牡蠣のオイル漬けの保存期間・保存方法|あたる?カビは?賞味期限は?

海のミルクともいわれる牡蠣ですが、「牡蠣のオイル漬け」にすることで美味しさに深みが増し生の牡蠣とはまた違った味わいになります。

お酒のつまみや、いろんな料理に活用できることから重宝する牡蠣のオイル漬けですが注意が必要なこともあります。そこで今回は…

  • 牡蠣のオイル漬けとは
  • 牡蠣のオイル漬けの保存期間・日持ち 
  • 牡蠣のオイル漬けの保存方法

牡蠣のオイル漬けについて知って頂けたら幸いです。

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牡蠣のオイル漬けとは?

牡蠣のオイル漬けとはどのようなものなのでしょうか?

牡蠣のオイル漬けとは

「牡蠣のオイル漬け」は、牡蠣を加熱して味付けしたものを油に漬け込んだ保存食です。調味料を多く加えずシンプルに作ったかきのオイル漬けはアレンジ料理に活用できますし、オリーブオイルにハーブ類・にんにく・唐辛子などが使われたものはその油にも香りが移り、うま味がたっぷりでおつまみとしても最適です。

百貨店やお土産店でも瓶詰めの牡蠣のオイル漬けが売っていますが、自分で作った方が好きな分量で作ることができ、お好みの味付けに調整できるのでコストパフォーマンスも最高です。

オイル漬けはコンフィとも呼ばれ、コンフィの語源はフランスの「コンフィル(confire)」で、日本語では「保存する」という意味になります。現在のような冷凍技術が発展していなかった時代に、肉を長期間保存するために編み出された方法だといわれています。

低温で時間をかけて煮るため肉などがパサパサにならず、しっとりとジューシーに仕上がるのが特徴です。油で煮た後にそのまま冷やすことで油の脂肪分が固まり、脂肪の膜が食材をしっかりと覆って保存性が高まるのだそうです。

牡蠣のオイル漬けの作り方

牡蠣のオイル漬けの作り方
  1. 牡蠣は必ず加熱用の牡蠣を使いましょう!生食用の牡蠣はやめてください!!牡蠣は3%濃度の塩水(水500mlに塩大さじ1)でふり洗いし、汚れが出てきたら水を取り替え、さらに1〜2回ふり洗いしてすすぎます
  2. 塩水で洗うと細かい汚れがたくさん出てきます。水を変えて3度目にはきれいな状態にし、牡蠣をペーパータオルで挟むようにし、押さえて水気を取ります。2~3回繰り返して丁寧に水気を取るようにしましょう
  3. フライパンにオリーブ油少量を入れて(分量外)、牡蠣を並べて強火で炒め、途中裏返しながら、しっかりと水分を飛ばします
  4. 最初は小さかった牡蠣ですが、まわりがぷつぷつと泡立ってくるに従い徐々に身がぷりっと膨らんでくるようになります
  5. 牡蠣の周りに出ていた気泡がおさまったら、オイスターソースを加えて全体にからめ、焦げないように強めの中火で煮詰めます。
  6. 余熱で牡蠣に火が通ってかたくならないように、バットに移して広げ、粗熱を取ります
  7. 煮沸消毒をした保存容器に牡蠣を入れ、にんにく、ローリエ、唐辛子を加えて全体がしっかり浸かるくらいまでオリーブ油を注ぎ、蓋をして冷蔵庫で保存します
  8. すぐに食べたい気持ちですが早くて2日後から食べるのがいいそうです。できれば1週間寝かせるのはおすすめです。保存期間は冷蔵庫で2週間ほどを目安に食べ切りましょう

アヒージョとの違いは?

コンフィと同様に油で煮る料理に「アヒージョ」があります。アヒージョはスペイン語で「にんにく風」という意味があり、オリーブオイルとにんにくでエビやマッシュルーム、イワシ、牡蠣、砂肝、野菜などを高温でぐつぐつと煮込む料理のことを指します。にんにくの風味が絡んだ具材はもちろん、旨味がしみ出たオリーブオイルにバゲットを浸していただくのが一般的な食べ方です。

一方のオイル漬け(コンフィ)は、食材を保存するためにそれぞれ適した素材に浸したもので、油で煮るコンフィの場合は、低温で時間をかけてじっくりと火を入れるのがアヒージョとの違いです。完成後は数日間保存がきくので冷蔵庫に入れつつ、食べるときは中から出してそのまま盛りつけたり、焼いたりなどアレンジを加えて召し上がります。

牡蠣のオイル漬けはあたる?

