かぶの葉の保存方法は?保存する時に下茹では必要?長持ちするコツは

これから旬を迎えるかぶは煮物に入れても良し炒め物に入れても良しなど様々な使い方ができる野菜ですよね。

そんなかぶですが、かぶの葉っぱを捨てている方はいませんか?かぶの葉っぱは実はとても栄養素が豊富で優秀な食材なので捨ててしまうのは NG なんですよ!

今回の記事では、

  • かぶってどんな野菜?
  • かぶの葉っぱの栄養素
  • かぶの保存方法
  • かぶの種類とは?

これらについて解説していきたいと思います。 

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かぶってどんな野菜?

かぶの歴史は古く、アフガニスタンから地中海沿岸あたりで、紀元前から栽培されていたと言われています。日本へは中国を経由して伝来しました。

一般的に食べる部分は根っこ部分で、茎や葉も柔らかいので食べることができます。かぶは滑らかな舌触りが特徴的で、漬物や煮物として食べられることの多い、春と秋を旬とする野菜です。

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カブの葉の栄養がすごい!

カブは根っこを食べるイメージが強いかも知れませんが、カブの葉っぱにもかなり栄養価が詰まっています。

葉の部分は緑黄色野菜としても分類されていて、栄養価が抜群に優れています。根の部分と同じく「ビタミンC」「食物繊維」や、造血ビタミンとも言われ注目されつつある「葉酸」も含まれています。

  • β-カロテン
  • ビタミンE
  • 鉄分
  • カルシウム
  • カリウム

必要に応じて体内でビタミンAに変化でき、細菌やウイルスの侵入を防ぐための必要な粘膜を丈夫にする作用があります。また、肌のシミの原因になるメラニン色素を抑制する抗酸化作用も持っています。

◯ビタミンE

強い抗酸化作用だけでなく、コレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制し、細くなった血管を広がる働きがあるので血流の悪化による体の不調改善効果があります。

◯鉄分

血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されるだけでなく、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。

◯カルシウム

骨や歯の主成分の材料であり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きがあり、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌など、多用な働きをします。

◯カリウム

細胞の水分量や、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウム共に、体の中の水分量を調整し、過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性などの不調の改善効果があります。

このように蕪の葉っぱには非常に優秀な栄養素がたくさん含まれています。なので捨てるのは絶対に NG! かぶの葉は作り置き料理にもなるためぜひ調理法や保存方法を覚えていただきたいところです!

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かぶの葉の保存方法は?

次はかぶの葉の保存方法について紹介していきたいと思います。非常に栄養価の高いかぶの葉ですので、捨てないでしっかりと保存し色んな料理に使ってみてくださいね!

冷蔵

かぶの葉は根っことくっついたままだとどうしても根っこの方から栄養を吸収してしまいますので、冷蔵庫で保存する際は根っこと葉っぱの方を切り分けて冷蔵保存するようにしてください。

茎を下の方にして保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室に立てて保存するのがオススメです。

保存期間の目安は葉っぱは約3日程度、根っこは約一週間程度となりますので早めに消費することが大切になってきます。

冷凍

もし冷蔵保存ができなかったり、冷蔵保存するスペースがないという場合は冷凍保存がオススメです。かぶは根っこも葉っぱもどちらも冷凍保存をすることができる食材ですので冷凍保存方法はぜひとも覚えておいた方が良いでしょう。

かぶの葉っぱを冷凍する時はある程度の大きさにカットして水気を拭き取った後保存袋に入れて冷凍保存しましょう。その他にも葉っぱは固めに塩茹でしてから、水気を切って小分けにして冷凍保存すると便利です。

かぶの根っこもある程度の大きさにカットしてから保存袋に入れて冷凍保存しましょう。どちらの保存も約1か月程度保存が可能になりますので覚えておきましょう。 

常温はNG

ここまでは冷蔵保存と冷凍保存について解説してきましたが、基本的に常温保存はNGです。常温保存してしまうとかぶの中から水分がどんどん出てしまいパサパサになってしまったり、ぶよぶよになってしまいます。 

ですのでカブは必ず冷蔵庫か冷凍庫にしまうようにしましょう。

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カブにはいろんな種類がある!

ここまではかぶの葉っぱやかぶの根っこの保存方法について紹介してきました。皆さんはかぶと言うとなんとなく白い根っこの大根のような野菜のイメージがあるかもしれませんが、実はカブには非常に様々な種類があるんですよ!

以下の記事では様々なかぶの特徴や旬の時期などをまとめていますので、気になる方は是非チェックしてみてくださいね!

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • かぶは日本の野菜のイメージがあるが実はルーツはアフガニスタンや地中海側で採れる野菜
  • 非常に優秀な栄養素を豊富に含む野菜である
  • 葉っぱは捨てがちだが捨てるのはNG!
  • 保存する時は根っこの部分と葉っぱの部分を切り分けて保存するようにしよう
  • 小さくカットして冷凍保存することで約1ヶ月ほど保存することができる

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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