すっかり季節は夏から秋へと姿を変え、急激な気温の変化なので自律神経が乱れて調子が悪いという方も多いのではないでしょうか。そんな時はリラックス効果もあるレモングラスのハーブが有効です!そこで今回はレモングラスについてご紹介していこうと思います。最後までお付き合い頂けますと幸いです。
- レモングラスの特徴
- レモングラスのメリット
- レモングラスのデメリット
- レモングラスの使い方
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目次
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レモングラスの特徴
レモングラスという名前を聞いたことがある方は多いと思いますが、どのような特徴があるハーブなのでしょうか。
レモングラスとは?
レモングラスはイネ科オガルカヤ属の多年草で、中南米やアジアの熱帯から亜熱帯にかけて自生しています。姿かたちはイネ科というだけあり稲やススキに似ていますが、香りはレモンにも含まれるシトラールという成分が入っているためレモンによく似ており、フレッシュで力強い香りと爽やかで清々しい味が特徴です。
アジア料理やカリブ料理などでよく使用されるハーブで、タイのスープであるトムヤムクンなどの料理の香り付けに用いられたり、お茶として利用されています。水蒸気蒸留法で得られる精油は、食品や飲料、香水などに用いられています。
栄養素
レモングラスに含まれる栄養素は、マグネシウム・カリウム・カルシウム・葉酸・鉄・ビタミンC・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンA・亜鉛・銅・マンガンなどがあります。
レモングラスには2種類ある
レモングラスは世界中に数十種類あるといわれていますが、代表的なものは、西インド種と東インド種の2種類です。
西インド種は、甘いレモンのような強い香りを持ち、茎が白く、葉が上に伸びます。草丈は1mを超すほどにまで生長し、株元も肥大化します。地植えにすると、葉が茂りやすく、収穫量もたっぷり取れるのが嬉しい点です。
一方、東インド種は、茎が赤茶色で葉が横に伸びます。現地では「チューマナ・プールー」という、赤い茎を指す言葉で呼ばれているそうです。熱を下げ、感染症の治療に役立つとされて民間薬として重宝していました。
現在は西インド種の流通が一般的ですので、レモングラスというと西インド種を指すことが多いです。ハーブティーなど食用をメインにする場合は、甘いレモンのような強い香りがする西インド種と表記されているものを選ぶとよいでしょう。
西インド種と東インド種の商品の見分け方は学名を確認します。東インド種は「C.flexuosus」、西インド種は「C.citratus」の記載があります。
主な使い道
レモングラスの形状は、生・乾燥・パウダー・精油の4種類あり、生の状態は上記でも述べた通り、主にアジア料理やカリブ料理などでよく使用されており、タイのスープであるトムヤムクンなどの料理の香り付けが有名です。
乾燥させたものはハーブティなどのお茶として利用されています。
パウダーはゼリーなどのお菓子作りに使用します。また精油にしたものは食品や飲料、アロマオイルや香水などに用いられています。
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レモングラスのメリット
レモングラスは摂取することで身体にどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。
鎮痛作用と疲労回復
鎮痛・抗炎症作用と代謝と血行を促進するので、運動後にハーブティなどを摂取することで内側から筋肉痛による痛みを和らげる効果、ハーブをお風呂などに浮かべ疲労回復やリラックス効果、肩凝りや冷え、むくみにも効果があるとされます。レモングラスから抽出された精油を希釈してマッサージするのもおすすめです。
胃腸の調子を整える
レモングラスの成分は副交感神経の働きを助け、消化を促すといわれます。食欲不振や夏バテによる消化不良などの胃腸の調子を整えます。
美肌効果
レモングラスに含まれるレモンのような香気成分「シトラール成分」には、血管を広げる働きがあるといわれています。血管が広がることにより、血行が良くなるため美肌効果が期待されてます。また、皮脂分泌を調整したり、肌や毛穴を引き締める働きもしてくれます。
さらにレモングラスに含まれるビタミン類には「コラーゲンの生成」「メラニン色素の分解」「ニキビ改善」などの美肌効果が認められます。
抗菌作用と口臭予防
レモングラスに含まれる「シトラール成分」には、高い抗菌・殺菌効果が含まれています。風邪やインフルエンザの予防、症状緩和や頭痛・腹痛・発熱などにも効果的で、飲料として使用することで抗菌殺菌効果を発揮し口臭予防にもなります。
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レモングラスのデメリット
ハーブ類は時にデメリットが存在するのをご存じでしょうか?
