しょっぱい味わいの代表的な存在「塩」は、“手塩にかける”“敵に塩を送る”などの言葉でも使用されるほど古くから私達の食生活に密着した調味料です。
またお料理には欠かせない調味料なため、どのご家庭にも常備されているのではないでしょうか?
今回は意外と考えたことがない?!「塩」の賞味期限について詳しくお伝えしていきます。
多くの塩の色は白色をしており岩塩などの場合はピンク・赤・緑など鮮やかなものもありますが、実は塩本来の色は無色透明です。- 塩には賞味期限がない?!どのくらい保存が可能なの??
- 塩の正しい保存を再確認!常温と冷蔵での方法を詳しく解説!
- 塩にもダニが付く?!気をつけたいポイント&塩を長持ちさせるコツをご紹介!
塩には食材の脱水作用や発酵作用・固さの調整・色味を鮮やかにする・防腐効果など味わいだけでなく様々な効果があるため、上手に塩を保存して使用してくださいね!
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目次
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塩の賞味期限は10年持つ?
まずは「塩」の賞味期限について詳しく見ていきましょう。
基本的に賞味期限は無い
実は
塩は食品衛生法(JAS法)に基づき、明確な賞味期限の設定が定められていない
そのため
塩は賞味期限がない食品
ということができます。塩は経年劣化が極めて少ない
高温多湿は避けよう
塩は経年劣化が少なく長期保存が可能な食品ですが
湿気を吸収しやすい性質がある
高温多湿な環境は避ける
ようにします。 臭い移りにも気を付けて!
塩は湿気を吸収しやすい性質なだけでなく、臭いが付きやすいという性質もあります。なるべく、臭いが強いものの近くでは保存しない様にしましょう。スポンサードリンク
正しい保存方法
ここからは「正しい塩の保存方法」を保存法別に詳しくご紹介していきます。
常温保存の場合
基本的には
塩は常温保存が適している
食品です。塩を常温保存する時は
- 高温多湿な環境を避け、風通しの良い場所にて保存
- 温度や温度変化の激しい場所は避ける
- 近くに臭いの強いものがない場所
を意識するようにし
密閉性が高く蓋のある保存容器を使用
食卓などで使用する塩の場合は?
食卓で使用する塩の場合も、蓋付きの小分け容器に入れておくと良いでしょう。湿気を吸収する素材の保存容器や乾燥剤を一緒に使用するのがおススメです。冷蔵保存の場合
塩は
冷蔵保存も可能ですが、いくつか注意が必要
です。塩を冷蔵保存する時は
- 冷蔵庫から取り出した塩は、常温下に置いておくと固まりやすくなる
- 冷蔵庫内の臭いがうつらない様に気を付ける
- 冷蔵庫と室温の差によっては、塩の保存容器に結露が発生することがある
などに注意しましょう。
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ダニから塩を防ぐ方法
ここからはダニから塩を防ぐ方法について詳しくお伝えしていきます。
冷蔵庫で保存する
一般的には塩からダニが発生することはありませんが
- 湿気
- 乾燥
- 保存環境が悪い
などによって、ダニが繁殖してしまう場合もあります。塩にダニが繁殖するのを防ぎたい場合には
塩を冷蔵庫で保存する方法
が良いでしょう。ダニは低温と乾燥に弱い
乾燥材を入れる
また冷蔵保存以外の方法に
乾燥剤を使用する方法
高温多湿・直射日光を避ける
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塩を長持ちさせるコツ
ここからは「塩」を長持ちさせるコツ2つをご紹介していきますので、是非お試しくださいね!
密閉容器で保存する
塩は
- 湿気
- 臭い移り
を避ける様に
密閉容器にて保存
他の調味料が調合された塩の場合は注意が必要!
塩のみではなく、ゴマ・ハーブ類など塩以外の食材が調合されている塩の場合は保存方法が異なることがありますので、商品に表示された方法で保存を行うようにしましょう塩が固まっている場合の対処法
塩を使用する時に「固まっている」・・・といった経験はありませんか?塩は
臭いだけでなく、湿気も吸収しやすい性質
- スプーンなどで簡単に砕ける場合は、そのままほぐす
- それ以上に固くなってしまっている場合は、フライパンを使用し焦げない程度の弱火で空炒りする(水分が飛び、サラサラな塩に戻る)
- 大きな塊になっている場合は、耐熱皿を使用し電子レンジでラップをせずに約2~3分程度加熱する(少しずつ様子を見ながら加熱すると失敗なくできる)
などを行うと良いでしょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- 塩は経年劣化が極めて少ないため、食品衛生法(JAS法)に基づき明確な賞味期限の設定が定められていない
- 基本的には塩は常温保存が適しているため、密閉できる保存容器などで高温多湿を避けて保存する
- ダニから塩を防ぐためには、冷蔵保存も有効。冷蔵保存する時は冷蔵庫内の臭い移り・室温との差による結露などに注意し、使用後は早めに冷蔵庫へ戻すようにする
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