1歳の子供が半熟卵を食べてしまった?生卵は?何歳から?2歳?嘔吐する?

色々な場面で食べられる卵は、1歳の子供に与えている人もいるのではないでしょうか。ゆで卵を作る時に半熟卵などの固さが好みもありますが、1歳の子供に与えてませんか。

卵は、アレルギーなどの症状を引き起こしやすいです。1歳の子供が半熟卵を食べてしまった場合の体への影響について調べてみました、この記事では、

  • 半熟卵は何歳から食べられる?
  • 食べてしまった場合の対処法
  • 子供に卵を与える場合の注意点

以上のテーマについて解説していきます。

スポンサードリンク

半熟卵は何歳から食べられる?

離乳食完了期した1歳は、食べられるものも多くなりますが、中でも完全栄養食である「卵」を与えている人も多いのではないでしょうか。卵のなかでも、半熟卵は1歳は食べない方が良いと聞きますよね。

実際に半熟卵は、何歳から食べられるのかをこのテーマでは解説していきます。

スポンサードリンク

3歳を過ぎてから

半熟卵は、3歳を過ぎてから与えましょう。加熱が不十分な場合は、アレルギーだけでなく食中毒のリスクが高くなります。卵アレルギーの原因は、含まれるタンパク質です。

加熱をした場合は、タンパク質が弱まりますが生卵や半熟卵は、アレルギーを引き起こしやすくなります。また、「2歳以下の乳幼児は生卵を避ける」と厚生労働省は推奨しているので、1歳児には与えないようにしましょう。

消化不良・食中毒のリスク

半熟卵には消化不良だけでなく、食中毒のリスクがあります。特に夏場の時期は、卵が腐りやすいため食べると食中毒のリスクがあり、かかってしまうと嘔吐や下痢などの症状を起こします。

体が未発達な1歳児は、少量の菌でも発症する可能性が高いため、加熱をしてから食べると安心です。

卵アレルギーのリスク 

1歳児が、卵アレルギーにかかった場合は、摂取してから30分〜2時間以内に発症しやすいです。アレルギーの症状は、蕁麻疹から嘔吐などを伴う場合があるため、体に負担がかかりやすいです。

スポンサードリンク

食べてしまった場合の対処法

続いて、1歳の子供が食べてしまった時の対処法についてご紹介します。

落ち着いて症状をチェック

1歳の子供が誤って半熟卵を食べてしまった場合は、落ち着いて症状をチェックしましょう。発症時間は、個人差がありますが早くても30分後から症状が現れるため、何か異変がないかを確認します。

卵アレルギーの症状

3歳児以下のアレルギーのなかで、最も多いものが卵アレルギーです。卵アレルギーの症状はこちらです

  • 皮膚の赤み
  • 蕁麻疹
  • 口周りの腫れ
  • 喉の痛み
  • 腹痛
  • 嘔吐

また、重度の症状となるとアナフィラキシーショックを引き起こします。

食中毒の症状

卵の食中毒の原因となる菌は、「サルモネラ菌」です。食中毒の症状は

  • 下痢
  • 腹痛
  • 嘔吐

以上のような症状が発症しやすくなるため、まずは落ち着いて確認をします。

症状が出た場合は?

万が一、1歳の子供に食中毒の症状が出た場合は、病院へいきましょう未発達の状態では、市販の薬は負担がかかるため、整腸薬など1歳の子供に合った薬を使用する必要があります。

専門家に相談をした上で、判断を仰ぎ対応を進めていくと、症状も早く治りやすいです。

スポンサードリンク

子供に卵を与える場合の注意点

消化器官が未発達の子供に、卵を与える場合にはいくつか注意点があります。

  • 卵の状態を確認
  • しっかりと加熱する
  • 子供の体調を見る
  • 外食でも注意

先ほど解説した通り、半熟卵などは栄養もありますが、食中毒や消化不良などの症状を発症しやすいため与える時は注意をしましょう。

卵の状態を確認

子供に与える前に、卵の状態を確認しましょう。卵アレルギーのアレルゲンの原因は、卵白です。

完全にゆで卵が出来上がると、加熱しているため症状が起きにくいですが、半熟卵は十分に加熱しきっていません。また、食中毒のリスクを考えると腐っていないかも確認する必要があります。

しっかりと加熱する

また、卵は半熟ではなくしっかりと加熱をしましょう。アレルゲンの原因となる卵白は、加熱をすることで反応が起こりにくくなります。

子供の体調を見る

卵を食べさせる場合は、子供の体調を見てから与えましょう。アレルギー症状を持っていない人でも体調が悪いと、反応が起きる場合があります。

また、成長するにつれて、消化器官が発達していきますが、1歳の子供は未発達の状態です。まずは、少量を与えてみてすぐに異変があれば病院へいきましょう。

外食でも注意

自宅で料理を作る時は、卵をさけられますが外食では、注意をする必要があります。多くの場合は、アレルギーの表記が記載されているため、まずはメニューの確認をしましょう。

また、外食だけでなく市販の食べ物にも使用されている場合があるため、パッケージの記載も一度みてから購入をしましょう。

スポンサードリンク

まとめ

今回の記事内容でご紹介したことをまとめますね。

この記事をまとめると

  •  半熟卵は、食中毒などのリスクを考えると1歳の子供には与えるのは控えた方が良い 
  •  万が一、半熟卵を食べてしまった時は体調に異変が出ていないかを確認する 
  •  卵を食べてしまって嘔吐や下痢などが出た場合は、必ず病院へ行く 
  •  半熟卵は、3歳以上になってから与える 

卵は、アレルギーにもなりやすいため与えてしまった時に症状が出てしまった場合は、まずは専門家へ相談にいきましょう。

スポンサードリンク