青パパイヤが腐る時の見分け方を紹介!原因や日持ちさせるコツも!

みなさんは、青パパイヤを手に取ったことがありますか?

昔は、生産地である沖縄県や鹿児島県でないとなかなか目にする機会もなかったと思いますが、最近ではぽつぽつスーパーにも並ぶようになりました。

まだ、あまり馴染み深いものではないので、どう選べばいいのか、傷んだ時はどうなるのか気になりますよね。そこで今回は、

  • 青パパイヤが腐るときの見分け方は?
  • 腐った青パパイヤを食べる危険性は?
  • 青パパイヤが腐る理由
  • 青パパイヤを日持ちさせるコツ

についてご紹介します。

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青パパイヤが腐る時の見分け方は?

青パパイヤが傷んでいるのか、腐るとどうなるのかを知らないと、間違って食べてしまいそうで心配ですよね。

青パパイヤは追熟するので、そのまま置いておくと果物の「パパイヤ」になります

ですので、厳密には野菜である青パパイヤが腐るというより、果物のパパイヤになって腐ると言った方が正しいかと思います。

ここでは、パパイヤが腐るとどうなるのか、その見分け方についてご紹介します。

臭い・見た目の違いは?

新鮮なパパイヤは、皮にハリ・ツヤがあります。

腐ってくると、

  • 腐敗臭がする
  • カビが生える
  • 変色する
  • 溶けて汁が出てくる

などの臭い・見た目の変化があります。

味・触った時の感触は?

新鮮なパパイヤは、ずっしりとした重さがあります。

腐ってくると、

  • 食べると舌がピリピリする
  • 切った時、持ち上げるとボロボロ崩れる

などの変化がみられます。

触ったときに、皮がへこむぐらいの柔らかさであれば、完熟しているだけで食べられることが多いです。

腐っているような臭い、見た目、触った感じがなければ、切って中を確認してみるといいでしょう。

表面にに緑色が残っている状態でも、意外と中身が熟していることもありますので、触って柔らかさを確かめることも大切です。

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腐った青パパイヤを食べる危険性は?

腐ったパパイヤを食べるとどんな危険があるのでしょうか?

考えられる可能性をいくつか紹介します。

食中毒になる

腐った青パパイヤを食べると、食中毒症状が出る可能性があります。

誤って食べてしまった場合、食べてから数時間は、

  • 腹痛
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 発熱
  • めまい

などの症状が出ないか体調を観察しておきましょう。

果物が腐ったものを食べて、重症になることは稀とされていますが、症状が長時間続くようなら医療機関を受診するようにしましょう。

舌がびりびり痺れる

腐っているものを食べると、 舌に刺激を感じることがあります。 

食べて違和感があれば、すぐに吐き出すようにしましょう。

青パパイヤは、実が若すぎると舌がしびれるように感じることがありますが、それは腐っているのではなく、パパイヤに含まれる「パパイン」というタンパク質分解酵素の働きです。

見た目や触った感じなど、青パパイヤの状態をよく見て判断してくださいね。

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青パパイヤが腐る理由

青パパイヤが腐る原因はおもに二つです。

熟しすぎる

追熟していくことでどんどん実が甘く、柔らかくなっていきますが、完熟してしまってからはあまり日持ちしないパパイヤ。

 熟しすぎると3日ほどで腐ってきてしまいます。 

保存状態が悪い

青パパイヤは、温度変化に強くありません。

 直射日光が当たる場所や、温度変化の激しい場所、湿度が高くカビが生えやすい場所などは避けましょう。 

常温保存する場合は、直射日光を避けた冷暗所が理想です。

新聞紙などで包んでポリ袋に入れて置いておきましょう。

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青パパイヤを日持ちさせるコツ

青パパイヤを長持ちさせるコツは、低温障害にならないように保護すること、冷凍するなら早く凍らせることです。

それでは、冷蔵保存と冷凍保存の方法についてご紹介します。

冷蔵保存の方法

もともと温かい地域の果物ですので、温度が低すぎると早く傷みます。

低温になりすぎないように青パパイヤを キッチンペーパーや新聞紙などで包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存 しましょう。

この状態で約1週間保存できます。

カットしたものは、 切り口が空気に触れないように、全体をラップでぴっちり包んでポリ袋に入れ、野菜室で保存 します。

一度切ったものは早めに食べきるようにしましょう。

冷凍保存の方法

皮を剥き、種を取って使いやすいようにカットし、あく抜きまでの下処理をします。

あく抜きは、切った青パパイヤを水に浸して数分置き、水を捨てて入れ替え、また数分置くのを数回すればOKです。

 よく水気を拭きとってから、一回分ずつ小分けにしてラップで包み、フリーザーバッグに入れてアルミトレーなどの上に置いて急速冷凍 します。

急速冷凍することで、食感や風味の劣化を防ぐことができます。

この状態で約1カ月保存できます。

使う時は、加熱調理する場合はそのまま、生で使う場合は自然解凍です。

まとめ

今回は、青パパイヤが腐った時の見分け方や保存方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • 青パパイヤは追熟のし過ぎや保存場所によって腐りやすくなる
  • 完熟すると日持ちしないため、冷蔵庫や冷凍庫で保存するのがおすすめ
  • 青パパイヤを冷蔵庫で保存する場合は低温障害に注意
  • 冷凍するときはあく抜きまで下処理を

青パパイヤを冷凍保存しておき、食べたいときに使うのもいいですし、追熟させてから冷凍保存してシャーベットのように楽しむのもいいですよね。

一つで二度おいしい青パパイヤ、みなさんも機会があればぜひ一度試してみてくださいね。

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