ユニークな容姿をしているバターナッツかぼちゃをご存じでしょうか?日本では夏の終わり頃くらいから秋頃に他のかぼちゃと一緒に売り場に並び始めます。
今回はまだまだ馴染みの薄いバターナッツかぼちゃについて調べていこうと思います。
- バターナッツかぼちゃとは?
- バナーナッツかぼちゃは水っぽい?
- バターナッツかぼちゃの美味しい食べ方
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目次
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バターナッツかぼちゃとは?
バターナッツかぼちゃはどんな野菜なのでしょうか。
バターナッツはかぼちゃの一種
バターナッツかぼちゃは、南アメリカ大陸が原産のつるになるカボチャの一種です。英語では「バターナッツ・スカッシュ」または「バターナッツ・スクワッシュ」とポピュラーな名前で呼ばれています。
しかし海外から入ってきた品種でありながら、実は西洋カボチャの仲間ではなく、植物分類上は日本カボチャと同じ仲間になっている少々不思議なかぼちゃなのです。
バターナッツかぼちゃの特徴
バターナッツかぼちゃの特徴はなんといってもユニークなひょうたん形です!表皮は普通のかぼちゃとは違いつるっとしていて皮を剥かれたピーナッツのようなクリーム色をしています。見た目はかぼちゃらしくありませんが、割ると中をしっかりと黄色のかぼちゃ色で、かぼちゃのわたも種もびっしり入っています。
ひょうたん形のバターナッツかぼちゃは上の部分には種がなく食べられる部分が多いというメリットがあります。
栄養素
通常のかぼちゃに比べ、食物繊維やビタミンC、A、K、B6、マグネシウムやカリウムなどの栄養が多く含まれています。
健康・美容効果
食物繊維は小腸で消化・吸収されずに大腸まで達する食品成分です。 便秘の予防などの整腸効果だけでなく、血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下など美容・健康面の両方をカバーできます。
また数多くの脂溶性・水溶性ビタミン類が含まれているため免疫が高められ病気にかかりにくくなります。
どこで買える?
夏の終わり頃くらいから秋頃にかけてスーパーや道の駅などの野菜直売所などで購入できるほか、通信販売も行っています。
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バターナッツかぼちゃは水っぽい?
バターナッツは他のかぼちゃに比べ、水っぽいと言われることがありますがどのように食べるものなのでしょうか。
味の特徴
バターナッツかぼちゃは下部の種がある辺りの実はねっとりとしていて濃厚な甘みを強く感じ、名前の通りナッツような風味だと表現する方もいます。上の部分は繊維質が少なく少々水っぽくあっさりとした味わいに感じます。一つのかぼちゃで二つの味を感じることができる少しお得なかぼちゃです。
バターナッツかぼちゃは水っぽい?
個体によって水っぽいものも存在するようです。一般的に上部は繊維質が少なくやや水っぽく甘味が少ない印象です。繊維質が少ないので加熱するとねっとりとした食感になるのもバターナッツかぼちゃの特徴です。
味の評判・口コミは
拝見させて頂きましたがどれも美味しそうです!!
https://twitter.com/izumin95/status/1571684832815751171
https://twitter.com/garekioono/status/1571625276387491840
バターナッツかぼちゃを貰ったのでかぼちゃグラタン作った(`・ω・´)✨
— ふたつたち (@tatyutayuu_game) September 18, 2022
めちゃくちゃ美味しかったからバターナッツかぼちゃオススメ(`・ω・´)✨ pic.twitter.com/Nv1znXMPdH
バターナッツかぼちゃのプリン♪♪"
— おはぎ (@K_pan_pa_pan) October 14, 2020
ウチの母はこのプリンが大好きで
『アレ作ってよあれ
かぼちゃの…
ポンプキンプリン!』
うん。
パンプキンプリンね(*Ü*) pic.twitter.com/sCgUKhLjEG
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バターナッツかぼちゃの美味しい食べ方
濃厚な味でありながら、水っぽいとも表現されるバターナッツかぼちゃですがどのような食べ方が適しているのでしょうか。
下処理の方法
バターナッツかぼちゃの滑らかな外皮をむくには、最初にかぼちゃのヘタ部分にあたる上部と底の下部分を包丁で切り落とし、パッカリと縦半分に切ります。バターナッツかぼちゃの種がある部分を片手で持ち、形に沿ってピーラーを使って皮をむくと、無駄なく処理ができます。
一般的なかぼちゃと違い、バターナッツかぼちゃは皮も実もとても柔らかいのであまり力を入れなくても包丁で切り分けることができます。
生で食べられる?
