【アレルギー】犬に小松菜を与えても大丈夫？メリットや注意点とは |

愛犬は可愛くて、色んなものを食べさせてあげたくなりませんか？ねだられたらついつい人間の食べ物も与えたくなってしまいがちですが、今回は「小松菜を犬に食べさせても大丈夫？」という疑問にお答えする記事です。

小松菜は豊富なビタミンやミネラルを持つ野菜ですが、犬が食べても大丈夫なのでしょうか？体には良さそうですが、犬は食べても問題がないのか気になりますよね。早速その答えと解説を見てみましょう！

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1 小松菜を犬に食べさせても大丈夫！
2 犬に小松菜を与えるメリット
3 犬への小松菜の与え方
- 3.1 ①下茹でする
- 3.2 ②細かく刻む
4 犬に小松菜を与える時の注意点
5 体調がおかしくなったときの対処法
- 5.1 かかりつけの動物病院へ
6 まとめ
7 小松菜の人気コンテンツをチェックしよう

小松菜を犬に食べさせても大丈夫！

結論からお答えすると、「犬に小松菜を与えても問題はありません」！栄養豊富なので犬の健康にとっても良い食材です◎

その反面、生のまま与えたり大きなまま与えると消化不良を起こす可能性がありますので、よく加熱して小さくして与えるのがオススメですよ。犬にとって小松菜は、このような効果があります。

犬に小松菜を与えるメリット

免疫力アップ

小松菜に含まれるビタミン類により、免疫力をアップさせて細菌などの侵入を防ぐ効果が期待できます。軽い風邪症状に加えて、がん予防にも効果があるそうなのです。

白内障の予防

小松菜には100gあたり7.59mgの「ルテイン」が含まれており、ルテインは白内障に効果がある成分と言われています。

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皮膚や毛の健康を保つ

βカロテンのメリットとして、体内で必要に応じてビタミンAに変換されるということがあります。ビタミンAには視力を維持したり、皮膚や粘膜を正常に保ったりする働きもあるので、犬にとっても大事な栄養素です。

骨の強化

ビタミンKやマンガン、カルシウムなどの栄養が、丈夫な骨を作る働きをします。犬も人と同じで年を重ねるにつれ骨が弱くなってきますので、骨粗鬆症など骨のトラブルを予防することができます。

がん予防

小松菜に含まれる食物繊維により、善玉菌が増えることで期待できるのががん予防です。善玉菌が増えると、悪玉菌の増殖・定着を防いで感染予防や有害な物質を体外へ排出す働きをしてくれるので、がん予防や老化防止にもなります◎

犬への小松菜の与え方

愛犬に小松菜を与える際には、この２つを守ると食べやすくて消化不良などのトラブルになりにくいですよ。

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①下茹でする

１つめは、「小松菜を柔らかく茹でること」です。よく茹でることで繊維質がほどよく緩和されます。人も小松菜を食べる際、なかなか生の状態で食べることはあまりありませんよね。しっかり茹でて愛犬が食べやすいようにしましょう。

②細かく刻む

２つめは、「小松菜を細かく刻むこと」です。犬にも歯はありますが、大きなまま飲み込んでしまうと食物繊維が作用して消化不良を起こすことがあります。

犬に小松菜を与える時の注意点

実際に愛犬に小松菜をあげてみたい！と思ったら、先にこちらを読んでみましょう。小松菜は犬にとって害のある野菜ではありませんが、安全に与えるために何点かポイントがあります。難しいことではありませんので、これからご紹介する注意点に気をつけて与えてみましょう。

生ではなく加熱して与える

私たち人間も生の小松菜を食べようとはあまりなりませんが、犬にとって生の野菜は食物繊維が強すぎる場合があります。生の小松菜は消化不良など健康トラブルの原因となりますので、しっかり茹でて柔らかくしたものを与えましょう。

結石の既往歴を持つ犬にはNG

小松菜には少しえぐみ成分である「シュウ酸」が含まれています。シュウ酸には結石ができるリスクがあるため、既に結石ができたことのある犬には小松菜を与えるのは控えるようにしましょう。

結石ができやすい体質の愛犬に結石ができる元を与えるのは危険ですよね。他にも犬に与えて良い野菜はありますので、小松菜は控え、他の野菜で代用するようにしましょう。

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甲状腺に疾患のある犬にはNG

甲状腺ホルモン剤を飲んでいる犬は注意が必要です。小松菜をはじめとするアブラナ科の植物には「グルコシノレート」という成分が含まれており、これはが体内で「ゴイトロゲン」という成分に変化します。

ゴイトロゲンは過剰に摂取してしまうと甲状腺ホルモンを分泌できなくなり、甲状腺機能低下症などの病気を引き起こす可能性がありますので注意が必要なのです。これ以外の持病やアレルギーを持った犬にとっては体に良くない場合もありますので、与える前にまずは医師に相談するようにしましょう。