ミロはココアのような飲み物で人気がありますが、飲みすぎると太るものなのでしょうか?毎日飲んだり一度にたくさん飲んだ場合の副作用などについて着目しました。今回は、
- ミロは飲むと太る?
- ミロの飲み過ぎは体に悪い?
- ミロで下痢・腹痛になる原因は?
こちらのテーマについて紹介いたします。
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ミロとはどんな飲み物?
引用:ネスレ
ミロはネスレ社が製造販売している、麦芽飲料で日本では1973年から販売されています。グリーンのパッケージでおなじみのミロは牛乳に溶かして飲むココア味の飲料です。
カルシウムや鉄がとても豊富で、甘くて子どもでも美味しく飲めるということで小さい頃に飲んだことがある人も多いのではないでしょうか?
栄養成分
ミロには、カルシウムや鉄分・ビタミンDが豊富に含まれています。
- ミロ1杯のカルシウム→1日の摂取量目安の56%
- ミロ1杯の鉄分→1日の摂取量目安の44%
- ミロ1杯のビタミンD→ 1日の摂取量の40%
- カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
- 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
- ビタミンD:ビタミンDは、カルシウムの働きをサポートし主に骨形成を助けます。加えて、筋肉や神経伝達において不可欠なカルシウム濃度の調整も担っています。細菌の研究では、ウイルスや細菌に対する免疫効果の向上する。抗うつ作用も注目されています。
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ミロの飲み過ぎは太る?体に悪い?
ミロには砂糖が含まれているので、飲み過ぎれば太る原因になり得ます。ミロのカロリーは、牛乳150mlにミロ15gを溶かして飲んだ場合164kcalで、1日に何倍も飲めば高カロリーとなってしまいます。
カロリーを抑えて飲みたい場合は、牛乳の代わりに豆乳やアーモンドミルクを使うのがオススメですよ◎
下痢・腹痛になる?
中には”ミロを飲んで下痢になる”人もいるようです。体に良いはずの商品で下痢となるのは、体質が原因かもしれません。
その原因には、『乳糖』の影響が考えられます。乳糖とは牛乳などの乳製品に含まれる糖類のことで、ガラクトースとブドウ糖によって構成されています。
乳糖には本来腸内環境を整えて便秘を解消したり、腸内の悪玉菌を減らして善玉菌を増やすなどの効果があります。しかし、中にはこの乳糖が体に合わず下痢を引き起こしてしまう方がいるのです。この症状を『乳糖不耐症』と呼んでいます。
体の中で乳糖を分解する酵素が少ないために上手く消化できず、小腸で乳糖が消化不良を起こして下痢となるのです。
乳糖不耐症は大人になるにつれ発症する人が増えるもので、子供には少ないという特徴があります。というのも、子供は母乳やミルクを主食としているので、乳糖分解酵素を沢山持っています。
それが食生活の変化により大人になるにつれて徐々に酵素の動き弱まっていくため、乳糖を上手く分解できない体質となっていきます。牛乳やヨーグルトなどの乳製品を食べる習慣のある人は、分解酵素が活発なので乳糖不耐症となりにくいです。
妊娠中でも飲める?
ミロには、妊娠中に控えたい“カフェイン”が含まれているので、できれば飲まない方が良い飲み物です。ですが、絶対に飲んではいけないわけではありません。
妊娠中でも少量であれば、カフェインを含む飲み物を飲んでも良い とされています。
- ミロのカフェイン量 …約6mg
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まとめ
この記事をまとめると
- ミロ1杯あたりのカロリーは164kcal
- ヘルシーに飲みたい場合は豆乳やアーモンドミルクの代用がおすすめ
- 飲み過ぎは肥満や下痢の原因になることも
- 妊娠中でも飲める飲料!
ミロは美味しい飲み物ですが、糖分が多いので飲み過ぎれば太る原因となります。1日1杯に抑え、低カロリーにしたい場合は豆乳などに置き換えてみましょう!
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