牛肉・豚肉・鶏肉のタンパク質と脂質が多い部位ランキング!

お肉は私たち人間にとって貴重なたんぱく源で、なくてはならない食材の一つでもあります。お肉を食べることで生命維持につながりますし、何しろ体も元気になります。

今回は、お肉の中の代表的な3種類、牛肉・豚肉・鶏肉の栄養素について紹介していきます。それぞれに含まれるたんぱく質や脂質の量はどれくらいなのでしょうか。今回紹介していくテーマは、

  • 肉類のたんぱく質について
  • 牛肉・豚肉・鶏肉のタンパク質が多い部位ランキング!
  • 牛肉・豚肉・鶏肉の脂肪量が多い部位ランキング!
  • 牛肉の健康にうれしい栄養素とは?

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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肉類のたんぱく質について

お肉のたんぱく質の量や質を判断するための重要な指標について紹介していきます。

アミノ酸スコア

アミノ酸スコアとは、食べ物に含まれるタンパク質の量と必須アミノ酸のバランスを数値化したもので、この数値が高ければ高いほど良い食事がとれていることを意味します。

食品別アミノ酸スコア

【肉類】

・鶏肉(もも皮付き 生):100  ・鶏肝臓(生):100 ・豚肉(ロース 脂身付き 生):100  ・豚肉(ひき肉 生):100 ・和牛肉(もも皮下脂肪なし 生):100 ・馬肉(赤身肉 生):100

【魚介類】

・真アジ(皮つき 生):100  ・シロサケ(生):100  ・カツオ(春獲り/秋獲り 生):100  ・真イワシ(生):100 ・カキ(養殖 生):100 ・ホタテ貝(生):100 ・クルマエビ(養殖 生):100

【乳類】 

・牛乳:100  ・ヨーグルト(全脂無糖):100

【卵類】

・鶏卵(全卵 生):100 ・うずら卵(全卵 生):100)

【穀類】

・精白米(うるち米):93 ・玄米:100 ・食パン:51 ・中華めん(生):53

【種実類】

・ごま(乾):73 ・アーモンド(乾):78

引用元:アミノ酸スコアとは? (morinaga.co.jp)

動物性たんぱく質を含む食品はどれもスコアが高いという特徴があります。

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牛肉・豚肉・鶏肉のタンパク質が多い部位ランキング!

お肉の種類や部位によって、タンパク質の大小はあるのでしょうか?種類別のタンパク質量について紹介していきます。今回は、「【牛肉】部位別タンパク質ランキング | スポーツクラウド‐Sports Crowd (sports-crowd.net)」の記事を参考にさせて頂きました。

牛肉

(100gあたりのタンパク質量)

1.もも肉  21.2g

2.ひれ肉 20.5

3.レバー 19.6g

4.肩肉 19.0g

5.リブロ―ス18.5g

6.牛ランプ 18.4g

7.肩ロース 17.9g

8.サーロイン17.4g

9.ハツ 16.5g

10.タン 15.2g

11.バラ肉 14.4g

12.みの 11.7g

13.大腸 9.9g

14.小腸 9.3g

赤身肉が多い部分ほどタンパク質が多いようです。

豚肉

(100gあたりのタンパク質量)

1.ヒレ肉 22.8g

2.もも肉 20.5g

3. レバー 20.4g

4. 豚足 20.1g

5.ロース 19.3g

6.ひき肉 18.6g

7.肩ロース17.1g

8.はつ 16.2g

9.バラ肉 14.2g

豚肉も同様に、赤身肉のほうがタンパク質量が多いです。

鶏肉

(100gあたりのタンパク質量)

1.ささみ23.0g

2.むね肉(皮なし)22.3g

3.ひき肉20.9g

4.むね肉(皮あり)19.5g

5.レバー18.9g

6.もも肉(皮なし)18.8g

7.砂ぎも18.3g

8.手羽肉17.5g

9.はつ14.5g

10.鶏軟骨12.5g

3種類の中で一番タンパク質量が多いです。

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牛肉・豚肉・鶏肉の脂肪量が多い部位ランキング!

続いて牛肉・豚肉・鶏肉の脂肪量について見ていきましょう。今回は、「牛肉と豚肉と鶏肉の部位別脂肪量とタンパク質ランキング|Biplusスタッフブログ|広島市でパーソナル加圧トレーニングジムなら横川のBiplus(ビプラス)」の記事を参考にさせていただきます。

牛肉の脂肪量ランキング

牛肉脂質100gあたり  

ヒレ:15.0 

もも肉:18.7

肩ロース:37.4

サーロイン:47.5

バラ:50.0

豚肉の脂肪量ランキング

豚肉脂質100gあたり

ヒレ:3.7

もも肉:10.2

ロース:19.2

肩ロース:19.2

バラ:35.4

鶏肉の脂肪量ランキング

鶏肉脂質100gあたり

ささみ:1.1

胸肉皮なし:1.9

もも肉皮なし:4.8

胸肉皮あり:5.9

手羽皮あり:10.4

もも肉皮あり:14.2

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牛肉の健康にうれしい栄養素とは?

牛肉を食べるとどのような健康効果が得られるのでしょうか。含まれている栄養素などについて紹介していきます。

ビタミンB群

牛肉にはビタミンB2やB6といった「ビタミンB群」の栄養素が多く含まれています。ビタミンB群は皮膚や髪を健やかに保つ効果が期待でき、「美容ビタミン」と呼ばれるほど高い美容効果が見込めます。

牛肉の赤身部分には鉄分が多く含まれており、貧血予防におススメです。女性は生理現象により、男性に比べると鉄分がどうしても不足しがちになるため、牛肉の赤身肉を食べる事はおススメと言えます。

リン

リンは「骨のミネラル」と呼ばれ、体内のミネラルの中ではカルシウムに次いで多い栄養素と言われています。リンが不足すると、筋力の低下や骨や歯の強度低下、神経伝達に異常が見られるなど、様々な部分に不調が出ます。

脂質

脂質は体に必要な「三大栄養素」の一つで、人間が生きて行く上で欠かせない栄養素と言われています。脂質は体を動かす原動力であるエネルギーになるため、不足すると疲れやすい体になったり、免疫力の低下などを招く危険性があります。

まとめ

今回は、牛肉・豚肉・鶏肉のたんぱく質や脂質の量について紹介していきました。

この記事をまとめると

  • 赤身肉の方がたんぱく質が多く含まれている。
  • たんぱく質はアミノ酸になるため必要不可欠な栄養素。
  • 脂質は体を動かす原動力となる栄養素。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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