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白玉団子をたくさん作って余ったことはありませんか?冷蔵庫に入れておいたらカチカチになって・・・という声もよく聞きます。そんなときは、白玉に〇〇を加えてみましょう。今回は、白玉を保存する際、モチモチ食感を損なわないためのポイントをご紹介します。ぜひ、最後までご覧ください。
- 白玉の特徴
- 白玉が固くならない保存方法
- 固い白玉を復活させる方法
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目次
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白玉の特徴
白玉団子とは?
白玉(しらたま)とは、白玉粉と呼ばれる米の粉で作った団子です。寒さが厳しい冬に白玉粉作りが行われていたことから、白玉粉のことを寒晒し(かんざらし)と呼ぶこともあります。白玉そのものには、特徴的な味わいはなく、主に食感を楽しみます。一般的には、白玉に甘みを加えて味付けします。例えば、きな粉や黒蜜をかけたり、ぜんざいの中に入れるのが定番です。他にも、あんみつやみつまめ、抹茶パフェなど、和風のデザートによく合います。また、健康志向が高まる近年、グルテンフリー食材としても注目されています。
カロリー・栄養成分
カロリー:100gあたり、185kcal(1個あたり37kcal)
栄養成分:炭水化物・糖質・食物繊維・たんぱく質・モリブデン・亜鉛・マンガンなど
白玉団子1個20gあたりの炭水化物量は8gです。ご飯の炭水化物量は20gあたり7.42gとなるため、ご飯よりも多いことがわかります。
(参考:カロリーSlim)
主な材料
主な材料は、白玉粉、水です。
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白玉が固くならない保存方法
白玉が固くなる原因
白玉団子の大敵は乾燥です。乾燥した白玉団子は固くなるだけでなく、モチモチとした食感まで損なわれてしまいます。乾燥に弱い理由は、白玉団子の原料であるもち米が、デンプンという成分でできているからです。デンプンは、水分と熱が加わるとモチモチとした食感になります。一方で、水分が抜けると、その特性がなくなります。温度が低いほど、その特性は加速します。
数時間後に食べる場合
2~3時間以内で食べるのなら、冷水に入れて冷蔵庫で保存も可能です。保存方法は、容器に入れた白玉団子をたっぷりの水に浸して冷蔵庫に入れるだけ。
水を入れたボウルに白玉団子を入れておくことで乾燥を防ぎ、団子同士がくっつくのも防止します。このような方法で保存しておくと、出来たてと同じような食感を楽しむことができます。それ以上の時間水につけておくとふやけてしまいますので注意しましょう。
冷凍保存がベスト
長時間の冷蔵保存は、白玉が固くなったりふやけたりします。そこで、長期間保存したい場合は、作りたてをすぐに冷凍保存するのがおすすめです。
- 茹でた白玉団子の水気をよく切ってキッチンペーパー等で軽く水を拭き取る
- 白玉団子を、バット等にのせ急速冷凍する
- 冷え固まったら、小分けにしてラップに包む
- チャック付きの袋などに入れて冷凍保存する
砂糖を加える
白玉団子が固くならないように、白玉粉に砂糖を加えてみましょう。砂糖には水分を強く引き付ける性質があります。砂糖はデンプンに含む水分と結合するので水分が抜け乾燥するのを抑えてくれるのです。入れる砂糖の量は、白玉粉の20%ほど。
もし、甘みのある団子に抵抗感のある方は、砂糖の代わりに豆腐を入れてもOKです。白玉粉と同量の豆腐を入れることで、乾燥を防ぐ働きがあるそうです。
保存期間
冷凍保存で一か月ほど保存が可能です。白玉団子自体は匂いの強いものではないため、他の食材の匂いを吸収しやすいのが難点です。冷凍臭や他の食品の匂いがつかないよう、ラップでしっかり包み、チャック付きの保存袋を使って密閉しましょう。
解凍方法
解凍方法として、「自然解凍」「流水解凍」「電子レンジ」「茹でる」「蒸す」などの方法があります。一番簡単なのは、自然解凍です。30~1時間ほどで自然に解凍されますが、長く放置すると中心が固くなります。ぜんざいなど温かいデザートに入れる場合は、解凍してそのまま使えます。冷たいデザートに使う場合は、加熱解凍した白玉を冷水に入れて完成です。
なお、自然解凍や流水解凍するよりも、加熱したほうが、モチモチ美味しい食感になるようです。
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固い白玉を復活させる方法
電子レンジの場合
- 電子レンジ対応の器に固い白玉団子を入れる
- 団子がかぶるくらいまで水を注ぐ
- 軽くラップをかけて500wで30秒ほど温める
熱湯をかける
- 耐熱ボウルに固い白玉団子を入れる
- 団子がかぶるくらいまで熱湯を注ぐ
- ラップをかけて1分ほど待る
茹で直す
鍋にお湯を沸騰させ白玉団子を入れると、生から茹でるより少ない時間で柔らかくなります。白玉団子を一度にたくさん復活させたい場合は、電子レンジよりもこの方法がおすすめです。
美味しい食べ方・アレンジ
カラフル団子
白玉団子を作る時にボウルに白玉粉と水を1対1の割合で入れ、そこに様々な食材を練り込むと、味や見た目のバリエーションが楽しめます。
使用する野菜は、トマト、ニンジン、ほうれん草、アボカド、かぼちゃなどお好みのものでOKです。野菜パウダーを使うと簡単で食感もよくなります。その他、練乳やスキムミルク、イチゴジャム、ブルーベリージャムを使っても美味しく作れます。
ココナッツミルクの白玉ぜんざい
白玉団子はココナッツミルクとの相性も抜群です!台湾やベトナムなどのアジア地域では、ココナッツミルクを使った料理やデザートがよく食べられています。
市販のココナッツミルクとぜんざいを合わせて白玉団子を浮かべるだけで、簡単に本格的なアジアンスイーツが作れます。茹で小豆やマンゴを加えるとより本格的です。
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まとめ
今回は、白玉団子の保存方法などについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 白玉団子100gあたり、185kcal(ご飯のカロリーより高い)
- 白玉団子が固くなる理由は、乾燥と低温!
- 2~3時間なら冷蔵保存でも可(団子を水に浸すのがポイント)
- 長期保存は冷凍がベスト(小分けしてラップ+密閉袋)
- 白玉粉に砂糖を加えると団子が硬くなりにくい(豆腐でも代用可)
冷たくても温かくても美味しくいただける白玉団子。たくさん作ったら冷凍保存してみてくださいね。
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