私たちの身の回りにあるスーパーにはどこに行っても食用のエビを飼うことができますよね。お惣菜にエビが入っていたり、居酒屋で料理として出されたり、レストランでは海老を使った料理は必ずと言っていいほど見つけることができます。
そのように私たちの身の回りにとても身近であるエビですが、ほとんどが輸入されたエビだということをご存知でしょうか?
今回の記事では、外国から輸入されるエビの種類はどれくらいあるのか、それぞれどのような特徴があるのかについて解説していきたいと思います。
今回の記事では、
- 輸入されるエビの種類はどれくらい?
- それぞれの特徴は?
これらについて解説していきたいと思います。
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日本の輸入エビは国内消費の大半を占める
日本は世界的に見てもエビをたくさん消費する国だと言われています。ですがそんなエビをたくさん食べる日本でも国内で採れたエビは10%ほどで、その他90%が輸入エビを使用しています。
こう見ると私たちの身近にあるスーパーで販売しているエビはほとんどが輸入エビだということがわかりますよね。
ではそんな日本でもとてもメジャーになっている輸入エビはどのような種類があるのでしょうか。それぞれの種類ごと詳しく解説していきます。
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輸入エビの種類
ではそれぞれの輸入エビについて詳しく解説していきたいと思います。輸入エビの特徴を知ることによってどのような料理に使うと美味しく食べることができるのか、値段や味わいはどのような違いがあるのかについて分かると思いますよ!
バナエイエビ
クルマエビ科の近縁種であるバナエイエビは、日本で最もよく食べられているエビのひとつ。
年間を通して養殖・輸入されているので、1年を通して美味しく食べられます。加熱して食べるのが基本のバナエイエビはあっさりとした口当たりと甘みが特徴で、蒸す・炒める・揚げるなどどんな調理方法にも適したエビです。
ブラックタイガー
ウシエビという和名を持つブラックタイガーは、大きくて弾力のある身が特徴のエビです。生の状態では真っ黒な見た目も、茹でるときれいな赤色に変わります。火を通してもプリプリした食感が残るので、天ぷらやエビフライなどの料理におすすめのエビです。
伊勢海老
伊勢海老というといかにも日本で収穫した高級なエビのイメージが強いと思いますが、多くの伊勢海老は輸入品です。もちろん国産品でも伊勢海老は販売しているのですが、非常に高く一般的にはあまり流通しないものです。
伊勢海老は南半球のものが非常に国産品に似ているとして人気が高く、特にニュージーランドからの輸入がほとんどです。伊勢海老は輸入することによって一年中安定して手に入れることができるというのも大きなメリットですね。
オマール海老
日本では生息していないオマール海老も、食用のエビの中ではかなり有名なエビですよね。よく洋食のレストランなどではオマール海老を使った料理を食べることができますよね。
そんなオマール海老ですが大きな爪が特徴で欧米では日本の伊勢海老に当たるほど高級食材になっているそうです。オマール海老はロブスターとも言われており、ほとんどの輸入先がカナダやアメリカです。
そしてオマール海老のピークはクリスマス前からお正月です。高級レストランやホテルなどの食事ではオマール海老を使った食事がたくさん提供され、とても豊かで香ばしいオマール海老の味わいを楽しむことができます。
最近では安く仕入れられるオマール海老も増えてきており、安価な値段で提供するお店も増えてきていますので是非一度食べてみてはいかがでしょうか。
大正海老
大正海老とは正式名称をコウライエビといいます。あまりメジャーなエビではありませんがたくさんの種類があるクルマエビの種類のひとつです。
大正海老はとても甘みが強く加熱しても赤みが出ないのが特徴的です。大将海老は天ぷらやエビフライ、エビチリ、炒め物、煮物など非常に様々な料理に使うことができます。
大正海老は中国や朝鮮半島の沿岸に生息しており中国や韓国からの輸入がほとんどになっています。ほぼ全てが冷凍で輸入され、非常に安価な値段で仕入れることができます。
芝海老
芝海老という意味はかきあげや炒め物などに使われる非常に小さな小型のエビです。元々は東京湾で取られていたものですが輸入品の方が安く大量に仕入れることができるようになったため、国産の芝エビはかなり少なくなっています。
非常にやわらかく甘みが強い上に上品な旨味があるのが特徴で、国産の芝エビは非常に高級品となっています。一方で輸入の芝エビは国産の芝エビと味も香りも風味も同じですが安価で仕入れられることから主流になってきています。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- 日本のエビは9割が輸入したエビ
- 国産の海老はとても高く高級品として扱われている
- 国産の海老と比べても輸入のエビはほとんど変わらない質を持っているため、必ずしも国産のエビを選ぶ必要はない
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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