だんご粉と白玉粉・上新粉・餅粉との違いは?代用することはできる?

ぜんざいやパフェなどに欠かせないものと言えば「白玉だんご」ですよね!モチモチとした食感のお団子は、あんこやアイスと相性抜群です。今回は、お団子に使用する色々な粉の違いについて紹介していきます。

お団子と言えば上新粉や白玉粉などを使用することが多いですが、だんご粉や餅粉といった商品もあります。それぞれどのような違いがあるのか詳しく見ていきましょう。今回紹介していくテーマは、

  • だんご粉とは?
  • 白玉粉・上新粉・餅粉との違いは?
  • 代用することはできる?

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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だんご粉とは?

まずは「だんご粉」について紹介していきます。だんご粉の原料は何なのか、どのような作られ方をしているのか、詳しく見ていきましょう。

だんご粉の原料は?

だんご粉はうるち米ともち米を粉末状にした商品で、お水を加えて茹でるだけで簡単にお団子が作れる便利な粉です。うるち米は日本の精白米のことで、一般的に家庭や飲食店で食べられている「お米」のことです。

もち米は、お米に含まれているデンプンである「アミロペクチン」の割合が100%のお米の事で、通常のお米よりもモチモチとした食感になります。この2つが混ざることで、お団子特有の食感が生まれます。

どのようにつくられている?

だんご粉の作り方が製造するメーカーによって様々ですが、基本的には「米を精白してからに水に浸け、粉砕して乾燥させる」という作り方が多いです。

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白玉粉・上新粉・餅粉との違いは?

続いて白玉粉や上新粉、餅粉の違いについて紹介していきます。それぞれの特徴や原料の違い、用との違いなどに注目して紹介していきます。

原料の違い

白玉粉や上新粉、餅粉はそれぞれ材料が違うようでもあり、同じようでもあります。というのも、どれもお米を原料にしているため「米粉」と呼ばれるからです。広い分野で見れば、上新粉も白玉粉も同じとも取れます。原料をそれぞれ見ていくと、

  • 白玉粉:もち米
  • 上新粉:うるち米
  • 餅粉:もち米

このようになります。白玉粉と餅粉は原料が同じなのですが、製造方法が違うため使用感が変わってくるという特徴があります。性質の違いは後ほど紹介します。

性質の違い

3つの粉はそれぞれ原料はどれもお米なのですが、製造方法の違いなどにより粉自体の性質が大きく違います。

  • 白玉粉:きめ細かいのでツルツルモチモチとした食感を楽しめる。
  • 上新粉:歯ごたえがありずっしりとした噛み応え。
  • 餅粉:歯ごたえはあるがもっちりとした食感も感じることができる。

それほどこだわりがない場合はそれぞれの粉を代用しても良いですが、「なんか違う」と感じる方も多いかもしれません。やはりそれぞれの特性に合った調理方法がありますから、その通りに使用する方法が一番でしょう。

使い方の違い

白玉粉、上新粉、餅粉、それぞれの粉で使い方も違います。

  • 白玉粉:白玉・桜餅・大福など
  • 上新粉:桜餅・草餅・お団子・ういろうなど
  • 餅粉:求肥・最中・大福など

あまり食べ慣れない方にとっては、「桜餅も大福も同じ食感に感じる」という方も多いかもしれませんが、実は味わって食べるとそうでもないのです。本来それぞれの和菓子によって使用する粉は違うため、食感も違うのです。

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代用することはできる?

白玉粉、上新粉、餅粉、それぞれの粉は代用する事も可能なのでしょうか?代用する際の注意点などについて詳しく見ていきましょう。

団子や餅を作る場合

それぞれの粉は代用する事も可能なのでしょうか。結論から申し上げますと、全部代用可能です!お団子やお餅を作る場合、どの粉を使っても美味しく作ることは可能です。

しかしそれぞれに食感や出来栄えに微妙な違いはありますから、とことんこだわりたい!という方はしっかりと材料を確認して購入しましょう。お団子の出来栄えをそれぞれの粉で比較したページがありましたので、良ければ参考にしてみてくださいね。

焼き菓子の生地に使う場合

ケーキやロールケーキ、ホットケーキなどの焼き菓子と言えば「小麦粉」が定番ですが、小麦粉がない場合は上新粉や白玉粉などでも代用できるのでしょうか。結論から申し上げますと、こちらもそれぞれ代用可能です。

小麦粉で作るとフワフワとした食感が楽しめますが、米粉で作った焼き菓子はモチモチとした食感を楽しむことができます。小麦アレルギーの方やグルテンフリー食を実践されている方にとってはおススメです。どちらも美味しいですよね♪

まとめ

今回は、だんご粉・白玉粉・上新粉・餅粉といった米粉について、それぞれの違いや特徴について紹介していきました。

この記事をまとめると

  • どの粉もうるち米やもち米といった「米」が原料となっているが、製造方法などによって食感などが変わってくる。
  • それぞれの粉はどれも代用可能だが、食感などに微妙な違いも出るので、気になる方は正しいレシピを参考にする。
  • 米粉はケーキなどの焼き菓子に小麦粉の代わりに代用できるので、小麦アレルギーやグルテンフリー食を実践されている方はお試しを。

いかがでしたか?米粉について少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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