実が柔らかいバターナッツかぼちゃは生で食べることができます!上記でも書いた通りバターナッツかぼちゃは場合によっては水っぽいと表現されるように、みずみずしい果肉なので生食に適しています。
スライサーなどで薄くスライスしてサラダなどにすると美味しいです。しかしバターナッツかぼちゃも種類はかぼちゃなので、生だとかぼちゃ特有のウリっぽい匂いがしますので好みは分かれるかもしれません。
ポタージュが定番
かぼちゃの定番料理と言えばポタージュではないでしょうか。バターナッツかぼちゃもかぼちゃなのでポタージュにすると美味しいです。
作り方も簡単で、バターナッツは皮をむき、種を取り除き、一口大に切り、鍋に水とコンソメを入れ、柔らかくなるまで煮ます。柔らかくなったらフードプロセッサーやミキサー、ブレンダーなどでなめらかになるまで機械にかけます。再び鍋になめらかになったバターナッツかぼちゃを戻し、牛乳を加えて弱火で火を通し、仕上げに塩コショウで味を整えバターを入れて完成です。
グラタンに
かぼちゃのグラタンは秋の食事の定番ではないでしょうか。
ミートソースでもホワイトソースでもかぼちゃとの相性は抜群です。玉ねぎやキノコと炒めてお好きなソースと合わせ、耐熱容器に入れチーズをたっぷりかけてオーブンやトースターでこんがり焼いたら完成です!
プリンにも!
バターナッツかぼちゃはお菓子にしても美味しいです。中でもかぼちゃプリンはかぼちゃ本来の甘みを味わうことができるおすすめレシピです。
適当な大きさに切り、電子レンジで柔らかくなるまで加熱し、冷ましてなめらかなピューレ状にします。ボールに牛乳、クリーム、卵、砂糖を合わせ、ピューレ状にしたバターナッツかぼちゃを加え、合わせます。濾し器でこしながら耐熱容器に流し、余熱したオーブンにお湯を入れ湯煎焼きし火を入れて固めて完成です。
まとめ
この記事をまとめると
- バターナッツかぼちゃは、南アメリカ大陸が原産のつるになるカボチャの一種です
- 海外から入ってきた品種ではありながら、実は西洋カボチャの仲間ではなく、植物分類上は日本カボチャと同じ仲間です
- バターナッツかぼちゃの特徴はユニークなひょうたん形で、表皮はつるっとしていて皮を剥かれたピーナッツのようなクリーム色をしていますが、中身はふつうの黄色いかぼちゃです
- バターナッツかぼちゃは上の部分には種がなく食べられる部分が多いというメリットがあります
- 通常のかぼちゃに比べ、食物繊維やビタミンC、A、K、B6、マグネシウムやカリウムなどの栄養が多く含まれており、美容・健康面の両方をカバーできます
- バターナッツかぼちゃは下部の種がある辺りの実はねっとりとしていて濃厚な甘みを強く感じ、名前の通りナッツような風味があります
- 一般的なかぼちゃと違い、バターナッツかぼちゃは皮も実もとても柔らかいのであまり力を入れなくても包丁で切り分けることができます
- グラタンやポタージュなどに加工して食べても美味しいですし、スライサーで薄くスライスして生で食べることも可能です
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