刺身と食べ合わせが悪いものは?良いものは?揚げ物は?サーモン・マグロは

日本人にも人気の料理である刺身は、魚が好きな人はよく食べていますよね。ですが、刺身と食べ合わせが悪いものがあるのをご存じでしたか。

食べ合わせが悪い食材を一緒に食べてしまうと、せっかく体に良い効果が得られなくなってしまいます。刺身と食べ合わせが悪いものについて調べてみたので、ぜひ食べる時の参考にしてみてください。この記事では、

  • 食べ合わせとは?
  • 刺身と食べ合わせが悪い物
  • 刺身と相性がいい食べ物

以上のテーマについて解説していきます。

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食べ合わせとは?

食べ合わせが良い・悪いという言葉をよく耳にしますが、なぜ「食べ合わせ」というのでしょうか。

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食べ合わせが良いとは

食品と食品を組み合わせて食べると、吸収が良くなったり疲労回復などの効果を促したり、組み合わせによってより効果が得られます。食べ合わせが良いと言われる組み合わせは、

  • 焼き魚に大根おろし
  • お味噌汁にわかめなどの海藻類
  • ししゃもなどの干物類にかぼす

食べ合わせが良い食材を調べてみると、自分が無意識で行っていた組み合わせが良かったものということもあります。

食べ合わせが悪いとは

一方で、食べ合わせが悪い組み合わせも存在します。一緒に摂取した食べ物の栄養素などがそれぞれ合わさって、胃腸障害や消化不良などの健康を影響を与える組み合わせを「食べ合わせが悪い」と言います。

このように、食べ合わせによっては、胃への負担をかけたり発がん性作用を合成させたり、体へ悪影響を及ぼしますよ。

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刺し身と食べ合わせが悪い物

刺身と食べ合わせが悪い物はこちらです。

  • 消化に時間がかかるもの
  • 赤貝✕イクラ
  • エビ✕牡蠣
  • 果実類・キノコ類

消化に時間がかかるもの

刺身と食べ合わせが悪いものは、消化に時間がかかる食べ物です。刺身は、体を冷やしやすく腸の動きも鈍くなります。そのため、消化に時間がかかるものを食べ過ぎると、腹痛を引き起こす可能性があります。

赤貝✕イクラ

食べ合わせが悪い組み合わせ1つ目は、赤貝とイクラです。組み合わせが悪いといわれるのは、赤貝の「アノイリナーゼ」という酵素とイクラのビタミンB1です。アノイリーゼは、ビタミンB1を破壊する働きがあります。

また、アノイリーゼは加熱すると失われるため、生よりも調理する方がおすすめです。
ですが、ニンニクやネギなどの硫化アリルはアノイリーゼという成分で破壊を防ぎます。

エビ✕牡蠣

食べ合わせが悪い組み合わせ2つ目は、エビと牡蠣です。もともとエビと牡蠣は、どちらもタンパク質が豊富に含まれているため体に良い食材です。加熱をすれば問題ありませんが、刺身として食べる場合は、消化に時間がかかる可能性があります。

果実類・キノコ類

食べ合わせが悪い組み合わせ3つ目は、果実ときのこ類です。刺身には、DHAやEPAが含まれている一方で、果実やきのこ類には食物繊維が入っています。

こちらの2つの成分は、一緒に摂取すると吸収の妨げとなるため、せっかくのメリットが得られません。

刺し身と天ぷらは?

刺身と天ぷらは、食べ合わせが悪いという噂を聞いたことがありませんか。実は、刺身と天ぷらの食べ合わせが悪いのは本当です。食べ合わせが悪いと言われているのは、消化不良になりやすいためです。

天ぷらのような油は、元々消化がしづらいものですが、刺身は水分が多く食べると体内から冷えやすくなります。胃が冷えることで、活発に動かなくなり消化不良が悪化し、胃もたれなどが起こりやすいです。

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刺し身と相性がいい食べ物

刺身と食べ合わせが悪いものがある一方で、相性がいい食べ物も多くあります。刺身と相性がいい食べ物はこちらです。

つま・薬味の役割

刺身を食べる時に、一緒につまや薬味がついてきますが、しっかり役割を持っています。つまの役割は、刺身が傷むのを防ぐだけでなく、生臭さも消失させる働きをになっています。

緑黄色野菜

刺身と食べ合わせが良い食べ物は、緑黄色野菜もおすすめです。DHAやEPAが多く入っている刺身ですが、吸収を促すためには抗酸化作用を持っている緑黄色野菜を食べましょう。

サーモンと合う食べ物

刺身のなかでも、子供にも人気のあるネタであるサーモンは食べる人も多くいます。サーモンと食べ合わせが良い食べ物はこちらです。

  • チーズや豆腐・・・骨や歯を丈夫にする
  • アスパラガス・・・高血圧・動脈硬化予防
  • ほうれん草やチンゲン菜・・・貧血、冷え性の改善

マグロと合う食べ物

続いて、マグロと食べ合わせが良い食べ物はこちらです。

  • きくらげやワカメ・ワサビ・・・高血圧、動脈硬化の予防
  • やまいもや納豆・オクラ・・・疲労回復
  • 大豆やゴマ・・・脳の活性化

ぜひ、マグロを食べる時は、効果を得るためにぜひ食べ合わせを意識してみてください。

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まとめ

今回の記事内容で解説したことをまとめますね。

この記事をまとめると

  • 食べ合わせとは、組み合わせて食べると栄養素の吸収がよくなったり、反対に悪くなったりすることを指す
  • 刺身と食べ合わせが悪い食材は、DHAやEPAの吸収を妨げる果実やきのこ類、イクラのビタミンB1を破壊するアノイリーゼが入っている赤貝など
  • 天ぷらと刺身も食べ合わせが悪く、消化不良になりやすい
  • 食べ合わせが良い食べ物は、DHAやEPAの吸収を促す抗酸化作用が含まれている緑黄色野菜を一緒に摂取すると良い

刺身だけでなく、他にも多くの食べ合わせの良い・悪いがあります。ぜひ、刺身を食べる時は今回ご紹介した食べ合わせの食材を意識してみてください。

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