妊婦は避けるべき?
妊娠中の有害性は観察されなかったという研究結果もあり、授乳中の使用に関しては、問題は確認されていないものの、最終的な安全性は確立されていません。
中にはレモングラスは妊娠に影響を及ぼす可能性もあると指摘されています。レモングラスには子宮を刺激する作用があるため、子宮収縮が起こり流産になる場合があるそうです。
またレモングラスの安全性が確立されていないので、授乳中に摂取することも避けた方が良いでしょう。
血糖値を上昇させる?
レモングラスには血糖値の調整を変化させる可能性があるため、結果血糖値の上昇につながることも。血糖値コントロールを実践している人や糖尿病の薬を飲んでいる人などは、レモングラスの飲用を控えておいたほうが無難かもしれません。
妊婦におすすめのハーブティーは?
ずばりルイボスティーです。
ルイボスティーはノンカフェインに加え「スーパーオキシドジムスターゼ」「ナトリウム」「ミネラル」「フラボノイド」などといった成分が含まれており、「美肌」「エイジング効果」「便秘緩和」など様々な効果が期待できます。積極的に取り入れていきましょう!
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レモングラスの使い方
レモングラスを取り入れて生活を豊かにしてみてはいかがでしょうか。
レモングラスティーの作り方
フレッシュなレモングラスを使ってハーブティを淹れてみましょう!
3本ほど刈り取ったレモングラスは1本を3〜4つに切ります。鍋にレモングラスと1000mlの水を入れて火にかけ、沸騰したら火を弱め、中火で5分ほど煮立てます。葉を濾して完成です。ホットでもアイスでも美味しいですよ!
茎や葉を使った料理
タイ料理やベトナム料理などでおなじみのレモングラスはアジア料理には欠かせない風味付けのハーブです。トムヤムクンやトムヤムガイなどに使用したり、から揚げの衣にまとわせたり、添えとしても重宝します。
アロマオイルで
レモングラスはイネ科の植物ですが、香りの系統は「柑橘系」に分類され、殆ど全ての精油と調和します。
香りとして楽しんだり、アロマスプレーにして靴やキッチン、生ごみ、部屋干し臭など、ニオイの気になる所にスプレーして使用するとすっきり消臭できます。また虫が嫌がる香りのシトラールという成分を多く含むので、アロマスプレーやディフューザーとして、お部屋や外出先の虫除け対策におすすめです。
まとめ
この記事をまとめると
- レモングラスはイネ科オガルカヤ属の多年草で、中南米やアジアの熱帯から亜熱帯にかけて自生しています
- レモングラスの香りはレモンにも含まれるシトラールという成分が入っているためとてもレモンに似ており、フレッシュで力強い香りと爽やかで清々しい味が特徴です
- レモングラスに含まれる栄養素は、マグネシウム・カリウム・カルシウム・葉酸・鉄・ビタミンC・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンA・亜鉛・銅・マンガンなどがあります
- レモングラスは世界中に数十種類あるといわれていますが、代表的なものは、西インド種と東インド種の2種類です
- レモングラスのメリットは鎮痛作用、疲労回復、整腸作用、美肌効果、抗菌作用、口臭予防などです
- レモングラスのデメリットは子宮を刺激する作用、血糖値の調整を変化させる作用による血糖値上昇などです
- 妊婦におすすめのハーブティーはルイボスティーです
- レモングラスの使い方はレモングラスのハーブティーやアジア料理の風味付けなどです
いかがでしたでしょうか。まだまだ体調を崩しやすい季節です、レモングラスを生活に中に取り入れて身体を内から整えて乗り切っていきましょう!
最後までお読みくださりありがとうございました。
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