススメです。
まとめ
「小梅」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
小梅の特徴まとめ
- 一般的な梅よりも2まわりほど小さなサイズの梅
- カリカリ梅や梅干しに加工され、山梨県が全国生産量NO.1
小梅は小さいながらも梅エキスを抽出することができるので、年に1度の梅仕事の季節には是非梅酒や梅シロップ作りに挑戦してみてくださいね。
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