市販の牡蠣のオイル漬けの場合はしっかりと瓶が殺菌されているので、賞味期限内であればあたる可能性は極めて低いです。しかし、市販の未開封でも賞味期限切れや冷蔵保存されていない商品を食べると、あたることがあるので注意が必要です。

市販品であっても、未開封・開封両方とも冷蔵庫で保存してください。

ご自身で手作りされた牡蠣のオイル漬けも火を通しているので生の牡蠣を食べるよりはあたる率は低いですが、作る際に中心部までしっかりと火が通っていなかったり、汚染された状態の牡蠣に触れた器具を消毒せず使用した場合による二次感染など、あたる可能性が全くないわけではありません。

牡蠣のオイル漬けを食べる前に、見た目や匂いで確認してみて不安を感じた場合は食べない方が良いでしょう。また、使いかけの箸をオイル漬けに入れると雑菌が入りやすく、腐敗の原因になるので必ず清潔な箸で取り分けるようにしてください!

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牡蠣のオイル漬けの保存期間・日持ち

牡蠣のオイル漬けは保存食ですがどの程度日持ちするのでしょうか?

手作りの場合

  • 保存期間・日持ち:冷蔵保存で2~3週間

手作りの場合、作業環境でどうしても雑菌が入ってしまいますので残念ながら市販品ほど日持ちしません。しかし生牡蠣の賞味期限は冷蔵保存で5日とされているのでそれに比べるとオイル漬けはやはり保存食として機能しているように思います。

市販の場合

  • 保存期間・日持ち:未開封の場合で一か月以上、開封後冷蔵保存で2~3週間。メーカーによっては1年ほど保存可能

市販品は作業衛生管理が徹底している場合が多いので雑菌混入も比較的少なく未開封であれば一か月程度日持ちします。開封後も日持ちは長いようですお早めに消費してください。

賞味期限切れでも食べられる?

市販のものは、賞味期限(おいしさなどの品質が保たれる期限)が記載されているので多少過ぎたとしてもすぐに傷むことはありません。食べても大丈夫ですが、牡蠣は劣化が早い食品ですのであまりお勧めはしません。

手作りの場合は、雑菌が繁殖してる可能性が十分に考えられますので、品質の状態を確認しつつ、食べるようにしてください。

賞味期限が過ぎたものを食べる時は、必ず食べる前に傷んでいないかどうか、チェックしてから食べるようにしてください!

腐るとどうなる?

  • (オイルに浸かっていない部分に)カビが生えている
  • 牡蠣がドロドロに溶けている
  • 変なにおいや腐ったにおい、酸っぱいにおいがしている
  • 変色している
  • オイルの部分が濁っている
  • 牡蠣が黒くなっている

上記のように見た目に変化が出ている状態になっていたら迷わずに処分しましょう!!

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牡蠣のオイル漬けの保存方法

牡蠣のオイル漬けはどのように保存したらよいのでしょうか?

カビを防止するには?

牡蠣のオイル漬けを手作りする時、牡蠣はオイルに全て浸かるようにしましょう!そうすることで牡蠣が空気に触れるのを防ぎカビは生えにくくなります。

空気を極力排除したいので瓶も細長いものだと密閉されやすくなります。また瓶詰する前に瓶はしっかりと熱湯煮沸消毒をしましょう!そうすることでカビが生えるのを防ぎます。

保管場所

牡蠣のオイル漬けを冷蔵庫に入れる際には、なるべく扉から離して暗所に置くのがよいです。扉が近いと開閉の度に温度が上下し、とくに暑い季節には瓶内に結露が発生するおそれがあるためです。水分があると、カビの原因にもなります。扉から離れた場所なら、温度変化が最小限に抑えられるため、結露の心配は少なく、2週間程度は日持ちするでしょう。

まとめ

この記事をまとめると

  • 「牡蠣のオイル漬け」は、牡蠣を加熱して味付けしたものを油に漬け込んだ保存食で、コンフィと呼ばれることもあります
  • 自家製牡蠣のオイル漬けを作る際、牡蠣は必ず加熱用の牡蠣を使いましょう!生食用の牡蠣はやめてください!!
  • アヒージョは高温でぐつぐつ煮込むのに対し、オイル漬けは低温で時間をかけてじっくりと火を入れるという、火のかけ方に違いがあります
  • 市販の牡蠣のオイル漬けの場合、賞味期限内であればあたる確率は極めて低いですが、市販の未開封でも賞味期限切れや冷蔵保存されていない商品を食べると、あたることがあるので注意が必要です
  • 市販品であっても、未開封・開封両方とも冷蔵庫で保存してください
  • 手作りされた牡蠣のオイル漬けも火を通しているので生の牡蠣を食べるよりあたる率は低いですが、調理の仕方によってはあたることもあります
  • 手作りの牡蠣のオイル漬けは生の牡蠣より日持ちしますが、市販品より日持ちしません
  • 市販のものは、賞味期限(おいしさなどの品質が保たれる期限)が記載されているので多少過ぎたとしてもすぐに傷むことはありません
  • 牡蠣のオイル漬けは傷んでいたら見た目に変化が出ていることが多いため迷わずに処分しましょう
  • カビを防止するには食材の上までオイルをたっぷり入れる、瓶詰前に瓶は消毒しましょう
  • 牡蠣のオイル漬けは冷蔵庫へ入れ、なるべく扉から離して暗所に置くのがよいでしょう

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