みなさんは静岡名物の「黒はんぺん」をご存じでしょうか?静岡県内では当たり前のように食べられている食べ物ですが、初めて聞いたという方も多いですよね。筆者自身も初めて聞きました。
今回は、黒はんぺんとはどのような商品なのか、どんな味なのか、どのように食べるのか、詳しく紹介していきます。今回紹介していくテーマは、
- 黒はんぺんとは?
- 黒はんぺんの魅力は?味はまずい?美味しい?
- 黒はんぺんのお勧めの食べ方!
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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黒はんぺんとは?
静岡名物と言っても過言ではない黒はんぺんですが、一体どのような食品なのでしょうか。通常の白はんぺんとの違いや原材料について紹介していきます。
黒はんぺんの材料は?
黒はんぺんとは、さばやイワシのすり身を原料としたはんぺんで、基本的な作り方は白はんぺんと同じです。通常の白はんぺんよりも、カルシウムや鉄分などが多く含まれているという特徴があります。
なぜ黒い?
黒はんぺんはなぜ黒いのかと言いますが、原料となるさばやイワシをまるごとすり身として使うためです。通常の白はんぺんは、白身魚のすり身や卵白、山芋や調味料を混ぜて作られるため、フワフワとした食感が特徴的です。
一方の黒はんぺんは、青魚を皮や骨ごとすり潰して作られるため、色が黒っぽくなるのです。骨まで食べるため、当然栄養価は高いですよね。
黒はんぺんの起源は?
黒はんぺんの起源は詳しくわかっていませんが、300年以上昔から作られているのではないかとされています。黒はんぺんは通常の白はんぺんよりも鮮度が求められるため、作り始めた当初は県外へ出荷できず、静岡県内で食べられるようになったとされています。
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黒はんぺんの魅力は?味はまずい?美味しい?
黒はんぺんはどのような魅力があるのでしょうか。味はどんな味なのか、美味しいのかマズいのか、黒はんぺんについてもう少し詳しく見ていきましょう。
うまみが凝縮されていて刺身でもいける
黒はんぺんは魚本来の旨味が凝縮されており、魚好きには堪らないと言われています。通常の白はんぺんよりも歯ごたえがあるため、かまぼこのような感覚で食べられるのでとか。
おでんの種として使えば、汁に黒はんぺんの旨味が溶け出して絶品になり、焼いて食べれば香ばしさが増し、ご飯がモリモリ進みそうですよね。
栄養満点
黒はんぺんは青魚をまるごと1匹すり潰しているため、栄養価が高いことはいうまでもありません。たんぱく質や鉄分、カルシウムやビタミンDをはじめ、青魚特有のDHAやEPAといった成分も含まれています。
青魚の独特の魚臭さは、このDHAやEPAといった脂肪酸が多く含まれているからです。これらの脂肪酸は青魚に特に多く含まれており、代用は効かないと言っても過言ではありません。
美味しくないという意見は?
黒はんぺんは美味しくない!という意見も当然あります。その理由は「におい」です。青魚を丸ごと1匹原料として使っていますから、当然青魚の臭いがします。さばやさんま、イワシなど、どれもニオイが強く、苦手な方も多いですよね。
青魚が苦手な方は、同様に黒はんぺんも苦手な方が多いでしょう。とは言え、はんぺんのつなぎとして他の材料や調味料も使用されていますから、青魚をそのまま食べるよりは生臭くはなさそうですよね。
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黒はんぺんのお勧めの食べ方!
黒はんぺんのおススメの食べ方を紹介していきます。ちょっとしたひと手間でも美味しくなりますので、ぜひ試してみてくださいね♪
食べ方は多彩!
黒はんぺんの食べ方は多彩で、そのまま食べることはもちろんの事、炙る、刻んで混ぜる、揚げる、炒めるなど、食べ方は無限大とも言えます。一番定番の食べ方は「炙る・焼く」食べ方でしょう。醤油を少し垂らして食べるだけで、お酒もご飯も進みます。
ビールやお酒によく合う!
黒はんぺんはお酒との相性も抜群です。アルコールと一緒に食べることで、魚臭さも弱まりそうですよね。刻んでメンチカツのようにして食べたり、そのまま衣をつけてフライにして食べるなど、少し手間を加えるとすぐ主菜になります。
白はんぺんを意識してる?
黒はんぺんは静岡のB級グルメとして人気が高く、焼津の近隣のスーパーやサービスエリアでは名物となっています。とても気軽に、安価に購入できるようですよ。とはいえ白はんぺんのように、全国各地へ売り出したい!という感覚ではないのかもしれません。
筆者は関東在住で静岡県とは近いですが、近所のスーパーでもあまり見かけません。とても美味しくて栄養も満点なので、是非全国へ販売してほしいものです。
ただ個人的に思ったのですが、「魚のつみれ」と同じなのでは、と感じました。魚のつみれは関東のスーパーでもよく販売されています。
まとめ
今回は、黒はんぺんの味やおススメの食べ方、黒はんぺんとはどんな食べ物なのか紹介していきました。
この記事をまとめると
- 黒はんぺんとは、さばやイワシといった青魚を、骨ごと丸々すり身として使用したはんぺん。
- 白はんぺんよりもカルシウムや鉄分、DHAなどが多く含まれているため栄養価が高い。
- 黒はんぺんは焼く、煮る、炒める、揚げるなど、食べ方は色々!
いかがでしたか?静岡へ出向いた際は是非食べてみたい一品ですね。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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