和食の基本とも言える「出汁(だし)」は、自分でしっかりと“だし取り”するだけで“香りが良く美味しい味わい”が楽しめますよね。
なるべく、丁寧に天然素材の味わいを毎日頂きたい・・・と感じる方も少なくないのではないでしょうか。
- 鰹節(かつお節)の特徴を徹底解説!健康効果も必見!
- 鰹節の“出しがらには、旨みや栄養素が残っている?!
- 鰹節の“出しがら”のリメイク&保存方法をご紹介!
是非ご一読いただき、余すことなく鰹節をいただいてくださいね!
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目次
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鰹節の特徴
まずは「鰹節」の特徴を詳しくお伝えしていきます。
鰹節とは?
鰹節とは
- 荒節(あらぶし)・・・一般的に流通しているもの
- 本枯節(ほんかれぶし)・・・カビを付けて熟成させたもの
の2種類に分けられますが、一般的に私たちがよく食べるものは
栄養成分
鰹節は非常に栄養豊富な食材としても知られています。鰹節には主に
- カルシウム
- リン
- 鉄
- ナトリウム
- カリウム
- マグネシウム
- 亜鉛
- 銅
- ビタミンE
- ビタミンD
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ナイアシン
などで
健康効果・メリット
そのため鰹節は摂取することで
- 高血圧の予防
- 筋肉の動きを良くする
- 強い歯や丈夫な骨を作る
- コラーゲンの働きを活性化させ、美肌・アンチエイジング作用
- 脂肪の酸化を防ぐ
- 動脈硬化を防ぐ
- ダイエット効果
- 妊娠中の栄養補給、お子さんの成長促進
など老若男女問わず、嬉しい効果に期待できます。
鰹節の使い道
一般的な鰹節の食べ方には
- 和え物
- 汁物・スープなど
- 炒め物
- 煮物
- トッピング
- 出汁
などが挙げられます。
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鰹節の出しがら、使い道は?
ここからは“鰹節の出しがら”の活用法について詳しくお伝えしていきます。
旨味・旨味は残っている?
鰹節の出しがらにも理論上は
実際に鰹節の出しがらを食べてみても、旨みを感じられ美味しい!と感じられた方も多いのではないでしょうか。
ふりかけに
鰹節の出しがらで作る自家製“おかか”ふりかけにすることで、お子さんでも食べやすくしっかりと栄養を摂取をすることができます。
ぜひ栄養素・旨み成分がたくさん残っている“鰹節の出しがら”を是非、ふりかけにして余すことなく頂きましょう。
佃煮に
鰹節だけでない“出しがら”も一緒に作ることのできる「佃煮」は、お好みで具材をプラスすることで“つくりおきおかず”にもピッタリです。
和え物に
鰹節の”出しがら”を、普段の和え物に使用するのもしっとり食感で美味しいですよ。マヨネーズとの相性も良いので、いつものサラダに“出しがら”をプラスするのもお手軽なのでおススメです!
お好み焼き等のトッピングに
出汁のきいた“お好み焼き”は、何枚でも食べられちゃうほどに絶品です!
- 鰹節の出しがらを細かく刻んで、お好み焼きの具材をして混ぜ合わせる
- 完成したお好み焼きのトッピング
などアレンジ自由自在なので、是非お好みの食感・味わい方を見つけてくださいね!
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出しがらのリメイク方法・保存方法
ここからは「鰹節の出しがら」のおススメ・リメイク方法や正しい保存方法などをご紹介していきます。
出し殻のふりかけの作り方!
ここからは簡単にできる「出しがら・おかか」ふりかけの作り方をご紹介します。
- 湿った出しがらは、大きなざるなどに広げ予め乾燥させておく
- 乾燥した出しがらを、フライパンで空炒りし粉々にする
- フライパンに薄口醤油・みりん・酒・砂糖を入れてよく混ぜ合わせる
- 3に大さじ2~3程度の水を入れて、中火にかけ沸いたら火を弱める
- 鍋底からよくかきまぜるようにし、4~5分煮詰めて完成
佃煮の作り方
鰹節だけでなく昆布などの出しがらと一緒に作る「佃煮」は、ご飯のお供にピッタリです。
- 昆布は細切り、鰹節は軽く刻んで水分を絞る
- フライパンに醤油・みりん・砂糖を1と共に入れて、中火にかける
- よくかきまぜながら水分が飛び、照りが出るまで炒る
- 保存容器などに移し、よく冷まして冷蔵庫保存
ハンバーグに利用!
出しがらは“水分を絞ってから細かく刻む”ことで
- 和風ハンバーグのタネに混ぜ込んで
- お好み焼きの具材に混ぜ込んで
- ドレッシングなどの具材
などへの活用も可能です。とっても簡単に本格的な味わいへ変化させられるのでおススメです!
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だし醤油の作り方
実は“自家製のだし醤油”も簡単にご自宅で作ることができます。
- 鍋に醤油・日本酒・本みりんを入れる
- 昆布・干し椎茸・厚削り鰹節を入れて、軽く菜箸で混ぜ合わせる
- そのまま1時間程度浸しておく
- とろ火~弱火にかけ、湯気が立ち表面がプツプツと煮立ったら火を止める
- 粗熱が取れたらざるなどで濾し、保存用瓶などに入れて完成
保存方法
だしがらは
冷蔵保存 | 冷凍保存 |
水分を絞り、保存容器などへ入れてラップし保存 | 水分を絞り、1回の使用量ごとにラップし保存 |
約2日程度の保存が可能 | 約1ヶ月程度の保存が可能 |
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まとめ
この記事をまとめると
- 鰹節とは鰹の身をボイルしてた後に、水分を26%以下まで燻製させたもののこと
- 私たちがよく食べるものは荒節・本枯節などを更に削ったものなため「削り節」と呼ばれる
- 鰹節の出しがらにも、非常に豊富な栄養素・旨み成分のグルタミン酸が残っている
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