かぶの下処理方法|洗い方・皮むき・切り方4選!根元の汚れを簡単に取るコツとは

寒さが深まるにつれ、甘さが増し美味しくなってくる冬の代表的な野菜の1つ「かぶ」。お漬物だけでなく洋風に和風にと使えるレシピも豊富な上に、栄養満点なかぶは重宝しますよね。さて、今回はかぶの正しい下処理方法についてお伝えしていきます。かぶについた土汚れを簡単に落とす方法や、調理法によって使い分けたい皮むき方法や切り方4選など、すぐにでも使えてタメになる情報間違いなしですよ。

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かぶの下処理方法

かぶに限らず料理の仕上がりをワンランク上げるのが、なんと言っても「下ごしらえ」ですよね。そのひと手間があるのと無いのでは、美味しさだけでなく口さわりや見栄えなどが大きく変わるため、是非知っておきたいものです。

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かぶの洗い方

かぶは他の根菜に比べアクが少なく根の部分は柔らかいので特に下茹では不要です。葉の部分を食べる場合は、葉の隙間に泥や土が入り込んでいることがあるので、きれいに土汚れを落とすようにします。

 根元が汚れているので念入りに

かぶは根菜のため、特に根と葉の付け根部分には土汚れがついていることがあります。水で流すだけでは落としきれない場合があるので、土汚れを竹串などを使って丁寧に水で流し落とすようにしましょう。

 水につけておくと汚れが取れやすい

土汚れを竹串などで掻き出しながら洗う方法もご紹介しましたが、頑固な泥や土汚れはなかなか落ちにくいですよね。そんな時は、葉を切り落とした後にたっぷりめの水に浸して汚れを浮かばせる方法がおススメです。かぶを水につけてしばらく置いておくだけと簡単な上に、汚れが勝手に浮いてくれるので根元部分の細かい所まで楽に泥を落とす事ができますよ。



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かぶの皮むき!剥かない方が栄養が多い?

かぶの皮は剥いた方が良いの?剥かない方が栄養が豊富なのかな?など、かぶの皮むきについて悩まれたことのある方は、きっと私だけでないはず!和食プロ達は、料理方法によって皮むきの仕方を変えているそうです。ここからは、かぶの皮むきについて詳しく知っていきましょう。

厚めに剥くと舌ざわりが良くなる

かぶを煮たり蒸したりする料理の際は、口当たりが良くなるのでなるべく皮をむきましょう。また、かぶの皮をむく時は厚めにすることもポイントになります。厚く剥くことによって、皮に含まれる苦味を取り除くことができ、かぶ本来の淡白な甘さを損なわずに済むことと、皮の下にある繊維を取り除くことができ格段に食感良くなるからです。

 むかなくても皮ごと食べられる

かぶの浅漬けやぬか漬けなどでは皮ごと使われることが多いです。また、皮をむかなかったとしても健康的には問題ありません。余った皮を煮出して野菜スープの素にしたり皮を塩もみしてから浅漬けにしたりと、一工夫するだけで皮を捨てる必要なく美味しく食べられるのでおススメですよ。



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かぶの切り方4種類を解説

かぶに限らず料理によって食材の切り方が違うものですよね。ここでは、良く使うかぶの切り方を4つお伝えしていきます。この切り方さえできれば、ある程度の献立は作れるかもしれません!

 ざく切り

主にかぶの葉の部分を中心に使います。その名の通り、おおざっぱにザクザクッと切っていきます。切り始めに、根元を少し切り落としてから3cm~5cmくらいの長さで切っていきます。かぶだけで無く、ほうれん草などの葉物野菜を中心によく使われる切り方です。

くし形切り

煮物などを作る際に使われる切り方で、かぶの根の部分を4~6等分のくし形に切っていきます。

  1. 始めに、葉との付け根部分を切り落として皮剥きをします。
  2. 葉のあった面を下にし(根のお尻部分を上にし)、半分に切ります。
  3. さらに縦半分または、3等分に切り完成です。

半月切り

サラダやマリネ、即席漬けなどの料理に使われる切り方です。好みで薄さも調節でき、味をなじみも良くなります。

  1. 葉との付け根部分を切り落とし、皮剥きをします。
  2. 葉のあった面を下にして、半分に切ります。
  3. 切った面を下にして、好みの幅に薄く切り完成です。

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 菊花切り

おせち料理にもよく使われ、焼き物の付け合わせや酢漬けの際に使われる切り方です。出来上がりが菊の花のようなため、料理がとても華やかになりますよ。

  1. 葉との付け根部分を切り落とし、皮剥きします。葉のあった面を下にして、上下に割り箸を置き固定します。
  2. 割り箸に当たるところで包丁の刃が止まるように(切り落とさないように)、端から細かい切り込みを入れます。かぶの向きを90度回転させ、同様に端から切り込みを入れていきます。
  3. 濃い塩水に、切り込みを入れたかぶがしんなりするまで漬けておきます。最後に水気を絞り、形を整えて完成です。

まとめ

今回はかぶの泥・土汚れの簡単な落とし方から、料理別の皮むき方法や切り方を見ていきました。難しそうに感じやすい和食向けのかぶの下ごしらえが中心でしたが、こちらで紹介したやり方はどなたにでも簡単にできると思います。ぜひ一度、料理別のかぶの下ごしらえをお試しくださいね。

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