かぶの葉と言うと煮物や炒め物に使うことが多い食材ですが、どのように保存したらよいかいまいちよくわからない食材でもありますよね。冷凍することができるのか、それとも常温保存でも大丈夫なのか全くよくわからない扱い方が難しいかぶの葉っぱですが、適切な保存方法について解説していきますね。
今回の記事では、
- かぶの葉っぱは冷凍することができる?
- 解凍方法は?
- かぶの葉っぱが腐るとどうなるの?
- 作り置きのおすすめレシピは?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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かぶの葉は冷凍保存できる?
保存方法
かぶの葉っぱ冷凍保存することができます。冷凍保存する場合は一度固めに下茹でをしてから細かくカットしてジップロックなどの密閉できる保存袋に入れて保存するようにしましょう。
この際にキッチンペーパーなどでしっかり水気を拭き取ってから冷凍することが大切です。水気を拭き取らないと水分とともに蕪の葉っぱから出る栄養素が抜けてしまいます。
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保存期間
冷凍することによって約一か月程度保存することができます。一か月となるとかなり猶予ができますので、腐らせる心配もほとんどなくなりますよね!覚えておいて損はない方法ですので、是非活用してみてくださいね。
解凍方法
かぶの葉っぱを解凍するときは食べる半日前から冷凍庫から冷蔵庫に移しておいて、冷蔵庫内自然解凍をさせてあげると良いでしょう。冷蔵庫内自然解凍では食品の中から余分に水分が出るのを防いでくれますので、かぶの葉っぱの高い栄養素を保ったまま解凍することができます。
常温で解凍してしまったり、電子レンジなどで解凍してしまうと水分とともに栄養素が流れ出てしまいますので注意しましょう。
一方で煮物や炒め物など、冷凍した状態でそのまま入れることができる料理に使う場合は解凍させる必要はありません。
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かぶの葉が腐ったらどうなる?
次はかぶの葉が腐るとどのような状態になるのかについて見ていきましょう。
見た目
まずかぶの葉が腐ると見た目が変化していきます。葉っぱの部分が茶色くなったり黒くなったりしている場合は保存期間が長くなってしまい、水分が抜けてて状態が悪くなっているか、カビが生えてしまっている可能性があります。
明らかに見た目の色がおかしい場合は絶対に食べないようにした方が良いでしょう。
味
見た目の他にもかぶの葉を使った料理を食べた時に明らかに違和感を感じる味の場合は腐っている証拠ですので食べない方が良いでしょう。
明らかに違和感を感じる味わいというのは酸味が強すぎたり、舌を刺すようなビリビリとした痛みを感じる場合です。このような場合は微生物による腐敗がかなり進んでいる状態で、微生物が出す毒素によって痛みを感じてしまっている状態になります。
このような場合もかなり腐敗が進んでいる証拠ですので絶対に食べないようにしてください。
臭い
食べる前でも気づく方法があります。それがそれがニオイです。基本的に酸味のある臭いが発生しているものに関しては腐っている可能性が高いと言えます。
その他にも明らかにカビのような臭いがするものも、腐敗が進んでいる証拠ですので絶対に食べない方が良いでしょう。
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かぶの葉の作り置きレシピ
ここまではかぶの葉っぱの保存方法や腐ったらどのような変化を引き起こすのかについて紹介してきました。基本的にはかぶの葉っぱは購入したらすぐに作り置き料理にしてしまうのがおすすめです。
作り置き料理にすることによって約一週間程度冷蔵庫で保存することができます。新鮮な状態のかぶの葉っぱはとても栄養価の高い状態でもありますので、これから紹介する作り置きレシピをぜひ活用していただけると嬉しいです!
ナムル
はじめに紹介するのはカブとカブの葉を使ったナムルです。ナムルというのは韓国料理の一つでナムルだれに野菜を和えて作る料理です。ナムルたれを作る調味料と漬ける野菜だけ準備すれば簡単に作ることができますのでおうちでもとっても簡単に作ることができます。
作るときは以下のようなものを用意してください。
材料
- かぶ:2個
- かぶの葉:2個分
- 塩:小さじ¼
- こしょう:少々
- 鶏ガラスープの素:小さじ½
- ごま油:小さじ2
上記の材料だとナムルのタレを自作する方法ですが、ナムルのタレとしてそのまま既製品として販売されているものもありますのでそちらを活用するとより簡単に作ることができます。
作る時はかぶを適度な大きさに切って塩をふり3分ほどおいて水気を出していきます。
かぶの葉っぱは1センチ幅に切ってボウルに入れて塩を振り、揉み込んで水気を絞り、ふんわりとラップして600 W のレンジで2分程度加熱します。その後ボウルに全ての材料を入れて和えると完成します!
ふりかけ
かぶの葉とじゃこのふりかけは日本テレビのヒルナンデスでも紹介されてから、かなり注目を集めている作り置きレシピです。
かぶの葉とじゃことお好きな調味料を合わせてフライパンで少し炒めるだけで簡単に作ることができます。非常に手軽でしかもかぶの葉の若干の苦みとじゃこの塩気が本当に相性が良いので、ぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか。
材料は以下のものを準備してください。
材料
- かぶの葉:2~3個分
- ちりめんじゃこ:大さじ2
- 白いりごま:大さじ1
- 削り節:1/2パック
- 薄口醤油:小さじ2
- サラダ油
- 酒
- みりん
作り方を紹介していきたいと思います。作り方はとっても簡単です。
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かぶの葉を洗って水気をしっかり切る
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幅5センチの小口切りにする
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フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱しかぶの葉を入れて炒める
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ぱらっとしたら酒大さじ1、水大さじ3を振ってに3分間茹でる
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ちりめんじゃこと削り節を加える
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薄口醤油小さじ2、みりん小さじ1と1/2をふり、水気がなくなるまで炒めていく
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最後に白いりごまを加えてひと混ぜすれば完成!
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このように材料を加えて炒めるだけなので本当に誰でも簡単に作ることができます。
程よいかぶの葉の苦味と、じゃこの塩気が本当に相性が良くご飯がどんどん進む味なので食べすぎに注意ですね!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- かぶの葉っぱは冷凍保存をすることができる
- 冷凍保存するときは下茹でしてから冷凍するのがおすすめ
- 水気はしっかり切ってから保存用の袋に入れること
- 腐ると見た目や味や匂いが変化するので注意が必要
- 購入したらすぐに作り置き料理を作るのがおすすめ
- 作り置き料理にすることで約一週間ほど美味しく楽しむことができる
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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