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白滝(しらたき)といえば、おいしく健康的で節約もできる食材です。和食によく使われるイメージですが、実は、パスタなどの麺代わりにもなるんです。肥満予防にも最適な白滝!みなさんは、どのようにアク抜きをしていますか?今回は、あの独特の臭いの取り方や、白滝を美味しくいただく方法についてまとめてみました。
- 白滝の特徴
- 白滝の臭い取り
- 白滝の美味しい食べ方
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目次
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白滝の特徴
何でできている?
白滝の原料は、サトイモ科のこんにゃく芋です。こんにゃく芋をすりおろしたものに、凝固剤である「水酸化カルシウム」を加えて固め、専用の筒に入れてお湯の中へ押し出して作られます。 押し出される様子が滝のように見えることから、白滝(しらたき)と名付けられました。
こんにゃくとの違い
こんにゃくの原料は、こんにゃく芋をすりおろしたものor精粉にしたものです。 これに水、水酸化カルシウム(凝固剤)を加えて作られます。ちなみに糸こんにゃくは、こんにゃくを角ばった細長い形に切ったり、型を通して押し出したもので「突きこんにゃく」とも呼ばれます。 昔ながらの生芋から作るこんにゃくは、その皮などが入り黒っぽくなります。
カロリー・栄養成分
カロリー:100gあたり5~6kcal
栄養成分:食物繊維、カルシウム、マグネシウムなど
白滝の96%は水分です。そして、白滝の食物繊維の多くは、不溶性食物繊維で「グルコマンナン」と呼ばれる成分です。この成分は、腹持ちをよくしてくれるため肥満予防に有効です。低カロリーで食物繊維が豊富な白滝は、ダイエットに最適な食材と言えます。
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白滝の臭いとり
商品のパッケージに「アク抜き不要」と記載がある場合には、アク抜きなしで食べることが可能です。一方で、このような注意書きがない場合には、湯通しなどによりアク抜きするとより美味しく食べられます。
臭いの原因
白滝にはアクがあるため独特の臭いがします。食品のアクは、食物に含まれるえぐ味、渋味、苦味など不快で不要とされる成分のことを指します。白滝の場合、原料である、こんにゃく芋に含まれる渋味成分やえぐみ成分(フェノール誘導体やシュウ酸塩)、臭み成分(トリメチルアミン)などがあります。そして、凝固剤として水酸化カルシウムが使われています。これらが合わさって、こんにゃくのえぐみや臭みになっています。
加熱がポイント
白滝の臭みとりで重要なポイントは「加熱」です。白滝を水洗いしてフライパンで3~4分炒めるだけでも臭いは多少消えます。もし、完全に臭いを摂りたい場合は、以下の方法を参考にしてみてください。
塩をかけて5分茹でる
ザルに入れて水洗いした白滝に塩をまんべんふりかけて揉みます。食塩をまぶすと浸透圧の関係で白滝から余分な水分が出ます。その後、5分ほど茹でると、より臭みがとれて美味しくいただけます。
なお、白滝を生で使いたい場合は、砂糖で揉み込むという方法もあるようです。
塩水で茹でる
この方法は、お湯の中に、大さじ一杯の塩を入れて5分間茹でるだけ。これは上記の「塩もみ」より臭いは取れませんが、もむ手間が面倒な方におすすめです。茹でた後は、ザルにあげて水分をとってください。
電子レンジを使う場合
忙しい方や、鍋やフライパンの洗い物を増やしたくない方は、電子レンジを使う方法もあります。やり方は、耐熱容器に白滝を入れて、ひたひたになるくらい水を加えます。それを、電子レンジで加熱し、加熱後に水洗いすればOK。加熱時間は、100gあたり500Wで2分~2分30秒程度を目安に加熱してみましょう。調理時間の短縮にもなりおすすめです。
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白滝の美味しい食べ方
麺の代わりとして
麺の代わりに白滝を使ってみませんか?小麦粉を使わないのでグルテンフリー。白滝を麺代わりにしてヘルシーなパスタが作れます
- フライパンで白滝を乾炒りする(水分を完全に蒸発させる)
- 調味料を入れる(バター醤油や辛子明太子などがおすすめ)
- 白滝に味が馴染んだら、器にもって完成
肉じゃがに
和食の定番といえば「肉じゃが」ですね。白滝を入れると、かさ増しになり食べ応え十分なおかずができます。和食離れが進む現代人の子どもにもおすすめのメニューです。
ポイントは、ジャガイモやニンジンなどの具材を先に調理した後で、アク抜きした白滝を入れて10分ほど煮込みます。白滝は、食べやすい長さにハサミでカットしておきましょう。ダシ以外の調味料を加えて、やわらかくなったら盛り付けて完成です。
炒めものに
白滝とニンジンの甘辛味のきんぴらです。ニンジンは食感を残すため、白滝の後から炒めましょう。仕上げの炒りごまがポイント。ごまは、フライパンで一緒に炒めるとより香ばしくなります。食卓の箸休めやお弁当のおかずにもおすすめの一品です。
保存方法
袋に入って販売されている白滝の賞味期限は30~90日ほど。もし、使い切れずに余ってしまったら、直射日光の当たらない冷暗所で保存しましょう。白滝が入っていた袋の水と一緒に密閉容器に入れて、冷蔵庫で保存します。袋の水を捨ててしまった場合は、水道水で代用し、1~2日ごとに水を取り換えましょう。
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まとめ
今回は、白滝についてまとめてみましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 白滝の原料はこんにゃく芋(こんにゃくと同じ)
- 独特の臭いをとるためには「塩or砂糖」+「加熱」
- 低カロリーで食物繊維が多いのでダイエットに最適
- パスタなどの麺代わりに白滝を活用してみよう
ダイエット食として活用できる白滝。お財布にもやさしいので、日頃の食事にぜひ使ってみてくださいね。
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