うどんやそば、冷奴などに欠かせない薬味と言えば「ねぎ」ですよね。ねぎは長ネギや小ねぎといった様々な種類がある事や、青い部分や白い部分など、使用する場所によっても味わいが変わってくるため色々な楽しみ方ができるのも特徴の一つです。
今回は、白ねぎと青ねぎの違いについて紹介していきます。白ねぎも青ねぎも同じ1本のネギから作られる薬味ですが、それぞれにはどのような特徴や違いがあるのでしょうか。そこで今回は、
- 白ネギとは?
- 青ネギとは?
- 白ネギと青ネギの違いとは?
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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白ネギとは?
白ねぎとはどのような特徴を持ったネギなのでしょうか?白ねぎの特徴や食べ方、代表的な品種について紹介していきます。
白ネギの特徴
白ねぎとは「根深ねぎ」の事で、通常よりも多く土寄せすることから「根が深くなる=根深ねぎ」と呼ばれるようになりました。市販の長ネギは白ねぎにあたります。土に埋まっている部分が多いため、日光に当たらない部分は白くなります。
日光には紫外線が含まれているため、紫外線を浴びると植物は緑色になったり、紫色の色素を形成します。なすの紫色なども紫外線を浴びることで紫に色になり、アントシアニンなどの栄養素が生まれるようになりますよ。
白ネギの食べ方
白ねぎの食べ方は、適度な大きさに刻んでお味噌汁に使用したり、みじん切りにして薬味として使用、まるごと焼いて食べるなど、食べ方は無限大と言えます。白ねぎは食感がシャキシャキしているので、お肉などと一緒に炒め物に使用しても美味しいですよ。
白ネギの有名品種は?
白ねぎの代表的な品種と言えば「下仁田ねぎ・深谷ねぎ・千住ねぎ・越津ねぎ」などが有名です。白ねぎは太さがあり、味が濃厚な点に特徴があります。生のまま食べるととても辛いのですが、加熱すると辛味が甘味に変わり美味しく食べることができます。
加熱すると食感もトロトロになり、お鍋の材料などに好んで使用されます。私の故郷は群馬県なので、冬になると下仁田ネギが必ずスーパーに並びますよ♪
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青ネギとは?
続いて青ねぎについて紹介していきます。青ねぎの特徴や食べ方、代表的な品種について紹介していきます。
青ネギの特徴
青ねぎは「葉ねぎ」と呼ばれることが多く、ねぎの青い部分が多いねぎのことを指します。葉ねぎは白ねぎに比べて細く、生のまま薬味に使用されることがとても多いです。小ねぎや万能ねぎ、九条ネギなど、どれも見た目が似ているという特徴もあります。
青ネギの食べ方
青ねぎの代表的な食べ方と言えば「薬味」でしょう。青ねぎは香りが強いため、うどんなどに少量使用するだけでもふんわりとしたねぎの風味を楽しむことができます。他にも、炒め物の彩として使用したり、炊き込みご飯などに散らすなどの使い方が一般的ですよね。
少し幅広にカットし、お肉などで巻いて焼く「肉巻き」などの材料として使用するのもおススメです。
青ネギの有名品種は?
青ねぎの代表的な品種と言えば、「九条ネギ・万能ねぎ」などでしょう。九条ネギは京都府、万能ねぎは博多と、どちらも地域のブランド野菜としてとても有名です。どちらも青ねぎですから、青い部分が非常に多いことが特徴的です。
風味はもちろんの事、シャキシャキとした食感や甘味なども抜群に美味しいですよ。
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白ネギと青ネギの違いとは?
白ねぎと青ねぎはそれぞれどのような違いがあるのでしょうか?それぞれの特徴や使い方、栄養素などで比較してみていきましょう。
好まれる地域が違う
実は白ねぎと青ねぎは、地域によって使用頻度が大きく分かれます。関西では青ねぎ、関東では白ねぎを食べる事が多いと言われています。確かに関西ではタコ焼きなどにどっさりネギが乗せられているイメージがあります。
関東では煮込みうどんやほうとうなど、鍋ものと言えば白ねぎを使用するイメージがありますよね。
元々の使われ方が違う
白ねぎや青ねぎは元々中国から伝来した野菜と言われていますが、地域によって普及した品種に違いがあったと言われています。東北地方では加賀群、関東地方では千住群、関西地方では九条群が多く広まったとされています。
そのため地域によってねぎを使用する概念が全く違うという特徴があります。例えばうどんやラーメンに乗せる薬味ねぎであっても、関東では白ねぎを刻んだもの、関西では青ねぎを刻んだものを使用することが一般的です。
栄養が多いのはどっち?
それでは白ねぎと青ねぎは、どちらが栄養面でメリットが多いのでしょうか。結論から申し上げますと、どちらも健康には間違いなく良いです!一般的には、青ねぎは緑黄色野菜なのでβカロテンや葉酸などのビタミンが多く含まれています。
白ねぎは淡色野菜と呼ばれ、緑黄色野菜ではありませんが、ビタミンやミネラルなど、青ネギに負けじと豊富な栄養素を含んでいます。
まとめ
今回は、白ねぎと青ねぎの特徴やそれぞれの違いについて紹介していきました。
この記事をまとめると
- 白ねぎは関東地方で馴染み深いねぎの種類で、土に埋まっている部分が多いことから白色部分が多いネギのこと。
- 青ねぎは関西地方で馴染み深いねぎで、たこ焼きやうどんなどのトッピングによく使用される。
- 青ねぎは3群の緑黄色野菜で、白ねぎは4群の淡色野菜に分類されるが、どちらも栄養豊富なのでおススメ!
いかがでしたか?日本のネギについて少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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