みなさんは「たけのこ」の皮、どこまで剥いて食べていますか?加熱済みのたけのこも多く出回っていますが、旬の時期の春には生のたけのこを買ったり人にもらったりする方もいるでしょう。私もこの前の春に大きな生のたけのこを3つもらい、既に加熱済みだったのですが、内側の皮がどこまで剥けるのでエンドレスになってしまいました。この皮は「姫皮」というようなのです。今回は、「たけのこの皮はどこまで剥けばいい?」という疑問にお答えする記事です。私がエンドレスに剥いてしまった姫皮の美味しい食べ方についてもご紹介したいと思います。
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目次
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たけのこの皮はどこまで剥く?
生のたけのこは、このように何枚もの皮に覆われています。もちろん外側の皮は硬くて食べられないので剥くものですが、たけのこは最後まで薄い層になっているので、永遠に剥けてしまうものです。どのあたりまで剥けば良いのでしょうか?
かたくて茶色い皮だけ剥こう
たけのこの皮は、「硬くて茶色い皮」だけ剥いて食べるのが基本です。たけのこは中は薄茶色をしていますが、外側は濃い茶色の皮になっています。料理に使えないのは外側部分の硬い皮ですので、何枚か剥いてから使いましょう。一番外側の皮は包丁で切り込みを入れてから手で剥くと上手く剥くことができます。柔らかい実の外側の中間ほどの硬さの部分は食べることができますので、捨てずに料理に使ってみましょう。
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内側の皮は「姫皮」
硬い皮を剥いた内側にある層になっている部分は「姫皮」と呼ばれ、料理に活用できる部分です。外側の皮ほど硬くはないですが、中心部よりも少し硬めの部分です。これまで捨ててしまっていたという方も多いのではないでしょうか?私もこれまでは食べて良いのかわからず、剥きすぎてしまった経験があります。姫皮は少し茶色く外側に近い部分なので、本当に食べられるの?と思うかもしれませんが、美味しく食べることができる、捨ててしまうのはもったいない部分なのです。
姫皮はやわらかいので食べられる
姫皮は一見硬くも見える部分ですが、実は柔らかいので食べることができます。基本的にたけのこは加熱して食べるものですので、火を通せば問題なく普通のたけのこ料理になりますよ。
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姫皮の美味しい食べ方
では、姫皮を使った美味しいたけのこ料理をいくつかご紹介したいと思います。まるまる1本のたけのこを調理する際には是非一緒に料理にアレンジしてみましょう。
和え物
まずはたけのこの和え物です。下茹でしてアクを抜いたたけのこをしっかり加熱し、すりごまやあおさなどお好みの味で味付けをします。あと一品欲しい!という時にとても重宝します。
おつまみやお弁当のおかず、作り置きおかずとしてもオススメです。
刺身
続いてはたけのこのお刺身です。お刺身ということは、「生で食べるたけのこ料理」なのです。たけのこはアクが強いので基本的には加熱して食べるものなのですが、掘り立てのフレッシュなものであれば生で食べることも可能なのです!
あまり掘り立てのたけのこを食べる機会はないかと思いますが、たけのこ掘りなどのイベントがあった時は是非食べていただきたい一品です。新鮮なたけのこはアクも少なく、市販のものよりも旨味もあって美味しいですよ。
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汁物の実
たけのこは汁物にも合いますので、味噌汁やスープなどの汁物の具材として使ってみましょう。この場合も下茹でしてしっかりとアクを抜いてから作りましょう。アク抜きが甘いとどうしてもえぐみ成分が残ってしまいます。えぐみ成分はシュウ酸というものでできており、熱に弱い性質なので茹でることでえぐみも弱くなります。
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まとめ
「たけのこの皮はどこま剥けばいい?」という疑問テーマに沿ってご紹介しまが、いかがでしたでしょうか?
たけのこの皮は大きく分けて2種類あり、「食べられない外側」と「食べられる姫皮」があることがわかりました。たけのこは何枚も層になっているので、つい剥きすぎてしまうかもしれませんが、姫皮部分は通常のたけのこと同じように食べることができますので、是非お料理に活用してみてくださいね。
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