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バナナは、炭水化物、タンパク質、ビタミン、ミネラル、葉酸、食物繊維などの栄養素がバランスよく含まれた食材です。手っ取り早く食べられる便利さから、毎朝食べている方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、バナナの食べ合わせについてまとめてみました。食材の組み合わせ次第によっては、食材が本来の持っている以上の効果が得られたり、逆に合わない組み合わせでは、胃腸障害や消化不良を起こすもの・栄養素の吸収を阻害するものもあります。今回は、主に、「栄養面」「アダムスキー式腸活法」「薬膳」の考え方を元にまとめています。ぜひ、最後までご覧ください。
- バナナと一緒に食べると良いものは?
- バナナと食べ合わせの悪いものは?
- バナナを健康的に食べる豆知識
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目次
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バナナと一緒に食べると良いものは?
みかん
みかんには、たくさんの栄養が含まれています。例えば、
- 風邪予防・美肌効果のビタミンC
- 皮膚・粘膜を守り、抵抗力をつけるカロテン
- 乳酸の生成を抑制するクエン酸
- コレステロール値を下げお腹の調子を整えるべクチン など
ヨーグルト
バナナとヨーグルトの相性がいい理由として「整腸作用」が挙げられます。バナナには食物繊維が豊富に含まれ、オリゴ糖も含まれます。食物繊維とオリゴ糖は、善玉菌のエサとなります。ヨーグルトの乳酸菌で便秘を改善する効果が高まると言われています。味の相性もよく、ボリュームがありながらもカロリーは抑えられる点もこの組み合わせのメリットです。
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バナナと食べ合わせの悪いものは?
「オステオパシー」(人間の自然治癒力を最大限に活かそうとする医学)を基本に構築された『アダムスキー式腸活法』という考え方があります。その中では、腸を詰まらせない食事の摂り方が推奨されています。そこでは、口から取り込んだ食べ物が腸に下りてくる「速さ」がカギだという考え方が柱になっています。消化管に下りてくるのが速い食材=「ファスト食材」、消化管に降りてくるのが遅い食材=「スロー食材」に分けて、腸を詰まらせない食事について書かれています。この考え方からすると、ファスト食材×スロー食材=消化トラブルの原因となることから控えた方がいいとされています。では、バナナとどんな食べ物と食べ合わせがよくないのでしょうか?
ちなみに、バナナは、消化力の高い食材です。一方、以下の食材(小麦・ナッツ・豆乳など)はスロー食材とされています。
小麦
バナナマフィン、バナナケーキ、バナナ入りのパンなど、バナナ+「小麦」を使ったスイーツは数多くありますが、食べ合わせとしてはあまりおすすめできません。なぜなら、小麦は「スロー食材」に分類されるからです。全然問題ないという人もいますが、食べ合わせることでお腹が痛くなる方もいます。消化不良を起こすこともあるので、注意したい食べ合わせです。
ナッツ
クルミなどのナッツ類も「スロー食材」に分類されます。バナナと組み合わせることで、「腸の汚れ」の原因になると言われています。なお、「アダムスキー式腸活法」では、フルーツはドライになっていてもファスト食品だと考えられています。ですから、バナナチップなど乾燥したものとナッツ類を一緒に食べることも控えた方がよさそうです。
豆乳
毎朝、バナナと豆乳を混ぜてスムージーとして飲まれている方も多いのではないでしょうか?「アダムスキー式腸活法」によると、あまりおすすめできないようです。腸に汚れをためないためにも、バナナスムージーとして飲みたいのであれば豆乳よりも、ヨーグルトor牛乳を使う方が良いとされています。
一方で、『薬膳・漢方食材&食べ合わせ手帖』によると、バナナと「きな粉」の組み合わせはOKとされています。バナナの糖質はすぐにエネルギーになります。そこで、きな粉がエネルギー代謝を高めるために疲労回復のスピードを早めることができるとされ、食べ合わせとしておすすめされています。
同じ大豆から作られる「豆乳」と「きな粉」。何を中心に考えるかによって、食べ合わせの良し悪しが変わるということです。
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バナナを健康的に食べる豆知識
いつ食べるべき?
バナナは朝・昼・夜のどの時間帯に食べても、それぞれにメリットがあります。
朝に食べるメリット
- エネルギー源になる
バナナは炭水化物を多く含む果物です。朝に食べることで体内のエネルギー源を補給することができます。また、他のフルーツよりも「ブドウ糖」が多く含まれているので、朝バナナを食べることで、すばやく栄養素を補給し、一日のエネルギー源となります。 - 便通を促す
バナナには食物繊維が豊富に含まれます。食物繊維は、腸内環境を整え、便通を促す効果が高まります。 - むくみ改善
バナナに含まれるカリウムの量はほかの果物に比べて多く、イチゴやリンゴの2倍以上と言われています。朝、むくみが気になる場合はバナナを食べるのがおすすめです。
昼に食べるメリット
- バナナにはブドウ糖以外にも、「果糖」や「ショ糖」が含まれています。疲れにくい体づくりに糖分は欠かせません。また、バナナには疲労回復に役立つビタミンB1が含まれています。午後、疲労感を感じやすい人は、昼食やおやつにバナナを加えてみるのもおすすめです。
夜に食べるメリット
- 睡眠の質向上
バナナには睡眠を促すセロトニンやトリプトファンが含まれています。バナナを夜に食べることで、寝付きを良くしたり睡眠の質を向上したりする効果が高まると言われています。また、セロトニンの合成を促進するビタミンB6も含まれるため、睡眠の質の向上の他にも、うつ病の予防などに効果的です。 - アンチエイジング
バナナを食べて睡眠の質が向上すると、睡眠中の成長ホルモンの分泌が促進されます。成長ホルモンは、皮膚・骨・筋肉などの再生を促すホルモンです。成長ホルモンにより新陳代謝も促進されるため、細胞の生まれ変わりがスムーズに進み、アンチエイジングに役立ちます。
ただし、バナナに含まれる果糖は、夜食べると中性脂肪に変わりやすい傾向があります。食事の量を調節し、食べ過ぎには気をつけましょう。
一日の適量
バナナ1本当たりのカロリーは約86kcalです。農林水産省の「食事バランスガイド」では果物は2つ、1日に200g程度の摂取が望ましいとされています。これは、バナナ2本分に相当するカロリーです。他の果物を食べることを考慮すると、バナナの適量は、一日あたり2本以内にとどめた方がよさそうです。
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まとめ
今回は、バナナの食べ合わせについてまとめてみましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- みかん・ヨーグルトと食べ合わせることで、整腸作用に効果的
- 「アダムスキー式腸活法」によると、ファスト食材×スロー食材はNG
- バナナ×小麦・ナッツ・豆乳などの組み合わせは「腸の汚れ」の原因
- 一日の適量は2本程度(他の果物も食べる場合は2本以内)
手軽に買えて、皮を剥くだけで食べられるバナナ。その上、栄養価も高いので老若男女におすすめの食べ物です。ただし、糖尿病の方はかかりつけ医に相談の上、食べてくださいね。
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