青ネギの食べ過ぎは太る?体に悪い?加熱すると?気持ち悪い?臭い?対処法は

料理だけでなく、薬味としても活躍する青ネギは食べる機会が多い野菜です。ですが、SNSなどを見ると頭痛や腹痛を起こしたという人もいます。では、本当に青ネギの食べ過ぎは体に悪いのでしょうか。この記事では、

  • 青ネギの特徴
  • 食べすぎるとどうなる?
  • 効果的な食べ方について

以上のテーマについて解説していきます。青ネギの食べ過ぎは、体にどのような影響を与えるのか対処法などを含めて知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

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青ネギの特徴

まずは、青ネギとはどのような特徴を持つ野菜なのかを知りましょう。

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青ネギとは

葉ネギとも言われている野菜の一種である青ネギ。青ネギのなかでも特に九条ネギが品種として有名です。主に緑色の葉っぱの部分が食べられて、薬味として使われます。

白ネギとの違い

続いて、白ネギと青ネギの違いはこちらです。

  白ネギ 青ネギ
甘みがある 刺激がある
主に食べられる部分 根っこ(白い部分) 葉っぱ(緑の部分)

料理によって使い分けるのもおすすめです。

カロリー・栄養成分

青ネギのカロリー・栄養成分はこちらです。

  • カロリー:50kcal
  • カロテン
  • 鉄分
  • ビタミンC
  • アリシンなど

一部ではありますが、栄養素も多く入っている青ネギですが食べると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

健康効果・メリット

青ネギには、カロテンやビタミンC・鉄分などの体に良い栄養素が多く含まれています。特に粘膜を維持してくれるので風邪やがん予防に効果的です。また、ネギにはアリシンという成分が豊富に入っています。

殺菌作用が強く、悪い菌も消してくれるので風邪などの病気が引きにくくなります。さらに、血液をサラサラにしたり、疲労を回復したりする働きがありますが食べ過ぎは体に悪いです。

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青ネギを食べすぎるとどうなる?

 結論からいうと、青ネギの食べ過ぎは体に悪いです。 では、具体的に青ネギを食べ過ぎるとどうなるのでしょうか。

腹痛・胃痛を起こす

青ネギの食べ過ぎは、腹痛や胃痛を引き起こします。刺激臭の成分となるアリシンが青ネギには、入っており殺菌作用があります。本来であれば、風邪予防に効果的ですが食べ過ぎると腸内に存在する善玉菌まで消滅させます。

そのため、腹痛や胃痛を引き起こすため食べ過ぎは体に悪いです。

頭痛・体調不良を起こす

また、頭痛や・体調不良も合わせて引き起こしやすいです。アリシンには、胃酸を分泌させる働きもあり、過剰にでてくると逆流性食道炎などの症状を引き起こすリスクが高くなります。そのため、吐き気や気分の悪さが出てくるので体調不良になりやすいです。

口臭・体臭の原因に

青ネギは、食べ過ぎると口臭・体臭の原因になります。刺激臭のアリシンは、食べ過ぎるとガスを発生させやすくなるため臭いを出します。ですが、口臭や体臭については対策もできるので後ほど詳しくご紹介していきますね。

1日の適量は?

青ネギの1日の適量は70gを目安にしましょう。そのため、1食あたり10gから20gに抑えましょう。過剰摂取することで、先程ご紹介したような体調不良の原因になります。

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青ネギの効果的な食べ方

続いて、青ネギの効果的な食べ方をご紹介します。

加熱して食べる

青ネギは、加熱して食べましょう。加熱することで、甘みが増すだけでなくより美味しく食べられます。ですが、長時間加熱するとビタミンCや葉酸・アリシンが減少します。サッと軽く炙ったり炒め物にいれたりすると、栄養素が減少しません。

水にさらす

また、食べる前に水にさらします。水にさらすことで辛味成分が抜けて食べやすくなります。ですが、長くさらしすぎると含まれる栄養素が水に溶けて、せっかく入っている効能が得られません。

青ネギを水にさらす場合は、お味噌汁などに一緒にいれると汁に溶けた成分が入るので、栄養素を逃がさずにそのまま食べられます。

油で炒めて食べる

青ネギは、油で炒めて食べる食べ方もおすすめです。含まれる栄養素の一種であるβーカロテンは、油に溶けるので吸収率が上がります。

におい対策の方法

青ネギは食べ過ぎると口臭や体臭の原因になりますが、事前ににおい対策を行っておけば問題ありません。青ネギの臭いの原因は、アリシンです。先程ご紹介した通り、殺菌作用が強いので風邪などの病気予防に効果的です。

一方で、食べ過ぎは体臭や口臭もキツくなります。ネギを食べたあとに、人に会うと臭くないか気になりますよね。

食後の対処法

  • 歯を磨く
  • 消臭効果のあるタブレットを食べる
  • 牛乳や緑茶を飲む

口臭は、口からではなく胃の中から臭いがでます。特に牛乳に含まれるタンパク質や緑茶に入るカテキンには消臭効果があるのでおすすめです。

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まとめ

今回の記事内容でご紹介したことをまとめますね。

この記事をまとめると

  • 青ネギには殺菌作用があるアリシンが含まれているので、食べ過ぎると腹痛や胃痛などを起こしやすく体に悪い
  • また、口臭や体臭の原因になるため、気になる人は食後に消臭効果のあるタブレットを食べたり緑茶を飲んだりするとよい
  • 本来、風邪予防など体に良いが食べ過ぎないためにも1日70g以内を目安にする

栄養が多くある反面、青ネギの食べ過ぎで体調不良を起こさないためにも1日の適量を守って食べましょう。

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